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2013年6月19日 (水)

額縁職人、ガブリエレ・マゼッリ

イタリア滞在も最後の1週間。ミラノもウンブリア州も写真を撮って来たので、来年の為にリグーリア州にでも行きたかったのですが、残念ながら天気が悪い。リグーリアって言うと海辺の町が多いので、天気が良くないとつまらないんです。仕方ないのでリグーリアはあきらめまして、職人さんの工房の取材に集中する事にしました。

額縁職人のガブリエレ・マゼッリさんです。

昨年の滞在で、兄貴分の彫金家、パオロ・ペンコ大先生に是非、行きなさいと勧めてもらってました。挨拶には行ったのですが、取材は後日改めてという事になったんですね。しかし、結局スケジュールが合わなくて取材出来なかったんです。

今回はバッチリ取材出来ました。ああ、良かった。

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ガブリエレ・マゼッリさん(47歳)。1955年にお父様が開けた工房を受け継いで働いています。

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この時は近所のアイスクリーム屋さんから頼まれた仕事をしてました。店の前の道路に置く巨大な木製のアイスクリームのオブジェ。本業の額縁ではないけど、これも面白い仕事ですね。

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コーンの上に小さいアイスクリームが乗っかってる構成。テープで仮止めしてる段階です。位置が決まったら接着剤でくっ付ける。香木なので、色はこのままにして木地を生かすんだそうです。もうとっくに完成して、お店に置かれてるでしょうね。次にフィレンツェに行く時が楽しみです。いろんな場所に知り合いの作品が置かれてるのって、見てて楽しい。

取材中に奥さんや子供たちも顔を出したので挨拶しました。ご家族を大切にしてる人なんですねえ。話をしてて大変穏やかな方で、仕事もすごく自然体。(一番上の写真に写ってますけど、常に葉巻を吸ってたな。)ゆっくりと時間が流れて行くけど、確実に作業が進んでる。・・・とても良い雰囲気の工房でした。

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工房のそこかしこにピノキオが置かれています。紹介してくれたパオロ・ペンコさんもそうなんですが。彼らは「ピノキオ仲間」だそうで、自分の技術でピノキオを作ってる作家集団なんですね。作家同士でコラボしたり、一緒にイベントをしたりしてます。

ガブリエレさんは勿論、パオロ・ペンコさんも切り絵が出来るのを楽しみにしてます。って言うか、ペンコさんなんて次に顔を合わせたら開口一番で「マゼッリはどうなった?」って聞くでしょうね。で、「まだ出来てないです。」と言えばあからさまにガッカリした顔をしそうだ。・・・取材し過ぎたかもしれんな。次のイタリア行きまでに何点出来るのかしら。

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