2008年3月16日 (日)

イベント用の切り絵。

Photo 19日より始まるイタリアフェアでの実演用の切り絵。すべて切り終わった所。実演では着色したパーツを貼って仕上げていく工程をやります。はみ出さずに糊で貼るだけなので、機械的な作業ですが徐々に仕上がっていくので見ていて面白い(はずだ)。

上が20×15cm、フィレンツェのシニョーリア広場にあるペルセウスの像。このペルセウスの像は前にも切り絵にしているのですが、正面からの構図だったので、今回は後方から。「あのペルセウスの像はお尻から見る方が良いよ。」と私に言ってくれた友人がいるので。念のため言っておきますが、この友人はゲイではない。無論私もゲイではないのでお間違えなきよう。描き込み過ぎてわかりづらいデザインですが、色が入れば見やすくなります。

下が10×15cm、フィレンツェの猪の像。みやげ物の屋台が軒を連ねる場所にあります。口の部分にお金を置くと下に落ちるのですが、下に開いている穴に上手く入れば再びフィレンツェに来れるんだそうだ。鼻に触ると幸せになれるとも言われている。だから鼻の部分はピカピカになっている。

この2点はフィレンツェの風景シリーズの19、20点目になります。完成したら秋の名古屋の個展に展示しますので。

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2008年3月 9日 (日)

今、こんなの作ってます。

004_2 たまには切り絵職人のブログらしく、現在制作中の作品の画像でも公開しましょうかねという事で。新作をアップする事は少ないですからね。あまり見せ過ぎると個展に来てもらう意味が無いので、本当は見せたいのだけど自制しているのいです。

というわけで画像をご覧下さい。比較用に100円玉も横に置いて撮影してあります。5cmぐらいの大きさのフィレンツェのドゥオーモです。ドゥオーモというのは、その土地の一番重要な教会のことですね。

かなり小さい切り絵です。作品としては今までで一番小さいのは図鑑シリーズで9cm四方ですね。でもこれはそれより小さい。

「極限まで小さい作品を作ってみよう。」と考えたのではなくて、実はこの切り絵は新作の職人シリーズの一部です。

現在制作しているのは、フィレンツェ式モザイク職人のロベルト・マルッチさん。彼は工房でモザイクの教室もやっているので、壁にはこれまで生徒が作ってきた作品が一面に並べられているのです。001_2

下の画像が工房の壁です。本当はモザイクが壁にかかっているのではなく、モザイクをカラーコピーした物が貼ってあるのです。(実物のモザイクは生徒さんが記念に持って帰るしね。)でも私の作品では実物のモザイクとしてデザインしてあります。

ドゥオーモのモザイクは丁度真ん中に掛けてあります。かなり多くのモザイクが掛けてありますが、これで大体1/3ぐらい。まだ2/3も残っていますが、細かい作業ですが、いろんな絵が描けるので作ってて楽しい。

まだ貼ってない部分は保護するために新聞紙で包んであります。壁の手前には仕事をするロベルトさんがいますが、そこはもう既に仕上がってます。現在この壁のモザイクを残すのみ。ここまで仕上げるのに1ヶ月半かかりましたな。完成には後2週間ぐらいかかりそうです。

完成したら全体像も公開しますのでお楽しみに。

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2008年2月 1日 (金)

おまけその2。

Img_3706_2 スケッチブックに挟んであった作りかけの切り絵。京都の錦市場で見かけたカマスの干物。サイズは10×15cm。

2004年にここまで作ったので4年も放置状態です。制作中に「これは、あまり良い作品にはならんなあ・・・。」と思っても一応最後まで仕上げる主義なので、このように作りかけのまま置いてあるのは珍しいです。

この作品、デザインも気に入ってるので仕上げても良いのですが、元々ミニシリーズの一環として作ったものなので、これ1個だけ仕上げてもなあという思いがあるのです。

ミニシリーズと言うのは、2003年より毎年1点テーマを決めて15点小サイズの切り絵を作っているのです。一昨年はナポリの風景、昨年はフィレンツェの風景シリーズ、今年はまだ作ってないけどトリノの風景の予定です。

で、イタリアの風景だけでなく、日本の風景もミニシリーズで作ろうと考えた結果、「京都・錦の市場シリーズ」になったのですが、ご覧の通り形になったのは1点のみ。

・・・この作品、完成する日は来るのだろうか。

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2008年1月31日 (木)

おまけ。

001 気分転換に作ってる図鑑シリーズ。画像は切り終わった状態。

このシリーズ、すでに完成したものと合わせて100点ぐらいあるかな。300点ぐらい出来たら絵本にしたいですね。出版してくれる所があるかどうかわかりませんが。

・・・制作ペース遅れてるのに、こんなの作ってちゃいけませんねえ。職人シリーズに集中しなきゃ。

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2008年1月30日 (水)

制作の途中経過。

Photo_2  昨年の10月以降、職人シリーズの新作が完成してませんね。10月は名古屋、12月は東京で個展があったし、2件ほど制作の依頼があったので怠けていたわけではないですが・・・。

とりあえず5点、同時進行でやってます。今日ようやく全て切り終えました。画像は引っ繰り返してあるので左右逆になってます。この状態では何が描かれているかわからないでしょうけどね。フィレンツェ式モザイク職人、金箔貼り職人、椅子職人、製本職人、陶器の絵付け職人です。

この後エアブラシで真っ黒に塗りつぶす。後は1点ずつパーツを作って色を塗って貼り付け。この繰り返しです。今年は4月初めににイタリア行きなので、3月中に全部仕上げるのは・・・難しいなあ。まあ、やるだけやってみよう。

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2007年10月11日 (木)

自分で自分の首を絞める!?

Serie_di_encicropedia2_001_3  個展もいよいよ来週です。以前のブログに書いた大作ですが、既に完成しております。別に手を抜いて素早く仕上げたわけではなく、真面目に制作してたら予想よりも早く仕上がった。

一週間ほど余っちゃいましたが、テンション上がったままなので、もう一点作って名古屋の個展に出す事にしました。(東京の個展には出さない。)ただ一週間では大作を仕上げる事は無理なので、図鑑シリーズをやる事にした。まあ、気分転換に始めたシリーズで、ほんの小手調べの作品ですが、作ってて楽しいから。

図鑑シリーズは9×9cmのサイズで動物や鳥、昆虫なんかをデザインした切り絵です。2年前に36種類作ったのですが、今回は新たに34点追加、合計70点で一つの額に収めて展示するつもりです。画像1は新しいデザインでインパラSerie_di_encicropedia2_002_3  。アフリカの野生動物ってかっこいいなあ。70点既にデザインは終わってるけど、これじゃ足りないんだよな。今回デザインしなかったけど、作りたい動物はまだまだあるのだ。・・・切りが無いね。

画像2は以前作ったデザインでコウテイペンギン。古いデザインの物も全部作り直し。前に作った物は色紙を貼って仕上げたんだけど、今回はエアブラシでグラデーションをかけた紙を貼る。 画像3は前に作ったコウテイペンギン。色は同じだけど、グラデーションをかけた方が画面が明るく感じる。Serie_di_encicropedia_068

前のデザインも気に入らなかったのが何点かあるので、新しくデザインして差し替える。いい機会だな。

ナイフの握り過ぎで指はマメが出来てるし、うつむいて制作しているので、肩こりは酷くなってる。疲れも相当たまってて眠いのですが、テンションは上がってます。過酷な状況だからこそ燃える!なんか自分で自分の首を絞めて楽しんでるようですな。よくマゾヒスト呼ばわりされます。ハッハッハ。

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2007年8月28日 (火)

たまには近況報告でも。

Img_3652 1ヶ月以上、昔の作品ばかり公開してたので近況報告をば。

と言っても「女の子と海へ行った。」なんて話は全然無いです。6月に帰国して以来、ほとんど休み無しで制作しております。帰国直後に高校の同級生とランチ、小学生の同級生のジャズピアニストのコンサート、友達の個展に2回、合計4回外出しただけですねえ。まあ定期的にジムは通ってるので、完全に家に閉じこもってる訳じゃないですが。

で、現在制作中の作品。時期的に夏休みの成果みたいな感じですな。全部切り終って、この後真っ黒に塗りつぶすのですが、その前に記念写真。燃え尽きたような顔で写ってますが、大変なのはこれからなのである。色を付けたパーツを貼っていかなきゃならない。全体の工程としてはようやく6割が終わった所ですな。

画像からは何が描かれてるのかわからないでしょうけど、「とにかく大きくて細かい作品」を作っている事だけ理解してくれればいいです。公開は名古屋及び東京の個展にて。ブログやHPでは公開しないのであしからず。

ウェブ上では立体感は出ないし、縮小しているわけだから細かい部分もつぶれちゃうので、私としてはやっぱり実物を直接見てほしいです。普段隠している作品も展示するので10月には名古屋、12月には東京の個展をお忘れなく!!

「遠方なのでとても個展に行くのは無理。でも見たい!」という方はメールアドレス教えてくださいませ。

さて、ここ数年は「より大きく細かく丁寧に」という方針で制作してます。今回の作品は1×1,5mなので、これまでの最大のサイズです。2年前から暖めていたネタなので、今の自分に出来る最高の作品に仕上げたい。

でかい作品の制作って気持ち良いですよ。机からはみだしちゃうので床に置いて作業するんだけど、あちこち動き回る事になるから身体全部使う。机上で指先だけ使ってこまごまとした作業じゃないからね。完成させるまで大変だけど、難しいからこそ気持ちも燃え上がるというものです。

しかし後1ヶ月半で間に合うのかなあ。個展の案内状の宛名書きとか、額縁の準備とか、いろいろ忙しい中での制作になりそうですが。・・・ううむ。

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2007年3月31日 (土)

絶好調!

Img_1934 ミニシリーズ「フィレンツェの風景シリーズ」15点の下絵と切り出しが終了。すごく集中して制作が出来たので、昨年の「ナポリの風景シリーズ」より5日間も日数を短縮出来ました。

ここ一年の間に少しは腕が上がったのかもしれませんが、やはり作ってて楽しかったからでしょうね。これまで作ってきたナポリや骨董市、ミッレミリアの風景も好きなんだけど、7年間ずっと住んでいた町ですからね。今回ふと思いついてフィレンツェの風景に決めたんだけど、いやー本当に絵になる町だ。「何で今までやらなかったのだ!」って感じですな。身近にありすぎると魅力がわからなくなるものですかね。改めて「町中が美術館」という形容がピッタリ来る事に気が付きました。

考えてみればフィレンツェの風景で今まで描いた事があるのはドゥオーモと注文で作ったピッティ宮殿ぐらいでした。ベッキオ宮殿もサンタクローチェ教会もサンロレンツォ教会も描いた事が無し。初めて描いたけど、ものすごく楽しかった。同じ建物でも角度を変えてみれば別の「絵になる風景」が現れる。こうなると15点しか作らないのがもったいないですね。何しろ今回描かなかった建物はいくらでもあるのです。ウッフィッツィ美術館、レプブリカ広場、シナゴーグ、中央市場・・・。切りが無いですね。

「フィレンツェ三十六景」いや百景ぐらい作れちゃいそうです。このシリーズは続けていこうかな。

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2007年1月28日 (日)

堂々巡り

バイオリン職人の切り絵を制作予定でしたが、予定を変更しました。現在マンドリン職人をやってます。この作品、6月には切り終ってたんですが優先すべき作品が他にあったので半年以上も放置してたんですよね。久々に引っ張り出してみたが、半年前に制作していた時の感覚を思い出せずに苦労しました。

このマンドリン職人の工房はナポリにあるので、作品を見せに行くことは多分無いでしょうから(完成したらメールしてお礼を言おうとは思ってますが・・・。)5月のフィレンツェの職人展に間に合わせる必要もないし、6月以降に制作再開すれば良いかと思っていたのです。

しかし、この工房を取材させてもらったのは2年も前なので、この理由で延期していると永久に完成しないのではないかと・・・。

と言う訳でマンドリン職人をまず仕上げて、次にバイオリン職人とオルゴール職人を4月末までに制作する。他にも木彫家とフォルテピアノの修復職人の切り絵も仕上げなきゃならんのですが、この2件はものすごく気合を入れて制作したいので(それぞれ3ヶ月以上はかけるつもり。)来年中に・・・。

で、マンドリン職人ですが、色のイメージが固まらないので数日間悶々としてました。悩んだ末に今までの色使いとはちょっと違うイメージが浮かんできまして、頭の中で完成までのシミュレーションをやってみて、「よし、行ける!!」と、筆を取りました。

しかし作ってみた色が、どうもしっくり来ない。いろいろ手を加えているうちに結局いつもの雰囲気になってました。・・・あの悩んだ時間は何だったんだろうなと。

まあ、じっくり考える時間はあったので、同じような色使いと言っても少しは深みを出せそうな気がしてます。年末までノルマを優先的に考えて、みっしり詰まったペースで制作していたので、今回はある意味で贅沢な時間の使い方をしたかもしれませんな。

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2006年11月24日 (金)

2点、切り終わる。

Img_1866 ここんところ風邪を引いてまして、ずっと喉の調子が悪いです。昨日の晩なんか咳が出て眠れやしない。さすがに堪りかねて今朝病院に行ってきました。貰ってきた薬を飲んだら、だいぶ良くなってきたみたいです。やっぱり早めに病院に行って病状に会った調剤をしてもらった方がいいですね。グズグズしてたおかげで今週ついにジムに行かなかった、ちくしょうめ!

制作は順調に進んでまして(エアブラシ使ってるから喉の具合が悪化したのかも・・・。)本日2点切り終わりました。画像は上に写ってるのがミクロモザイク職人のトラベルサーリさん(サイズ50×50cm)、下が陶芸家のパンパローニさん(サイズ40×50cm)。下に白い紙を敷いて撮影しております。

ここまでは同時進行でやってましたが、ここから先は一つ一つ仕上げていく。トラベルサーリさんの方が複雑だから、こっちを先にやるかな。

2枚目の画像はそれぞれの裏側。元々白い紙に下絵を直接描き込んで、それを切って行くから引っくり返すと真っ白の紙の切り絵になってます。この後、裏も表も真っ黒に塗りつぶすんですけどね。Img_1865_1 レース編みみたいで、これはこれで綺麗だ。こういう「白い切り絵」の作品も作ってみたいですね。いや、実はアイデアは有って、かなり具体的なイメージも固まってるんだけど、実現させるだけの時間が無いんだよなあ。今は職人シリーズだけで手一杯でさ。

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2006年11月20日 (月)

下絵終了。

Img_1864 現時点で下絵が2点終了。ミクロモザイク職人のトラベルサーリさんと陶芸家のパンパローニさん。さほど苦しまずサラッと下絵がまとまったな。そろそろ気合入って来たので明日から切り始める。

今日は他に年賀状のデザインも済ませた。毎年頭を悩ませるが調子に乗ってるせいか、これもすんなり決まった。大変良い気分です。時間があまったので部屋の掃除もしました。さっぱりしましたな。まあ、明日から切り始めると一気に紙くずだらけになるんだけどさ。

・・・考えてみるとノルマとしては遅れてるんだよな。にもかかわらず気分的に余裕があるのは何故だろう。

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2006年8月19日 (土)

意味無いのか!?

制作の方は、パーツを切って、色を塗って貼る作業に入っております。サイズが大きいので、どこから手をつければいいか戸惑ってましたが、色のイメージも固まって来たので調子よく制作を進めております。とは言っても、まだまだ完成には遠い道のりですがね。

ジムに通いだしてから昨日で一ヶ月経ちました。で、体重を計ってみたら1kg増えてました・・・。体脂肪も同じように増えてたので、トレーニングの成果が全く出てない、どころかむしろ太ってる!!

トレーニング後は疲れるので昼食の後、昼寝をしてます。その後も疲れが残るので夕食後も少し眠る。で、夜になっても疲れているのでストンと眠りにつきます。・・・これがまずいんでしょうかね。いや太ったのは、どうでもいいのだが(本当はよくないけど。)こう寝てばかりでは制作の時間が減ってるような・・・。今のところトレーニングしてもいい事何も無いなあ。まあ、もう少し続けて疲れない体になるまで頑張ってみるか。

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2006年8月14日 (月)

ためこんだ宿題

Img_1834お墓参りと親戚との昼食会の後、家に帰ったけど疲れてたみたいで昼寝。起きてから制作を再開。まあ今日はのんびりと作業を進めた。

今日は今まで切り終わった状態で置いておいた5点の作品を全部黒く塗りつぶした。元々白い紙に下絵を描き込んで切っていくのすが、かならずしも下絵どおりに切るわけではないし、鉛筆の線も残ってたりするので。

真っ黒に塗りつぶした切り絵は、白い紙の上に置くとコントラストが強くてとても美しい。しかし私の切り絵は色を付けることを前提でデザインしているので、これからパーツ切りと色塗り、貼りの工程になる。あああ、めんどくさい。しかし、時間と手間をかけるからこそ面白いのだ。

画像は5点全部白い紙の上に乗せて撮影したもの、一番左上が1m四方の作品。この5点は6月に帰国して以来、切り終わるところまで済ませておいた。10月の個展までに1m四方の作品は仕上げるけど、あと何点が間に合うかですね。本当、全部終わるのはいつだろう。見ていて気が遠くなります。真面目にやってんのに、なんでこう宿題がたまったんでしょうねえ・・・。

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2006年8月13日 (日)

これで一区切り。

制作中の切り絵、全て切り終えました。切るのだけで合計7日間かかりましたな。今までの最長記録です。次はパーツを切って色を塗って貼る工程。これが一番長くかかる。毎日頑張っても一ヶ月半はかかりそうだ。

明日は一日休み。親戚が集まってお墓参りと宴会。まあ指の方が限界でナイフを握るのがそろそろつらくなって来たので丁度良いかな。

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2006年8月11日 (金)

さあ、大変だ。

4日間遊んじゃったので今日から制作再開。1m四方の作品ですが、4日かかってまだ半分ぐらいしか切り終わってません。という事は全部切るのに後4日かかるって事ですな。8月半分終わっちゃうよ。個展までに・・・これはなんとか間に合うとしても、もう1点仕上げるのは難しいな。

当分の間は遊びに行かんぞ!

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2006年8月 4日 (金)

エンジン始動

Img_1830 名古屋の個展に向けて制作中の作品、今日から切り始めました。この作品、私の最高傑作になるはずなので、個展までは公開せずにおこうと思いましたが、一部だけ見せちゃいます。

仮面職人のアゴスティーノ・デッシさんの工房です。壁にも天井にも仮面が吊ってあり、まるで宝箱の中に迷い込んだみたいです。仮面の種類も様々で、動物や太陽や月を模したのもあれば、悪魔や妖精、天使やピエロ、骸骨もあるし、ルネッサンスの巨匠の作品を立体化した物(画像の右側にミケランジェロのダビで像の仮面が見える。もっともこれは大きすぎて人はかぶれないけど。)イタリアの伝統的なデザインもあったりで、一つ一つ丁寧に見ていくと一日終わっちゃうぐらいです。

私の切り絵でも、「これは外せないよな。」っていう仮面を全て描き込むには、今までの最大のサイズ1×1mが必要だったわけです。

で、今回はサイズの大型化に伴い、強度を補うためにいつもよりぶ厚い紙を使った。ティッシュの箱に使われてる紙と同じ厚さなので、ものすごく切りにくい。・・・はずだったのですが、もう慣れました。今のところ良い感じに仕上がってます。今日はいろいろと新しい素材の状態を確認しながらやったので、全体の10分の1ぐらい切り終わったかな。ともあれコツをつかんだので、明日からはもう少し早いペースになると思う。エンジン全開だな。

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2006年7月 8日 (土)

気合入れて行きますか!

フィレンツェに滞在中は取材に集中して作品を作る事はないので、帰国間際になると「一刻も早く家に着いて制作したい。」という風になります。みんな私との別れを惜しんでくれるのですが、肝心の私はきもそぞろで帰ってからの制作の手順を考えてたりします。我ながら薄情だなあ・・・。

帰国後は多くの職人さん達から受けた刺激の余韻がまだ残っているので、「この作品を最高傑作にしたる!!」ぐらいの意気込みで制作を始めます。こうして自分のテンションを高めて、完成させるまで集中力を持続、この繰り返しで少しずつ前に進んでいると思う。

さて、ここん所いくつかの作品を同時進行で進めて来ましたが、そろそろ10月の名古屋の個展での目玉になるべき作品に取り掛かる時期みたいだ。職人シリーズでは今までやった事のない大きいサイズ。紙も今まで使ってきた紙では強度的に頼りないので、より厚い紙を手に入れた。ちょっと試しに切ってみたが、切ると言うより打ち抜くような感じだったな。だが使える。

最近、名古屋で行われた切り絵の合同展を見に行ってきたのですが、その時に自分の作品には力強さがまだまだ足りないと思った。要するに細かすぎるんですな。それは自分の持ち味ではあるけど、今の自分の作品に力強さが加わっても何の問題も無い。

この作品をモノに出来れば、一つ上の境地に入れるはずだ。今が自分の全てを賭ける時だな。

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2006年3月24日 (金)

ナポリの風景シリーズ。

IMG_0064 ミニシリーズ「ナポリの風景」ですが、昨日全部のデザインを終えて全て切り終わりました。全部で15点。画像をクリックすると大きい写真が出ますが、それでも細かすぎて何が描いてあるかわからないはず。おいおい完成した作品からアップして行きますので、しばしお待ちを。

「サイズは小さくても細かく丁寧に。」がモットーなので、職人シリーズ(簡単なやつ)よりも大変だったりします。これ全部4月14日の出発までに仕上げなきゃならない。スケジュール的にきついので、しばらく缶詰ですな。ラストスパート。これさえ仕上げれば一応今期のノルマは達成できるので、時間が余れば他のネタにも手を出せる。

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2006年3月22日 (水)

ピッツァ・マルゲリータ

nopoli ここん所、ブログでは名画シリーズの事ばかり書いてきましたが、その間もちゃんと制作はやってます。

今やっているのは、5月のフィレンツェの職人展用の作品。ミニシリーズと言って、10×15cm、15×15cm、15×20cmの3種類のサイズで、同じテーマの切り絵を15点制作しています。これは1年に1シリーズ、大作の合間に気分転換で作り貯めようと考えていたのですが、去年と今年は気分転換やってる暇が全然無かったので、締め切り間近になって15点いっぺんに作ることになった。1点1点はさほど難しくないけど、15点まとめて作るとなるとかなり大変です。まあ、まとめて作るほうが時間の短縮にはなるんだけどね。(速けりゃ良いというものではないけど、タイムレースってのも結構楽しい。)

今年のテーマは「ナポリの風景」。昨年の滞在でナポリ在住のマンドリン職人を取材したのですが、ついでに風景写真も撮影して来たので。

今日のブログで発表するのは最初にデザインして切り終わった3点。いずれもサイズは10×15cmです。

1番上は「グラ二ータの屋台」。グラニータとはかき氷の事です。フィレンツェでも売ってますが、屋台ってのは見た事が無いですね。レモンのシロップをかけて食べるのですが、夏の暑い日は口の中がさっぱりするので、ジェラートよりも好きです。

2番目は「スフォリアテッラとババの店」2つともナポリの名物お菓子です。スフォリアテッラはパイ生地の中にクリームチーズが入った菓子。ババはドーナツにシロップをかけたもので、画面右側の人形が乗ってる物がこのババ。スフォリアテッラはチーズの酸味が良くあってて好きですが、ババはちょっと甘過ぎて苦手。シロップかけて、更にチョコレートクリームをかけたりするので、ちょっともうこれ以上は・・・って感じですね。

3番目はピッツア職人。ああ、これも職人シリーズになっちゃってますね。スコップみたいな形の巨大なスプーンで、ピザをかまどに出し入れしている所。右側では別の人が2枚目のピザに取り掛かっている。

ナポリには2泊滞在したのですが、結局昼夜とも全部ピザを食べてました。「一人じゃちょっと食べきれないぞ、こりゃ。」ってぐらい大きいピッツアとビールで700円ぐらいだったので、高い物を食べに行く気が失せたのもあったけど、やっぱり本場のピザは上手いよ!!で、いろんな種類の具のピザを食べましたが、マルゲリータが一番美味しいですな。マルゲリータというのは、トマトとモッツッァレッラチーズ、バジリコだけのピッツア。一番シンプルなピザが一番美味い!

ピッツァはマルゲリータに始まり、マルゲリータに終わる。俊寛

しかし、日本の宅配ピザってのは、なんでああ変なメニューばかりなのでしょう。「焼肉カルビ」だの「照り焼きチキン」だの「もちコンボ」だの、この前なんか「大名古屋スペシャル・フォー」なんて訳のわかんないものがメニューに載ってました。いや、あれはあれで美味いんだけどさ、普通のイタリア風ピッツアがあってもいいじゃん。まあ、ちゃんとしたイタリア料理の店に行けばあるんだけど、忙しくて外食に行ってる暇が無いのだ。

フィレンツェで靴屋の売り子をやってたエレナ姐さんは、ある日新入りのバイトで入ったアルゼンチン人の女の子の仕事振りと態度が悪いのに腹を立て、一通りその子の悪口をまくしたてた後、「おまけに、あいつの国ではピッツアにマヨネーズ付けて食べるって言うのよ!ああ、気持ちが悪い!!」と私に訴えた。「いや、それは日本人も好きだけど・・・。」とは怖くて言えませんでした。

3点とも食べ物関係ばかりになってますが、ちゃんとした風景の切り絵も作ってますので。続きは次回に。

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2006年3月 3日 (金)

今回の職人さんについて。

IMG_0052 昨日は2005年後半から今まで制作した作品の撮影をやってもらいました。帰りにタコ焼きを買って食べました。ずーっと食べたかったのですが、最後の10日間は外出しなかったので満を持して食べたって感じで美味しかったです。

昨日書かなかった作品の解説をば。

サイズは100×70cm。現在私が作れる最大の大きさです。切り絵の魅力は刃物で紙を切った線の個性にあります。しかし大き過ぎる作品だとある程度距離を置いて見ることになるので、線が描いたように見えてしまう。となると、切れ味として認識出来る限界がこのサイズではないでしょうか。ただもっと複雑で大きい作品を作りたい欲求は常に持っているし、大きい作品はやはり迫力が違いますからそのうち挑戦します。自分の限界と切り絵の表現の限界は乗り越えて行きたいので。

IMG_0052 今回の作品のモデルはブロンズ職人のカルチナイ兄弟。工房の屋号を「ブロンゼット」といいます。イタリア語では語尾に~エットか~エッタと付くと愛称のようになるので「ブロンズ君」とでも訳すべきですかね。工房があるのはフィレンツェの旧市街を取り巻く城壁のすぐ内側、ローマ門の近くにあります。また、作品にも描かれている窓の外は資材置き場を兼ねた中庭になっていまして、突き当たりの塀の向こうにボーボリ庭園の森が見えるという、すごく良い環境にある工房です。

上の画像が兄のシモーネ、下がピエルフランチェスコ(長い名前だ。)で、ブロンズや真鍮でランプや燭台を作っています。また、前のブログにも書きましたが、ブロンズ像の縮小レプリカも作っている。こういったのは別の彫刻と組み合わせてオリジナルの作品になる。

兄貴の方が私より一つ年下の33歳、弟は28歳と、今まで私より若い職人を制作した事もあるけど、父親とセットで描いているので、どちらかというと年配の職人が主役で、息子の方は脇役といった扱いでした。今回初めて二人とも私より若い職人を作りました。といっても職歴は高卒から働いているので、3年間会社員をした後切り絵を始めて、未だ駆け出しの私とは職歴に差があります。

この兄弟とは私が3年前から毎年参加しているコルシーニ大公夫人の職人展で知り合いました。今年は第11回になりますが、彼らは最初から参加している常連で、前回制作したモザイク職人のスカルペッリの息子、レオナルドとも友達です。2人とも人懐っこい性格なので、私ともその後友達になって時々飲みに出かけます。サッカーと女と酒が好きで仕事も遊びもガンガン楽しむと、見ていて飽きませんね。彼らの工房を取材に行ったら、鼻歌を歌いながら仕事をしていました。しかも歌詞に無理矢理私の名前を織り込んで・・・。この作品もそんな雰囲気なんですけどね。普段にぎやかに鼻歌を歌いつつ、集中する一瞬だけ歌が途切れるという。

ちなみに彼らのお母さんは工房の事務を担当していますが、兄弟とは正反対に物静かな方でした。「そりゃ、一人ぐらい静かなのが居なけりゃ駄目でしょ。」だそうです。

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2006年3月 2日 (木)

終わった!!

IMG_0052 新作完成!!

また徹夜しちゃいました。今回の制作では3回目の徹夜ですね。その内2回はトリノ五輪見てたついでに制作してた感じだけど。

眠いので寝たいのですが、今日は朝から最近制作した切り絵8点を写真屋さんで撮影してもらうので(だから徹夜して完成させるしかなかったのです。)ずっと起きてます。とりあえず部屋がゴミだらけになっているので掃除します。やれやれ。

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2006年2月24日 (金)

エッチなカレンダー。

IMG_0048昨日は制作をしながら、トリノ五輪の女子フィギュアスケートを見てました。徹夜で。荒川選手が金メダルを取ってくれたので、興奮して結局その後も眠らずに今日一日制作してました。おかげではかどった。

それにしても、すばらしい演技でしたな。私は普段あまりスポーツ観戦はしませんけど、その私でも感動したぐらいです。荒川選手もすごかったけど、村主選手は銀メダルを取っても良かったんじゃないかと思いました。採点が低すぎるよなあ。

ともあれ、今日一日上機嫌で制作出来ました。

画像は制作中の作品の部分。壁に貼ってあるカレンダーです。この工房では窓の両脇の壁に違うカレンダーが貼ってあります。隣の部屋にも別のカレンダーが貼ってあります。こういった物も職人さんの個性が良く出る部分なので、作ってて楽しい部分ですね。夜中にこういう物を喜んで作ってるというのも暗いなあ。

この部分は後の楽しみでとっておいたんですが、これを仕上げたという事はそろそろ完成が近づいて来ました。集中してやれば、なんとか今月中に完成出来るかな。フィギュアスケートの選手達も日ごろのたゆまぬ努力あってこその結果でしょうから、私も頑張らなくては。(うまく2つの話をつなげた。)

IMG_0050

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2006年2月23日 (木)

ブロンズ像

IMG_0047 画像は制作中の作品の一部。作業机の上に置いてあるブロンズ像2体。白い部分はまだ貼ってません。

このブロンズ像は南イタリアのレッジョ・ディ・カラブリア(イタリアを足にたとえるとつま先にある町。サッカーの中村俊輔選手の所属しているチームもある。)の博物館にある「リアチェのブロンズ」の小スケールのレプリカ。リアチェというのは、このブロンズ像が引き上げられた海がある町です。盾と武器を持った戦士の彫刻ですね。南イタリアでは大昔ギリシアの植民地だったので、こういったギリシア様式の彫刻が時々発見されます。愛・地球博でイタリア館で公開された、踊るサチュロスも同様ですね。

何年か前に南イタリアを貧乏旅行した時、レッジョ・ディ・カラブリアに立ち寄り、このブロンズ像を見ました。圧倒的な存在感と迫力がある作品でした。

しかし、この時の旅行で同じようなブロンズをこれより先に見てまして、保存状態はこれより悪くて、片手、片足が無かったりするけど、そちらの方が印象が強く残りました。ブリンディシという町(イタリアのかかと辺りにある町)の教会付属博物館で見たんですけどね。他に人がいなかったのでゆっくりと見れたというのもありましたけど。こちらのブロンズも海底から引き上げられた物で、ダイバーが海底から一つ一つ破片を拾って、修復するという気の遠くなるような作業の様子を撮った写真も展示されてました。「これって本物の宝探しだなあ。」とちょっとロマンチックな気分でしたね。

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2006年2月17日 (金)

進行状況

IMG_0044 最近はトリノオリンピックを見ながら作業を進めております。さほどスポーツ観戦が好きなわけではないが、思わず力を入れて応援しちゃいますね。

さて、制作の方は貼り込みをしております。サイズが100×70cmという、僕が作れる最大の大きさなので配色のイメージをつかむのに時間がかかりましたが、ようやくつかめて来たのでここ数日間は楽しく制作しております。

写真は作品の一部で、工房の壁に貼られた新聞や額に入った写真、ほこりをかぶった帽子など。こういったどうでもいい物に手を入れていくのは楽しい。まあ、こんな物も職人さんの性格が出てたりするしね。

ところで、下の方にお尻が2つ写った写真があるけど、どういうシチュエーションだろうね、これ???右側にビキニの女性が写ってて、どうもプールらしいけど・・・。

しかし、まだ先は長いな。ここん所ホームページの更新も滞っているけど、これが完成しない限り、いろんな事が先に進めないんだよねえ。

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2006年2月 4日 (土)

切り終わりました。

IMG_0039 全部切り終わって、エアブラシで真っ黒に塗りつぶした所。切るだけなら3日かかりました。今回は途中で京都旅行が入ったので、リズムを取り戻すのに多少時間はかかりましたが、2日目ぐらいからデザインナイフを持つ右手の親指が痛み出していたので、中日に休息を取ったのは丁度良かったかも。何しろ昼も夜もナイフ握ったままだからね。

さて、これからパーツを作って貼っていきますが、今回まだ色のイメージが固まってません。モデルになった彼らはいつもにぎやかに仕事をしているので、落ち着いた色よりも原色をガンガン使った派手な色の方がふさわしいかな。

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2006年1月31日 (火)

切り始めました。

IMG_0036 毎度毎度、変化の無いタイトルですな。しかし、私は一日中制作しているので、事実変化の無い毎日を送っているので、他に書きようが無いのだ。

ブログを始める前、靴職人でブログをやっている友人が「俺が俊寛だったら、書くことが有り過ぎて困っちゃうけどな。」と言っていたが、いざやってみると書くことが無さ過ぎて困っちゃっている。

朝から切り始めて、現在の様子。5分の1ぐらいかな。寝る前までにせめて4分の1ぐらいまでは切りたいですね。まあ、速ければいいというものでもないから焦らずに行こう。

ああ、そういえば、昨日変わったことがあったな。珍しい人からメールをもらった。フィレンツェに居た時の留学生仲間からだ。5年ほど前に彼が先に帰国して以来、音信不通だったのが、偶々私のホームページを見て連絡をくれたのだそうだ。こういう事があるとネットって便利だよね。

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2006年1月30日 (月)

制作再開!

IMG_0035 下絵の段階までは年内に終わっていましたが、色のイメージがつかめなかったので、別の作品(家具修復職人とモザイク職人)を先に仕上げました。毎年5月に合同展の参加と取材も兼ねてフィレンツェに行くのですが、今年は4月から行くかもしれないのでまともに制作出来るのは3月一杯。であるから、今期制作する職人シリーズはこれが最後になります。なんとか2月中に仕上げて、3月はミニシリーズを15点仕上げる・・・。ちょっと難しいなあ。今月は会わなきゃならん人も多いし・・・。まあ、やれるだけやるしかないですね。当分缶詰だ。

今回はブロンズ職人。カルチナイ兄弟。兄貴のシモーネの方(左の太った人物)は私より1歳下。弟のピエルフランチェスコは28歳。・・・って、前作のレオナルド・スカルペッリが31歳だから、私が制作する職人の最年少記録更新だな。

ブロンズ職人というのは、ブリキや真鍮でランプやロウソク立てを作る職人さんです。彼らの工房では大型のランプをよく作っています。今回のサイズは1m×70cm。私が作れる最大の大きさです。最後に一番大変な物が残っちゃったわけですね。しかし、大きくて複雑な物ほど燃えるので、これからしばらくは高いテンションで制作出来そうです。

今日はとりあえず下絵のチェックのみ。描き足りない所を塗りなおしたり、いらん物を塗りつぶしたりしました。明日から気合入れて切り始めます。

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2006年1月27日 (金)

疲れた・・・。

IMG_0032 新作完成!

モザイカ・フィオレンティーナ職人のスカルペッリ父子。徹夜して仕上げたので、今朝完成して、朝ごはんを食べた後眠ってしまいました。昼には起きて部屋の掃除したり(紙くずだらけ!)次の作品の準備したりで、まだ寝足りないので今日は早めに寝ます。続きは明日にでも。

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2006年1月19日 (木)

新作スタート。

IMG_0031 火曜日から新作を始めています。今回はモザイカ・フィオレンティーナの職人、スカルペッリ父子。サイズは70×50cm。

左の写真は主役のスカルペッリ父がすでに貼ってありますが、この作品は10月末に下絵の後、切って黒く塗りつぶす所までは済ませてありました。しかし、色のイメージが決まらなかった為にしばらく放置してありまして、先に家具修復職人の方をしあげてしまったという訳です。結局全体を黄色いトーンでまとめることになりましたが、黄色やオレンジ、赤を基調にした配色って、しょっちゅうやってるんですよね。つまり得意な色使いなんですけど、言い方を変えるとワンパターンと言う事で・・・。自分でも毎回同じような色ばかり使いたくないので、前の作品はちょっと変えてみたんですけどね。(あまり変わりばえしなかったかな?)今回は悩んだ末、結局いつもの色になってしましました。まあ、回数を重ねるごとに技術は上がっていくので、同じ色調でもより深みを出す事を目標にしていきましょう。

それにしても・・・黄色の絵の具ばかりすぐ無くなるなあ。他にも赤と白、黒が消費量が激しい。逆に使わないのが青系の色ですね。青い絵の具は10年前に買ったのがまだ箱の中にあります。

あと、写真右上の黄色い部分は、線が細くてちぎれそうだったので裏から余った画用紙をマスキングテープで止めて保護してある。

モザイカ・フィオレンティーナ(フィレンツェ風モザイク)に関しては、私のホームページの資料集を参照してください。

http://homepage2.nifty.com/shunkan/archivio%202001.html

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2006年1月16日 (月)

新作完成。

IMG_0029今までこのブログと平行して、mixiという会員制のブログもやっていましたが、二重に日記を書くのが苦しくなってきたので、今後しばらく日記を統一する事にしました。mixiからもこちらにアクセス出来るはず。

さて、 ようやく作品が完成しました。壁の部分を仕上げるのに一日、床の部分に一日かかっちゃった。やれやれ、長かった。

70×70cm。家具修復職人のマリオ・チウッリさん(手前)とロベルト・オルソリさん。タイトルは・・・その内考えよう。

今回はブロンジーノの絵画っぽいイメージの色でまとめてみましたがいかがな物でしょうか?雰囲気は出ていると思いますが、ちょっと地味な作品かな。

このブログで公開している写真は私のデジカメで撮ったものですが、ホームページには私の撮った写真などとても出せないので、現在公開している物に関しては知り合いの写真館に持っていって撮影してもらった物です。ある程度、作品がたまってから撮影してもらうので、今回の作品がホームページに登場するのはもうちょっとかかります。また、ページを作ってみて画面上で見栄えが良くなければ出さないかもしれません。やはり、ホームページ向きのデザインってありますからね。あまり複雑すぎるものだと、パソコンの画面だと小さすぎて何が描いてあるのかよくわからなくなるので。

まあ、一番良いのは実物を見てもらう事なんですが、(立体感と迫力が断然違うのです!!)今のところ日本での展示会の予定が全然無いんですよね。「いい加減に第2回目の個展やりなさい!」と怒る方もいるので、そろそろ本気で画廊を探しに外に出ます。

しかし、次から何を日記に書こうかな。基本的に同じ事の繰り返しなので、書く方も読む方も飽きるかも・・・。

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2006年1月14日 (土)

あと、もう一息?

IMG_0026 缶詰になって制作しております。

いつも通り、上の写真が表から、下が裏から撮影したものです。写真の下の方に私の足の指が写ってますがお気になさらずに。

今日、やっと壁と床を除いた部分が終わりました。後はまず壁を貼って、最後に床を貼れば完成です。

この二つの部分は画面の大部分を占めています。つまり、この部分の色次第で作品の全体のトーンが決まるので、かなり神経を使って作業する事になります。最後の難関ですね。床のパーツも細かいからパーツ数多いし。

色のイメージはだいたい決まっているので、あとは今まで作ってきた部分と違和感が出ないように確認しながらやって行きます。

IMG_0027 下の写真で黄色いテープのような物が見えますが(ちょっとわかりにくいかな?)これはパーツ貼りをしていくとその部分が重くなって、細い線で支えている部分が作業していくうちに千切れる事が多いので、ある程度貼って面積が大きくなった部分を画用紙でつないでいく。こうすると補強になるから、細い線も千切れない。たまたま手元に以前使った黄色い画用紙があったので細く切って使用した。

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2006年1月 6日 (金)

謹賀新年

IMG_0022 皆様、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申上げます。

12月30日に雑事を全て片付けてからは、制作に集中しています。流石に元旦は比較的のんびりと過ごしましたけどね。貧しい青春だと思うが、まあ仕方ないですね。考えてみたら年中日曜日みたいなもんだし・・・。

ここ3日間は、きりのいい所まで終えてから床に入るので、毎日午前4時ごろに寝ます。まじめに制作したおかげでだいぶ進みました。 いい気分です。今全体の半分ぐらい貼りましたかね。写真は今日貼り終わった所までの状況と、引っくり返した裏側です。順調に今のペースを保持していれば来週末ぐらいに完成出来そうです。

休む間も無く、次はフィレンツェ式モザイク職人と、ブロンズ職人の切り絵が控えております。どうやら今年の5月もフィレンツェに行くことになりそうなので、4月中に上記2点と、ミニシリーズを仕上げなきゃ・・・。けっこう厳しいなあ。

IMG_0024

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2005年12月31日 (土)

途中経過。

IMG_0020 年末なので、いろいろと雑事に追われてなかなか制作の時間も取れませんでした。

写真はこのブログを書いてる現在の作品の状況。あまり進んでませんね。すでに200パーツ程切り抜いてあるので、今日寝るまでに、色を塗って貼って、出来る所までやる。

下の写真はこの作品を裏返した物。白い部分が貼ってあるパーツ。こうすると全体の進捗状況が良くわかる。今まで大き目のパーツを貼っているので、全体の5分の1ぐらいかな。

さて、あと何日で完成出来るかな。

IMG_0021 大晦日なので、世間並みにこの1年を振り返ってみる。

今年の大きな事というと、前半は3月の東京での初の個展と、5月のフィレンツェでの職人展。後半はパソコンの学校に通って自分のホームページを作った事ですね。展示会は次の仕事へつなげることが出来たし、HPはこれから良い宣伝になるかと思います。多くの人と交流出来たのは、良い財産ですね。

来年は、より質を高めた作品を作る事を目指すのは当然として、そろそろ日本での次の個展を開きたいので画廊を見つける事と、少しは体力をつける事ですかね。

それでは、当ブログとHPをご覧の皆様。2006年も皆様にとって良い年でありますように。切り絵師・俊寛をこれからもお引き立てのほどを。

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2005年12月28日 (水)

パーツ貼り。

IMG_0018 まず最初に、12月27日の18:00から翌28日0:00過ぎまでに私のホームページをご覧になった方へ。

トップページその他が大変見苦しいことになっておりました。すみません。

ここしばらく私のホームページのイタリア語版を作っていました。日本に住んでいると、日常生活でイタリア語を使う事はないので、次第に忘れていきます。以前「アルジャーノンに花束を」という本を友達から借りて読んだ事がありますが、その小説で主人公が次第に記憶と知性を失っていく恐怖感と、私がイタリア語を忘れていく不安感がよく似ています。「アルジャーノンに花束を」はアメリカの小説ですが、日本でもユースケ・サンタマリアさん主演でドラマ化していますね。・・・何の話かというと、こういった状況下でイタリア語版を作ってまして、12月27日にようやく全ての文章の翻訳が完了しました。(まあつづりの間違いはたくさんあると思いますが・・・。)で、パソコン学校の教室でUPしてみた所、いくつかのページで画像がうまく出ていなかったのです。これをしばらくいじっているうちに、トップページと作品集の一部が文字化けしまくっちゃいまして、打ち直すのに時間がかかってしまいました。原因は何だったんでしょうね・・・。

現在、何とか元に戻って、イタリア語版の方も全てきちんと見れるようになっています。やれやれ・・・。

さて、本業の制作の方ですが、以上述べたトラブルで今日はさっぱり進んでません。白画用紙から切り抜いたパーツに色を付けて、裏側から貼りこんだのが今回の写真です。これでだいたい150パーツぐらいでしょうか。

貼る順番は実際の風景でも手前にある裳のから貼っていきます。写真でも職人さんや机を貼ってから床のパーツを貼ります。こうすると紙の厚みのぶんだけ立体感が出る。切って塗って貼る、この繰り返しで作品を仕上げて行きます。(地味な作業だ。)

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2005年12月27日 (火)

パーツ切り。

IMG_0015 久しぶりのブログです。前回描いたのが21日でしたが、その後、色のイメージをつかむのに時間がかかりまして、あまり進んでません。昨日は朝起きたら腹が痛んで、夕方まで痛みが治まらなかったので、寝ていたというのもありました。

現在は左の写真より少しは進んでいます。明日は新しい記事をUPするので、とりあえず前回の続きをば。

右側に見えるのは化粧箱(クッキーやティッシュなんかの箱)をばらした物にマスキングテープという粘着力の弱いテープをくるっと丸めた物をくっつけ、それに白画用紙から切り出したパーツをくっつけた物です。私の作品では基本的に