2017年5月30日 (火)

イタリアの職人シリーズが100点目になりました。

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2001年から始めたイタリアの職人シリーズが、この作品で100点目になりました。まあ、100点と言っても、同じ職人さんを何度も切り絵にしたり、一つの作品に複数の職人さんが登場してる事もありましたけどね。とりあえず100点目。感慨深いもんですね。

100点目の作品は製本職人のパオロ・ブルスコリさん。サイズは40×60cm。1881年創業の4代目です。「製本職人」としましたが、革製の化粧箱や鞄など、革製品なら何でも作る。
作品にしたのも、近所の家具職人から頼まれた仕事です。家具の一部に緑色の革を貼って、金箔を押して装飾を入れている場面。この道具は先が回転するタイプで「ルォータ」と言います。
趣味がカヌーと言うだけあって、金箔押しをする腕はとても力強い。

イタリアの職人シリーズは100点目だけど、日本の職人シリーズはまだ15点。こちらももう少し作らないとね。

ちなみに、大きいサイズの風景画(50×100cm)は5点、A4サイズ以下の大きさの風景画は266点制作しました。
名画の模写は8点、図鑑シリーズは動物、花、楽器、イタリア関係を合わせて749点仕上がってます。

イタリアの職人シリーズ以外は2002年末にイタリアから引き揚げてから制作した作品ですね。
イタリアの職人シリーズも、イタリアに住んでた頃に作ったのは6点目までだしね。この15年で大小取り混ぜて1122点の作品を作った事になるのか。

な~んか、色んな物を作った気がするなあ。

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2017年3月19日 (日)

明日から豊田で個展です!

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画像は今回の展示会場であるホテルフォレスタヒルズの和食、「花の里」のディナー。魚料理シリーズの一環として制作しました。鯛の唐揚げです。

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こちらは洋食「フォンターナ」のディナー。オニオンのタルトに乗った帆立貝と鰆のローストです。

2点ともサイズは20×30cm。これまでの魚料理シリーズ倍以上の大きさです。

新技法「切り絵ヌード」もだいぶ慣れて来ましたねえ。料理とポンペイのモザイクの模写しか作ってませんが、色々と可能性は広がりますね。

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で、この2点の切り絵がフォレスタヒルズさんのご好意でポストカードになりました。個展を見に来たお客さんにプレゼントします!

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と言う訳で、明日から個展でございます。

20日(月)~26日(日)
11:00~18:00
ホテルフォレスタ2階ロビー

どうぞよろしくお願いいたします。

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2017年3月18日 (土)

干支シリーズ、おまけ

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昨日のブログで発表した干支シリーズMK-Ⅱの補足です。

丑年のみデザインがオス・メスがあります。最初、おっぱいがあるメスを作ったんですけど、このシリーズは自分用、ご家族用に買われるお客さんが多いでしょうから、ならば男性用・女性用と両方を作っておくべきかなと思いまして。

続いて、没デザインも公開。失敗したコピー用紙の裏側に描いてるいてるので、いずれ捨てますが、デザインが決まるまでの過程も面白いのでスキャンしました。

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左上がネズミ、右上がウサギ、左下がヒツジ、右下がトラです。

スケッチの段階ではなるべく可愛く、漫画チックに作ろうとしてます。

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トラの第2案。干支シリーズ12種全て同じ金額にしたいので、デザインによって複雑さに差が出さないようにしないといけない。このスケッチだと線が多過ぎる。
ポーズは体を斜めに、顔をこっちに向ける構図はこの段階で決定してます。

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ウマとタツ。ウマは体を跳ね上げて動きのあるデザインにする事はこの段階から決まってます。
タツはタツノオトシゴですね。図鑑シリーズと共用する事も考えていたので。架空の動物のタツを使いたくなかったんです。

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イヌとウマの第2案。イヌは走らせて躍動感を出そうとしたんだけど、正方形の中に入れる事を考えると、どうしても小さくなっちゃうので。

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ヘビの第1案。これが一番苦手。あまり不気味な感じにしたくないので。なるべくシンプルに、しかしシンプル過ぎると他のデザインとのバランスが崩れるので、適度に複雑に。模様を入れて調整しようとしてます。

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失敗したコピー用紙の裏に描いてるので、見にくいですけど・・・。
左側にトリ。右上にウシ、右下にイノシシですね。第1段階からトリはニワトリ、ウシはホルスタインを使う事が決まってました。

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ヘビとイノシシの第2案。正方形の枠に入れた場合の事を考えてデザインしてます。ヘビはスペース全体を使うように配置。イノシシは全体的に丸っこく。いずれも子供のヘビ、子供のイノシシってイメージで描いています。

以上はだいたい昨年の夏ぐらいに描いてました。年末にこの方向で下絵を描こうとしたんですけど、どうも安っぽくなりそうなので断念。1ヶ月ほど悩んだ末、いつもの図鑑シリーズみたいな感じでまとめました。

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で、ここから10cm四方の紙に直接下絵を描いて行く。満足出来るデザインが出来たら、直接切って行くので、失敗した下絵しか残ってなかったりします。
上の画像は巳。なるべく単純な形にしようって事で、円形に描いてみたけど気に入らなかった。結局図鑑シリーズのマムシの模様をコーンスネークの模様に変更する事でデザイン完了。

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左が図鑑シリーズのマムシ、右が干支シリーズの巳。向きも左右反転させてます。

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辰の下絵。下の方にOKと書いてあるけど、切った後で尻尾が気に入らなかったので修正。落款を押すスペースが無かったので更に修正と、決定するまで手間取った。

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寅の完成品。これと色調を統一したヴァージンを6点仕上げたんだけど、ちょっと顔がきついのと、縞模様が複雑すぎて、他の干支とのバランスが悪いので、顔を優しくして縞をちょっと減らしました。背景の色も完成版では黄緑色ですけど、こちらはオレンジ強めで作ったので、スカイブルーになってます。

完成させた後なので、勿体ない気もしますけど、お客さんに出す前に出来る限り良い物に仕上げないとね。

と言う訳で、もうじき豊田市の個展です。
お近くにお住いの方々、見に来て下さいませ。

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2017年3月17日 (金)

干支シリーズMK-Ⅱ

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上の画像は1999年に制作した干支シリーズ。黒い紙を切って、裏から白い画用紙を貼っただけというシンプルな物。イベントや切り絵教室の教材として使ったり、いろいろと頑張ってくれましたが、そろそろデザインをリニューアルするかって事で作りました。

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干支シリーズMK-Ⅱ(マークツー)です。サインを入れる代わりに落款を押しました。

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こちらはセカンドカラー。干支シリーズって家族向けにご購入される方が多いので、干支が被ってる場合を考えて色替えヴァージョンも作ってみました。ウシのみちょっとデザインを変更。

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更に色調を統一したヴァージョンも作りました。赤、青、黄、緑、桃、紫の6種類。(戦隊物みたいだね。)実はこちらを先に作ったんだけど、やっぱり普通に仕上げたのも欲しくなったのでフルカラーヴァージョンを2種類追加したんです。 

・・・どんどん深みにはまって行くみたいだ。この忙しい時にわざわざ面倒くさい事を!8種類×12点で合計96点も作っちゃいました。

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せっかくなので、全部公開しちゃおう。流石にきつかった・・・。

と言う訳で、フォレスタヒルズの個展で展示します。サンプルとしての展示で、受注で制作します。お持ち帰りは出来ませんので、ご了承下さいませ。

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2017年3月16日 (木)

カオスな毎日

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職人シリーズの新作です。60×60cmで、星形ランプ職人のステファノ・キティさん。

ステファノさんは義弟のファブリッツィオさんと一緒に働いています。この星形のランプは彼らの特製品。見ていて非常に楽しい形をしてます。
一昨年のクリスマスには彼らのランプがマッジォ通りの装飾に使われたそうです。

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工房で取材をしてた時には気が付かなかったのですけど、ステファノさんの左肩の上に魚の形をした金属のレリーフが見えますね。これは多分、近くで工房を開いてる鉄細工職人のプッチョさんの作品でしょう。このレリーフの中に電球を仕込んで照明器具に仕上げます。・・・しかし、プッチョさんって相当ご高齢のはずなんだけどなあ。お達者でしょうか。次回イタリアに行く時には訪ねてみようかな。(何度も会ってるけど、私の顔を覚えてないんだよ。)

いろんな発見が工房の中に溢れています。「ムムッ!これはひょっとして・・・。」って何かを発見出来た時は私の密かな喜びです。

この作品、11月の名古屋の個展のDMに使う予定なので、来週から始まる豊田市の個展では出すの止めようかと思ったけど、やっぱり出す事にした。出し惜しみせずに、今の私を見てもらいましょう。後の事は考えなくて良い!!

個展まであと3日。出す作品は全て出揃ってるけど、いろいろやる事はあるんだよなあ。ひょっとしたら個展の会期中も睡眠時間を削りまくって制作してるかもしれない。何を先に片付けるべきなのか、考えれば考えるほど混乱する。カオスな毎日だ。たまにはノンビリとバカンスでもしたいもんだね。ハワイとかさ・・・。(何故ハワイ?)

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2016年12月25日 (日)

メリークリスマス!

昨日・今日と、お日柄もよろしく、皆様におかれましては良いクリスマス休暇をお過ごしの事と思います。

さて、クリスマスとは全く関係無い、図鑑シリーズの新作の発表です。今回は私の友人が撮って来た写真を元に制作しました。

まずは学生時代の友人のKさんの写真から3点です。サイズは全て9×9cmです。

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ニホンアマガエル。いや、もう可愛い!!田んぼに行けば簡単に見つかりそうなんだけど、田んぼを歩く機会が無くってね。Kさんに良い写真を撮ってもらえて良かった。

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オニヤンマ。トンボ界最大の大物。私はまだ見た事ありません。雨宿りしてるとこを撮影したそうです。

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コノシメトンボ。似た種類が多いので判別するのが難しかった。オスは成熟すると全身が赤くなるそうです。こいつはメスかな?

Kさんは前にも写真を提供してもらって切り絵にしてます。Kさんのシリーズは合計10点になりました。また良い写真があったら送って下さいね。

後はFBでつながりのある友人たちの写真を元にしました。投稿写真で良い物があればお願いしてます。自分で撮った写真も良いのですけど、他人の視点と言うのも面白い。

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埼玉のTさんから。カブトエビです。学研の「科学」のおまけに卵が付いて来たっけなあ。「生きた化石」チックな厳めしい姿がたまらん。

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静岡のOさんから。モンキアゲハです。蝶好きなので、作品に出来て嬉しかった。アゲハ蝶は写真に撮るのは大変です。カメラのピントを合わせる間に飛んで行っちゃうんだよね。

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フィレンツェ在住のN君から。オウシュウサイカブトムシ。ファーブル昆虫記にチラッと出て来ました。主役にはなってないんですけど、やっぱりカブトムシって少年の心をつかみますので。フィレンツェに住むようになって、初めて見つけた時は大喜びでした。N君は工房の庭で見つけたそうです。

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福岡のKさんから。タイノエ。漢字で書くと「鯛の餌」餌のふりしてタイの口の中に入り込み、体液を吸うんだそうです。つまり実際に餌になってるのはタイの方だったと。タイの口の中をのぞくと、けっこう居るそうですね。大きいのはメスで小さいのがオス。Kさん、見つけた時に卒倒しなかったかしら・・・。

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鹿児島のSさんから。オカヤドカリ。キョロンとした目が可愛いねえ。オカヤドカリと言う名前の通り、陸に上がって生活してます。でも乾燥には弱いので、貝殻の中に水を入れておくんだって。なかなか賢い。

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鹿児島のSさんから。(上のSさんとは別の人です。)センチコガネ。
センチとはcmの事じゃなくて、雪隠がなまったんだって。雪隠ってトイレの事ね。つまりこいつは糞にたかる虫なわけですけど、このメタリックな色は虹を着ているようで非常に美しい。・・・まあ、触ろうとは思わないけどね。

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アサヒガニ。こいつは私の撮った写真より。鹿児島の魚料理の店「ごえん」さんで出してもらいました。この後、解体されて酢の物になります。美味しかった!

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楽器シリーズも1点作ったんでした。大阪府のTさんより。Tさんはウクレレ奏者なのです。これを作る時に、いろいろと助言をしていただきました。

と言う訳で、今年友人から提供していただいた写真を全て作品にしました。

皆様、今年もあとわずかになってまいりました。
風邪など引かぬように、良い年末をお過ごし下さい。

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2016年12月 3日 (土)

その名も切り絵ヌード!!

魚料理シリーズのように、部品だけで構成した切り絵を「切り絵ヌード」と呼びます。イタリア料理で「ラビオリ・ヌーディ」という、皮を使わずに具だけで食べるものがあるので、これにちなんで名付けました。(ヌーディはヌードの複数形ね。)

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画像は「イッソスの戦い」の模写切り絵の部品。個展でこれをお客さんに見せて、説明する時に「魚料理シリーズと同じ技法です。」と言ってたのですが、技法に名前が要るなと。

・・・あまりピンと来ませんかねえ?

それは兎も角、「イッソスの戦い」の模写切り絵が完成しました。

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サイズは28×52cmです。切り絵ヌードでどこまで細かく作れるか挑戦してみました。
かなり緊張する技法です。一度貼ったらやり直し出来ない。おまけに貼って行く内に反対側はどんどん位置がずれて行く。辻褄を合わせるのに大変でした。
まあ何とか完成出来た。黒い紙を使う切り絵とは、また違った雰囲気が出て、非常に面白い。
この技法を応用すれば、もっと面白い表現も出来そうです。単純に「紙を切って貼る」という事でも色んな可能性が見えて来ますね。

さて、イッソスの戦い。
元になった絵はモザイク画で、ポンペイのファウノの家の床モザイクです。火山灰で埋もれてしまったので、所々が剥落しています。現在、ポンペイではレプリカが飾ってあります。本物はナポリの考古学博物館にあります。

5月の滞在ではポンペイには行ったんですけどね。ナポリの考古学博物館は行かなかったなあ。次回は絶対に行こう。

イッソスの戦いはマケドニアのアレクサンダー大王のペルシア遠征の図です。対するはアケメネス朝(ペルシア)の王、ダレイオス3世です。マケドニア軍が4万人に対して、ペルシア軍は10万人。数で劣るマケドニアでしたが、アレクサンダーの巧みな用兵によって、ペルシア軍は半数が戦士。ダレイオス3世もアレクサンダー自らの攻撃により負傷し、命からがら戦場を後にする・・・。

と、こんな話ですね。

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若く野性的で生命力に満ち溢れているアレクサンダー大王。予備知識が無くても、この顔を見れば「アレクサンダー大王」と分かっちゃうような・・・。素晴らしい表現力ですね。
しかし、周囲が大きく剥落しているので、上半身の部分だけでも残ったのはラッキーでした。

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こちらはダレイオス3世。アレクサンダーに比べると、顔色が青ざめていますね。圧倒的な数を誇る軍勢も壊滅し、至近にアレクサンダーの姿を認め、恐れおののく・・・。実に人間くさい表情。
このダレイオス3世も人柄も伝わって来るような、素晴らしい出来栄えです。
私はこのモザイク画でダレイオス3世のファンになりました。

兵士や馬もとても生き生きしています。このモザイクの家の持ち主、きっと大勢のお客さんを呼んで自慢した事でしょうね。ああ、贅沢な暮らし。

作ってて楽しい作品でした。この技法、モザイクとの相性も良いみたいです。ラヴェンナのモザイクも切り絵にしてみようかな。

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2016年11月23日 (水)

切り絵で抽象画

名古屋の個展で公開した作品です。

昨年1点だけ展示したら、評判良かったので調子に乗って4点作りました。

サイズは4点とも23×18cmです。ルネサンスの名画を元に、直線と円で構成して、随所に筆ではねたようなテイストを加えました。色は名画の色を再現しました。

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ラファエロのヒワの聖母より。「希望」とタイトルを付けました。

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ミケランジェロのトンド・ドーニ(聖家族)より。「祝福」と付けました。

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ダ・ヴィンチの聖アンナと聖母子より。「慈愛」としました。

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ボッティチェリのマニフィカトの聖母より。「讃歌」にしました。

切り絵で抽象画って、あまり見ませんね。強いて言えば、マティスが作ってたっけなあ。まあ、今回の作品も抽象って程じゃない。もっと形を崩して行くべきだったかなと、ちょっと反省してます。遠くから見ると、元絵が何となく分かるんだよね。
今回はルネサンスの名画を元にしたけど、考えてみたら自分の作品を元にしても良い訳だ。もっと言うと、元になる作品など無くても良い。「誰も見た事が無い世界」を作る事が出来る。そもそも、自分自身がどんな作品に仕上がるか、想像出来ない・・・と言うよりも作りながらイメージを固めて行く割合が高い。こういうのを「ライブ感」って言うんでしょうかね。

色々と可能性の広がるテーマですね。来年も続けて行こう♪

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2016年11月22日 (火)

切り絵漫画「西遊記」

名古屋の個展で公開した作品です。今年の手作り年賀状に孫悟空を作ったのですけど、物語調に名場面を作ったら面白いなと思いまして15点制作。切り絵漫画と名付けて、一つの額縁に入れました。1点当たりのサイズは15×15cmです。

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孫悟空誕生。火果山から生まれた石の卵から生まれました。

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悟空、仙人に弟子入りする。

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仙術を会得した悟空は増長して天界の軍と戦う。相手をしているのは那托という蓮の精。封神演技では主役級のキャラクター。

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大暴れする孫悟空。筋斗雲に乗って地の果てまで達した証拠に落書するが、じつはお釈迦様の掌の上でした。

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五行山に閉じ込められて500年。取経の旅をしている三蔵法師と出会う。

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三蔵の弟子になった悟空でしたが、乱暴なのは直らず。言う事を聞かない時は三蔵の呪文で頭が締め付けられる。

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花嫁泥棒をしていた猪八戒。悟空が花嫁に化けて寝室に潜り込んでいました。慌てて逃げる八戒。

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流砂河で旅人を喰らう沙悟浄の登場。八戒と対決だ。

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「やい、孫悟空!!」「何だ!?」と返事をすると、アラ不思議。金角・銀角の持つ不思議な瓢箪に吸い込まれてしまいました。

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赤ちゃんの形をした果物、人参果。一つ食べると7千年も寿命が延びるそうです。・・・って、気味が悪い。食べれるものか!!

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子母河の水を飲むと妊娠するってさ。三蔵様と八戒がお母さんに!?

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一年中、炎が燃え盛る山、火炎山。火が強過ぎて先に進めない。

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火炎山の火を消すのに、羅刹女の持つ芭蕉扇が必要。借りに行った悟空でしたが、吹き飛ばされてしまった。

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羅刹女の夫の牛魔王があらわれた。天と地を揺るがす戦いが始まった!

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天竺到着。長い旅は終わりました。

と、こんな感じでございます。魚料理シリーズと作り方は同じですが、着色は缶スプレーで。15色使いました。作ってる途中は楽しかったんですけどね。出来上がったら色画用紙で作ったのと、同じになっちゃいました。

来年はピノキオを作る予定。やっぱりエアブラシでグラデーションを付ける方が良さそうですね。

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2016年11月21日 (月)

魚料理シリーズ

名古屋の個展で展示した作品を紹介して行きます。
まずは新技法の魚料理シリーズから。作品のサイズは1点を除いて15×15cmです。
太字は展示の際に付けたタイトルとキャプションです。展示した順番に画像を貼って行きますね。では、個展に見に来た気になってご覧下さい。

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キンメダイの煮つけ
御前崎にて食す。洗練の一品。

まずはブログでも紹介したこの作品から。制作は7月。一度失敗してて、パーツを貼る位置がずれて全体がガタガタ。不味そうなキンメダイが仕上がった。発表出来るレベルになるまで大変でした。

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海の幸のリゾット
眼前に広がる地中海、冷たい白ワイン、そして海の幸のリゾット。これ以上贅沢な昼食があるだろうか?いや無い。

魚料理シリーズ第2号。制作は10月末。個展前に一気にこのシリーズを完成させようと思いまして、一番難しいのに挑戦しました。コツをつかんだので、非常にスムーズに仕上がりましたね。米粒まで表現したせいもあって、シリーズ中で一番パーツ数の多い作品です。
・・・完成してから気が付いたけど、魚は入ってなかったね。

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鰻丼特上
しかし、最近は鰻の値段が高くて嫌になっちゃう。


何人かのお客さんに「わざわざ特上って書いてある!」と笑われちゃいました。鰻丼並を切り絵にしてもねえ・・・。実際特上を食べたので。肝吸いも付いてるし。

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秋刀魚の塩焼き
妙齢の女性は旬の秋刀魚のようだと言われる事があるらしい。

このキャプションはどういう意味かというと、女友達が20代後半の時に親戚の叔父さんに言われたんだそうです。言われた方は、あまり嬉しくなかったらしい。
この作品は最後に作りました。シリーズを15×15cmで統一したかったのですけど、この季節に魚料理を出すのであれば、秋刀魚を作らないわけにも行かんなあと思って。慌てて近所の定食屋に走って、写真を撮って美味しくいただきました。スダチは付いてなかったので、自分で付け足した。スダチは要るよね。
サイズは10×25cmです。

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フィッシュ&チップス
フィッシュがドーン、チップスがガーン、エール飲んでイエーイ!!テンション上がってチアーズ!!

2014年にロンドンに行った時に撮った写真です。不味いと評判のイギリス料理ですが、そんな事は無い。非常に美味しく楽しい。
エールが非常に美味しそうと評判でした。配色もコントラストが強くて、本当に夜遊びしてる雰囲気。

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鯖の塩焼き定食
脂の乗った鯖、最高!!明日も頑張ろう。

鯖の塩焼きもさることながら、味噌汁と大根おろしに注目が集まりました。 

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握り寿司
よおし、今日は奮発してお寿司を食べに行こう!!

色使いが華やかなので、この作品も人気がありました。

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鮭弁当
お金無いので、今日はこれで。

キンメダイから始まって、すーっとご馳走を食べ続け、奮発してお寿司を食べたら、お金が無くなったので、最後はホカ弁になった・・・。
まあ、美味しいけどね。鮭弁。

と言う訳で、作った本人が一番楽しかったので、見に来たお客さんにも楽しんでもらえたようです。

「何か、お腹すいて来た・・・。」とか「食べたくなって来た・・・。」なんて感想が多かったんですね。一番の褒め言葉でございます。

従来の切り絵は、黒い紙を切って裏側から部品を貼って仕上げますが、 この技法は黒い紙を抜いて部品だけで仕上げてあります。食べ物なんかは非常に美味しそうに仕上がる。来年はイタリア料理シリーズで行きますか。ピッツァ・マルゲリータとビステッカ・フィオレンティーナ(フィレンツェ風Tボーンステーキ)は確定。後6点ぐらい作りたいなあ。何にしようか?

 


 

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