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2014年11月 4日 (火)

製本職人、パオロ・ブルスコリ

今回取材した職人さん、その9。

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前の記事で登場したかつら職人のゲラルドさん。彼は老舗の工房だけで組織された組合のリーダーをやってます。「彼の所に行ってごらんよ。」と勧めてくれたので取材させてもらいました。

ブルスコリさんの工房は1881年に創業。パオロさんで4代目です。現在73歳。15歳の頃から働いてるので、職歴は58年ですね。

画像は近くの家具修復職人から頼まれた仕事。家具に革を張って、金箔を押している場面。便宜上「製本職人」と書いたけど、革製品一般を作ってます。革製の化粧箱も作るし、鞄も作る。得意とするのは製本。ページを綴じて革で表紙を作って本にする。日本ではあまり馴染みの無い職業・・・だと思ったけど、最近は趣味でやってる人も多いみたい。私の友達にも何人か居たりします。

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この金箔を押す道具ですが、印鑑のように刻印を押す物をプンツォーネ、回転して同じ模様を押すものをルォータと言います。工房には19世紀に作られたこれらの道具が1500種あるそうです。一つの財産ですね。

イタリアの職人さんの多くがそうであるように、パオロさんの所も後継者がいません。技術や道具を受け継いでくれる人が出てくれば良いのですが・・・。










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