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2014年6月 2日 (月)

目指すは超絶技巧

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家具修復職人のアンドレア・ラッビさん、60×180cm、やっと切り終えました。画像は作品の裏側。全部切り終えた後に裏返して撮影。白い画用紙に下絵を描いて切るので、裏から見ると白い切り絵。

これまでの作品の中で一番切るのに時間かかったなあ。ナイフ握ってた指が限界です。

Img_6958

表面をエアブラシで真っ黒に塗りつぶしました。画像は主役のアンドレアさんの部分。

このまま画用紙一枚貼り付ければ作品として完成・・・いやいや。正直、切っている時に上手な手の抜き方を考えていたのです。あまりにも大きくて細かいので。「画用紙一枚貼り付けて・・・」ってのは流石にやりませんけど、どうせ皆は気が付かないんだから時間と手間を短縮しつつ、質を落とさずに仕上げる方法は何か無いかなあと。

でも結局いつもの方法になっちゃうんですね。

今回の作品で私が目指しているのは「超絶技巧」なんです。

切り絵の場合、超絶技巧とは何か?

私以上に細かいデザインを切っている作家さんはたくさんいます。切り絵とはちょっと違うんだけど、伊勢型紙で正確に切る事によって陰影すら線で表現出来る(鉛筆デッサンの線を切るような感じ)作家さんもいます。

そういう方向には行けない。私の作品には合わない。

じゃあ、どうするかと言うと、「出来る限り手を入れる」という事なんです。

私の技法って、技術的には大した事がないのです。全て基礎的な事の積み重ね。でも徹底的に作り込めば「超絶技巧」の領域になれる。

この作品で私が目指している方向を示そうと思っています。

・・・やっと全体の1/3が終わったとこなんですよね。個展まであと1ヶ月半。果たして間に合うだろうか?

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コメント

Pazzo di laviro.俊寛さんに題材にされた職人は幸せですね!
色入れる前でも十二分に美しい!!

投稿: Nana | 2014年6月 2日 (月) 14時21分

Nanaさん、お褒めいただきまして、ありがとうございます。
私も職人さんたちと知り合えて幸せですよ。
色が入るともっとよくなります。色が無いと何が描いてあるのかわからないんですよ。

投稿: 俊寛 | 2014年6月 2日 (月) 19時27分

”どうせ気づかれないから”…でも作った自分は分かっているから、やっぱり手を抜けないんですよね。そういう姿勢こそ、素敵だと思います。そしてやっぱりそういう俊寛さんの心意気って、作品に現れるんじゃないかなと思いますよ。…素人が生意気言ってすみません。

個展、楽しみにしてますね~!

投稿: にゃんこ | 2014年6月 3日 (火) 00時29分

鹿児島での個展も楽しみにしていますよーーー♪

投稿: rie24 | 2014年6月 3日 (火) 08時46分

にゃんこさん、癖になっちゃってるんですね。今更、進路変更出来ない。
これまで積み重ねてきたから、それなりに良い物が出来てきたかなと・・・。

rie24さん、まだ一年以上ありますけどね。お楽しみに~。

投稿: 俊寛 | 2014年6月 3日 (火) 13時15分

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