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2014年11月15日 (土)

紙漉き職人、フランチェスコ・プロイエッティ

ウンブリア2日目の後半。葡萄の収穫風景を見学した後、近くのバベーニャという町で昼ご飯を食べました。鹿とかカタツムリとか、地元の名物だそうです。美味しかった。

昼食後、紙漉きの職人さんの工房を訪ねました。今回取材した10人目の職人さんです。職人取材はこれで最後です。

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まるで穴倉のような古色像然たる工房。しびれる!!
実演もやって貰えるので、期待感がマックス!!

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紙というと、木材とかコウゾやミツマタなどの植物から作ると思ってましたが、ここでは木綿の布から作ります。・・・考えてみたら木綿も元々は植物ですね。フランチェスコさんの手元にある鎌みたいな刃物で布を裂いて行く。

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一番上の写真で部屋の奥にある機械。ある程度割いた布をこちらに持って行きます。歯車が回って、餅つきのような動きで杵が布を叩いて磨り潰す。この機械は1200年代に発明されました。川が近くにあるので、当時は水車を使って歯車を回してたんでしょうね。この工房では20年前から使ってます。水力じゃなくて、電気で動かす。

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粉々になった布を樽に入れて、水と膠を加えて紙を漉く。昔、愛知県の足助町で紙漉きの体験をした事がありました。同じ作業でしたね。
これを洗濯物を干すように乾かします。

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一応、これで完成なのですが、このままの状態で絵を描いたりすると、絵の具の水分を吸収し過ぎて紙が分解してしまうので、仕上げにアラビアゴムで擦って滲み止めをします。

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紙漉き以外にも他分野の職人さんと組んで祭りの時は実演したりしてるそうです。フランチェスコさんの工房の奥には広い庭があって、鐘の鋳造をやってました。

ちょっとしたパーティーがやれるぐらいの広い庭。クジャクやガチョウがノンビリしてました。職人工房と言っても、田舎へ行くと土地がたくさんあるので優雅ですね。

と言う訳で、ウンブリア取材の2日目が終了です。案内してくれた粉川さんに感謝です!!

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