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2015年12月30日 (水)

今年最後のお仕事♪

図鑑シリーズで切り終えた時点の物があったので、それを終わらせてから新作に取り掛かろうと思ってましたが、一昨日仕事の依頼が来ました。
と言っても、図鑑シリーズと同サイズ、同じテーマ。ついでに作っちゃえるんですな。全部完成したので、お披露目です。

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まずはその他の生物と昆虫類。
上段左 マテガイ 全然形は違うけど、アサリなどと同じ二枚貝の仲間。私はまだ食べた事無いです。ちなみに資料写真は鹿児島のイタリアン、イル・チプレッソさんより。どんな風に調理したんでしょうねえ。

上段右 カミクラゲ 一番美しいクラゲと言われる。これは横浜八景島のシーパラダイスで撮影したんだっけ。暗い水槽の中で泳いでました。光って見えたな。髪の毛のように長く伸びた触手が美しいんだか不気味なんだか・・・。

下段左 ハキリアリ 葉を切り取って巣に運び、この葉にキノコを植え付け栽培し、それを食べる。農業をするアリとして有名です。作品では葉の上に小型のアリが乗ってますけど、同じ働きアリです。小さいのは葉を切り落としたり、細かい作業を行う。大きい方は運搬専門と、分業されてるそうです。

下段右 タランドゥスオオツヤクワガタ ハキリアリ同様、多摩動物園で見ました。ツヤツヤに光るボディは漆を塗ったようで、武藤久由先生が見たら大喜びしそう。アフリカ最大のクワガタだそうで、凄い迫力でした。ちなみにタランドゥスとはトナカイ座を意味するそうです。・・・トナカイ座って今は使われてないんだよね。

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魚類です。
上段左 ハリセンボン 近藤春菜さん、最高です。怒るとトゲの付いた体を膨らませる。フグの仲間だけど毒は無いので(卵は毒がある)調理師免許が無くても料理する事は出来る。・・・下処理するのが大変そうですね。指を怪我しそう。

上段右 ブラウントラウト これはイタリアの友人のクリスチャンが釣った時の写真。FBであげてたのを使わせてもらった。兎に角、もの凄い模様。何がどうしてこんな模様になったんだろう?おかげで、切り絵でどう表現すれば良いのか随分悩んだ。

下段左 カマス 多くの魚は細長いので、正方形の画面に入れてしまうと余白の部分が大きくなってしまう。その問題を解決するために、複数の魚を入れる事があります。上のハリセンボンとかね。それだけではマンネリになりがちなので、生き物以外も描き込む事があります。上のブラウントラウトなんかは、初めての試みで、釣れた時の情景を切り絵にした。更に、このカマスでは市場に並んでる姿を切り絵にしました。これが有りなら、焼き魚にした状態とか、刺身にした状態のも図鑑シリーズとして作れるかも・・・。いやいや。やはりその生き物本来の姿を変えた状態では作っちゃダメでしょう。何事にも限度があるのだ。カマスは干物にしたのが好きです。

下段右 イワシ これも図鑑シリーズとしては珍しく、群れ泳ぐ姿を切り絵にしました。ただ、こういう風に描いちゃうと、イワシなのか何なのか分かり難い欠点もあります。
イワシ、どう料理しても美味しいよね。

3

両生類と爬虫類です。
上段左 キオビヤドクガエル 真っ黒の体に所々黄色い模様が入る感じ。顔なんか真っ黒だから写真で見ても口や鼻が認識出来ないぞ。
南米の熱帯雨林に生息する。ヤドクガエルはオスが孵化した幼生を背中に乗せて水辺まで運ぶ事で知られる。立派なイクメンですね。

上段右 インドシナウォータードラゴン 格好良い名前!!樹上で生活するけど、驚くと水に飛び込んで逃げるんだそうだ。グリーンイグアナのそっくりさんです。

中段左 ミズオオトカゲ 東山動物園で見た瞬間に背筋がゾワッとしました。な~んか不吉な感じ。こんなのが家の中に居たら泣き出す自信がある。
体長250cm。インド、フィリピン、インドネシアに生息する。

中段右 ハルマヘラホカケトカゲ インドネシアのハルマヘラ諸島に生息する。成熟したオスは尾の付け根から帆のようなヒレ(これをクレストと呼ぶ。)が広がる。なかなか恐竜みたいで格好良いぞ。

下段 ウミベイワバトカゲ 何か説明的な名前だなあ。分かり易いけど、もうちょっとこう・・・。英名は格好良いです。バハブルーロックリザード。バハって何だろうと思ったら、生息地のメキシコのバハカリフォルニア半島から取られたようです。カリフォルニア半島はどこ行った?

青い体が美しく、かなり前に切り絵にしようと思ってたのですけど、撮って来た写真があまり良くない。

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左は一番最初に描いた物。下絵の段階で気に入らなかったので進めなかった。右はこの後で撮った写真を元に枝につかまってる姿でデザインして切る段階まで進めた。このまま行こうかと思ってたけど、先日のIzooで良い写真が撮れたので、最初からやり直した。うん。やっぱり今のデザインが一番良いですね。生き物だから、こちらの思う通りのポーズは取ってくれませんから、気長に良い写真が撮れるのを待ちましょう。

4

鳥類と哺乳類です。

左 コガネメキシコインコ 掛川花鳥園で見ました。赤、黄、オレンジ、緑、青と派手な色使い。たくさんのインコが飛ぶのを見てると楽しくなっちゃいますね。

右 シェトランドシープドック スコットランドのシェトランド諸島原産。コリーに似た外観ですが、大きさは半分ぐらいだって。
この作品を注文で制作しました。図鑑シリーズもこれで571点目。一年に50点作るのが目標ですが、今年は20点多く作れました。この調子で来年も頑張るぞ!!

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こちらは前に完成した作品をデザイン変更した物。左側が新デザイン。前のはネットや本に載ってた写真・図版をアレンジした物ので、自分で実物を見た上でデザインしたんじゃないんだよね。

上 コウイカ イカ墨パスタの材料。このイカが吐き出す墨をセピアと言い、またこのイカ自身もそう呼ばれる。作品の背景も勿論セピア色をグラデーションしてあります。

中 モルモット 人間が起こると、モルモットが死んでしまう程の毒素が生じるんだって。だから怒れて来た時は「モルモットを殺してはいけない!」と思って気を静めましょうとギャラリー彩のスタッフさんが言ってました。

下 ラーテル 中央アジアからアフリカまで広く分布する。体長1m未満の遺体の仲間。その皮膚は厚くゴムのように伸び、特に背中側は衝撃を吸収するのでライオンに咬まれても平気という、漫画の北斗の拳に出て来たハート様みたいなやつ。更に毒蛇に咬まれても平気と言うから、ほとんど無敵である。「世界一怖いもの知らずの動物」としてギネスに認定されたんだそうだ。おめでとう!

さて、明日は大晦日。新作を始めるのもんだから、もう1点小品を作りましょうか。どっちみち作らなきゃいかん作品だしな。明日、発表します。乞うご期待!

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コメント

マテガイ、何年か前に近所の方に頂いて食べた事ありますよ。なんだっけ酒蒸しにしたんだったかな。あれは潮干狩りで捕るのが面白いらしいです。

ウォータードラゴンかっこいいですね。やっぱりこういう動物や昆虫はお好きなんだなというのが作品から伝わってきます^^

投稿: にゃんこ | 2015年12月31日 (木) 11時45分

にゃんこさん、へええ。マテガイ、この辺でも採れるんですか。これからは魚屋さんも気を付けて見なきゃ。アサリみたいなもんだから、酒蒸しとかパスタにしても美味しいだろうしな。
ウォータードラゴンは名前で得してますね。
爬虫類、面白いですよ。ヘビ、トカゲ、カメ、ワニしかないと思ってたけど、調べてみると色んなのが居る。知れば知るほど好きになります。写真、撮ってみない?
来年もよろしく!

投稿: 俊寛 | 2015年12月31日 (木) 12時26分

この図鑑シリーズの作品大好きですhappy01
色んなテーマの作品が見てみたいですeye
日本の夜景シリーズとかどうですかね?

投稿: つかピー | 2015年12月31日 (木) 21時24分

来年もよろしくお願いします。

投稿: あしたのもと | 2015年12月31日 (木) 22時09分

つかピーさん、ありがとうございます。日本の夜景ですか。どうなんでしょうかね。「切り絵にしたい!」と思うような夜景を見たらやるかもしれませんね。

あしたのもとさん、はい。来年もどうぞよろしく。

投稿: 俊寛 | 2015年12月31日 (木) 23時24分

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