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2013年7月 1日 (月)

春休みの宿題、その2

時期外れのタイトルになってますが仕方ない。3月のイタリア滞在中に作業してた作品です。ちなみに「その1」は図鑑シリーズの仕上げ。着色済みのパーツを持って行って完成させました。イタリアまでエアブラシ持ち込むのも大変なので(出来なくはないけど)出来る作業には限りがあります。

で、その2は切る作業。下絵完成まで出発前にやっておいて、フィレンツェの下宿やウンブリアのホテルで切ってました。ウンブリア滞在中も夜は暇だったしね。

Dscf3655

切ってる所です。20×20cmでオルヴィエートのドゥオーモ。シエナのドゥオーモと似ていて、側面には縞模様が入っています。似ているのは当たり前で設計者が同じでした。以前、シエナのドゥオーモも切り絵にしてて、斜めから見たアングルなので縞模様も見えるんですね。同じような作品にしたくないので、今回は正面から見た構図にしました。

Dscf3685

切り終えた所。これは裏側で白い画用紙に下絵を描いて切るので、この時点では裏側は真っ白な切り絵。これはこれで奇麗。フィレンツェに滞在中は色んな所に持って行って見せたなあ。いつも職人仕事を見せてもらってるから、たまに自分の仕事も見せたいんだよね。

Dscf3683

こちらはレオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐の模写。名画の模写切り絵も何点か作ってますが、ついに手を出してしまった禁断のダ・ヴィンチ。輪郭線を持たない作風なので、切り絵とは相性良くないんだよね。更に最後の晩餐は経年劣化の為にぼやけたようになってるし。だからサイズはそんなに大きくないです。20×40cm。これ以上大きくすると大味な印象になっちゃうんだよね。かと言って小さくすると人物の顔が全く描けないし。

この他にも3点切りました。途中経過の写真を撮り忘れたのでお許しを。で、上の3つの写真、フェイスブックではフィレンツェ滞在中にアップしてたんですよね。だから、完成写真も公開します。

帰国後、チビチビと進めててやっと完成しました。

Orvieto001a

オルヴィエートのドゥオーモです。正面からの構図にして良かった。とても麗しい。

Milano001a

ミラノ駅です。サイズは15×20cm。初めてミラノに行ったのは15年前かな。その時から切り絵にしたかったモチーフ。無骨な鉄骨の柱に、ガレリアのような天井。突き当りにはブランドの広告と、すごく格好良い駅。「MILANO CENTRALE」と柱の落書き、プラットホームの黄色い線はマスキングして色を抜きました。駅名の看板、全国共通で青地に白い文字だけど、今年行った時は白地に黒になってたな。いかにもイタリアの駅って感じで変えて欲しくなかったなあ。

Assisi

アッシジの風景です。10×20cm。アッシジの街の上にある要塞から見た風景ですね。右がサンタ・キアラ教会、左はサン・ルフィーノ教会です。なだらかな丘陵地帯が美しいですね。

Assisi001a

アッシジでもう1点。サン・フランチェスコ教会です。10×15cm。カトリックの重要な宗派であるフランシスコ派の総本山です。アッシジは聖フランチェスコの出身地ですからね。大勢の人がお参りに来ています。

ちょっと前にフィレンツェ在住の木製象嵌職人の望月貴文君も、同じモチーフを作ってました。・・・考える事は同じなんだな。

あと、ダ・ヴィンチの最後の晩餐が残ってたか。現在、制作中です。明日には完成させますので、少々お待ちを。

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