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2014年10月19日 (日)

中世祭り

取材させてもらった職人さんの紹介はまだ終わってませんが、気分を変えて他の話を。

イタリアに秋に行くのは12年ぶりなのですが、この時期に行って良かったと思うのは、各地で祭りが行われている事です。
スカルぺリアというフィレンツェから北へバスで1時間程の小さい町があります。革製品の工房があって、前に切り絵にさせてもらってます。日本人の友達、荒山君もそこで働いているので、毎年遊びに行ってるんですね。

「今度、中世祭りが開かれるんですよ。」と、木製象嵌職人の望月君が教えてくれました。町の人が中世のコスチュームを着てお祭りをするとの事。望月君もコスプレして参加するそうです。それは是非、行ってみなきゃという事で、銀細工職人の中村君を誘って行って来ました。

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スカルぺリアの町中。奥に見えるのが市庁舎。ちょっと早く行き過ぎちゃったみたい。朝の10時に到着したら、まだ始まってなかったりして。荒山君の家にお邪魔してお茶を飲ませていただきました。

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昼前から賑やかになって来たので、散策開始。写真は市庁舎内の望月君のブースです。奥さんの綾子さんと。二人とも中世のコスチュームを着てます。私もコスプレしたかったけど、貸衣装が定員オーバーだったそうです。残念!!

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この方たちは中世っぽい音楽をやってるそうです。望月君に自分たちのCDをプレゼントしたんだけど、前の日にフェイスブックでイイネを押したのが2人ぐらいで、その内の一人が望月君だったんだって。嬉しかったんでしょうねえ。って言うか、イイネが2人だけって、余程不人気なバンドみたいだ。
気が向いた時に町の所々で演奏してました。しばし聞かせてもらいましたが、バグパイプが中心のなかなか楽しい音楽でした。不人気な訳がないと思うけどなあ。

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市庁舎で待機する人たち。いよいよ本格的に祭りが始まる。

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市庁舎前の広場の周囲に観客席を作って、15時より色々なパフォーマンスが行われます。絵になりますねえ。こういうのを見たかったんですよ。

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定番の旗振りパフォーマンス。同時に旗を投げたりします。大きい旗を器用に揺りまわすのは見応えありますね。

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中世ダンス。3組しか踊らなかったので、ちょっと寂しかったかな。

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踊ってた女の子は可愛かったけど・・・。あれは、きっと市長の娘だろうと勝手に思った。

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ナイフ投げ競技。投げているのは、革工房の荒山君の同僚のファビオーネ。私の切り絵にも登場してるので、「頑張れ~!!」と本気で応援しました。

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今一、盛り上がらなかった綱引き。

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始まる前から期待度が高かった鷹狩の実演。最初に放した鷹が逃げてしまって、会場も気まずい雰囲気に包まれた。2羽目はちゃんという事を聞いたけど、広場の中央の鷹匠から、会場のいくつかの場所に待機してる仲間の腕から腕へと飛び移るというもので、見ていてそこまで面白いわけじゃないよなあと思った。

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格好良いんだけどね~。

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ジャグリングなんかもやってました。彼らだけじゃなくて、何人か居ましたね。

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町中で女の子が踊ってたり。健康的ですね~。

と言うわけで、久々のイタリアのお祭りでした。ああ、楽しかった。

考えてみれば、フィレンツェに住んでた頃にも、こういうイベントは見ていたんだけど、有難みを感じてなかったんだよね。あまりに身近過ぎたんでしょうね。実際、スカルぺリア在住の知人に後で「中世祭り、行かなかったの?」と聞いたら「だって毎年、同じ事をやってんだもん。いいよ、もう。」って返事でした。
離れてから魅力が分かるという事はあるものだ。まあ、いずれ切り絵にしようという前提で写真を撮っているので、物の見方が当時と違うのでしょうけどね。

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