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2017年9月16日 (土)

チヴィタ・ディ・バーニョレージョ

Civita_di_vagnoreggio_a

怒涛の個展前制作ラッシュでしたが、締切ギリギリで完成させた作品です。

チヴィタ・ディ・バーニョレージョ、20×30cmです。魚料理シリーズで完成させた新技法「切り絵・ヌード」で仕上げてあります。黒い線による切り絵から脱却して、部品だけを組みあわせる技法ですね。

あの技法も開発して1年が経ったので、そろそろ「新技法」でもないよなあ・・・って訳で、今回の個展で一通り作って、以後は「新技法」と言うのは止めるかって事で。

Battaglia_di_isso

12月に作った「イッソスの戦い」。これが名画の模写代表。

Img_1796

個展のDMに使っちゃったフィレンツェモザイクのリトアナ。職人シリーズ代表ですね。
ちなみに、今回の個展では大人気でした。大勢のお客さんが「印象的です。」と褒めてくれました。それを聞いた本人が喜ぶかどうかは知らんけど。お子は本気で怖がってたしな。
・・・罪の意識がして来たので、今年中には可愛いリトアナを作ろう。

ともあれ、この技法でそれぞれのモチーフを仕上げるとどうなるか分かりました。どっちが良いかなんてのは、お客さんの好み。従来型の切り絵の方が良いってお客さんも多かったですね。

将来的にはこの技法をどんどん発展させて、更に新しい表現が出来たらなと思っています。

Img_7242


チヴィタ・ディ・バーニョレージョはオルビエートからバスで40~50分ぐらい。17世紀に地震で町の周囲が陥没して孤立してしまったので、長い間無人の町でした。1920年代に橋が作られて、今は観光地化に成功したのでホテルやレストランなんかもあります。住んでるのは数世帯らしいですけどね。
霧が立つと雲の上に浮かんでるように見えるので「天空の城ラピュタ」のモデルになったそうです。

雲に浮かぶチヴィタも見てみたいけど、私は切り絵にした写真のようなのが好きだな。荒々しく削り取られた地面が自然の猛威を感じさせる。それでもなお、そこに在り続ける町の姿に人と人が作り出した物の尊厳も感じる。

最近は日本のメディアにも取り上げられる事が多い町です。機会があれば一度行ってみると良いですよ。一見の価値有り。

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