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2013年5月16日 (木)

モザイク職人、ルカ・バルベリーニ 

   制作が追い込みに入ってまして、なかなかブログの更新が出来ません。ああ、もうノルマが厳しいってのに、何でこんなに進まないかね。

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画像はラヴェンナのモザイク職人、ルカ・バルベリーニさん。ラヴェンナはフィレンツェの北、電車で3時間ぐらいの所にある町で、教会のモザイクが素晴らしくて世界遺産にも登録されています。現在でもモザイク工房は多く、日本から勉強に来ている人も多いです。

色ガラスをハンマーで割って、点描のように敷き詰めて表現します。

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昨年も取材に行ったのですけど、連絡ミスで作業をする所は見れなかったんです。(私のイタリア語能力も落ちて来ているせいで伝わらなかったんだろうか・・・。)今回は2回目という事もあってバッチリ取材出来ました。画像はその時に作ってくれたモザイク。セメントの粉にラテックス液を混ぜた物を枠に流し込み、それに色ガラスを嵌めて行く。ラテックスは3時間ぐらいで乾いてしまうので、時間内に完成させなければならない。
この作品は「レヴォリューション」というタイトルです。シリーズ第1作目だそうです。

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作り始めはこんな感じだったので、一体どうなるのか想像も付きませんでした。上の画像は完成間近ですけどね。成程。群衆が剣を振りかざしている。即興で作って行くので余程の経験が無いと出来ない仕事ですね。私の切り絵では・・・無理だな。

実は今、制作していたのがルカ・バルベリーニさんの切り絵でした。今日、やっと完成しました。疲れた~。

Luca_baeberini1_3

サイズは45×60cm。切り絵でも「レヴォリューション」を作っている場面にしました。

Luca_baeberini2

ルカさんの向こうに奥さんのアリアンナさんも居ます。こちらは息子さんのモザイクを制作中。2人子供がいるんだそうです。
ルカさんが作っているモザイクは短期間に仕上がる技法ですが、アリアンナさんのは昨年の10月から作っているそうです。技法が違うんですね。また機会があれば、そちらも取材してみたいものです。

さて、取材の予約の電話を入れた時に、ルカさんから「ちょっと話たい事があるんだ。」と言われてたので、何だろうと思ってたんですね。会った時に聞いてみたら「合同展に参加しないか?」って事でした。それも単に同じ場所に作品を並べるだけじゃなくて、作家同士コラボした作品を展示するという事で。
つまり、普通はモザイクは元になる絵が存在して、それに合わせて作って行くのですが、逆をやってみようという事で、私たち(色んな業種の作家が参加するわけです。)がモザイクを元にそれぞれの技法で作品を仕上げて、一緒に展示するというわけですね。

そりゃ、面白い!!
この話を聞いた時に「3日だけ待ってくれ。考える時間が欲しい。」とルカさんに言ったのですが、取材しながら展示会についても質問して行く内に考えが決まっちゃったんで「参加するよ!!」と返事しました。若干、呆れてたな。1時間ぐらいしか経ってない。まあ即断即決。こういうのは自分の勘を働かせよう。展示会の趣旨に惹かれましたし、イタリア人と展示するのは久しぶりだ。ただ10月なので、作品を送るだけなのが残念ではあるけど。
・・・って、制作ノルマ厳しいじゃんよ。やる時間あるのかねえ。(何だかんだ言いつつ、結局は何とかしちゃうんですけどね。)

どんなモザイクがお題に出されるのか楽しみです。

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