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2013年5月 2日 (木)

昨年の職人さん4

昨年度、切り絵にした職人さんはこれで最後。銅版画職人のジャンニ・ラファエリさんです。

Img_4013a

サイズは40×30cm。イタリア出発前に完成してブログで公開したので、現地在住の湯人から感想をもらう事が多かったです。

ジャンニさんの工房を取材したのは2年前。ガイドブックに取り上げられていたし、銅板画の職人さんはまだ切り絵にしてなかったので、飛び込みで取材を依頼しました。

最初はあまり興味無さそうだったんですよね。「自分でも絵を描いてるんだから、私を絵に描いたとして何の意味があるのか?」って感じで。
どうも勘違いされる事が多いのですけど、絵を描いて売りつけに来たと思われるみたいです。
「私の個展用に切り絵の作品を制作したいんです。特にメリットは無いんだけど、協力してもらえるとありがたいです。」
と、一応は説明するんですけど、この話の流れだと断られるだろうなと思いました。イタリア人、一度思い込んだら考えを変えないしね。まあ、私としては無料でモデルになってもらう訳だから、断られても文句は言えない。挨拶して帰ろうかと思ってたら・・・。

「そういう事なら、好きに写真撮って良いですよ。」

と言われた。ちょっとビックリ。「え・・・。」と思った。
喜んで取材をさせてもらいました。

と言う訳で、2年経ってやっと作品が完成。A4サイズにプリントした作品の写真と、制作過程を記録したアルバム、お礼の和菓子を持って挨拶に行きました。ちなみに和菓子は備前屋さんの「手風琴のしらべ」を持って行ってます。いろいろ持って行ったけど、イタリア人には評判良い。

作品を見せたら、すごく喜んでくれました。自分の作品をプレゼントしてくれようとするから、慌てて断りました。私はちゃんとお金出して買いたいんですね。それが、その人に対する一番のリスペクトですから。・・・とはいうものの、プレゼントしてもらう事も多いのですけどね。一度言い出すと絶対に考えを変えない人は多いし。

ジャンニさんの店の近くに下宿してたので、たまにお店の前を通る事がありましたが、ある時歩きながら店の中を覗いてたら、中で働いてたジャンニさんと目が合った。両手を振って挨拶してくれました。・・・かわいいよね。
最初は警戒されてただろうけど、打ち解けてくれたのですごく嬉しい。

と言う訳で、最後にジャンニさんの作品を買いました。

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ヴェスパです。50年前の型だそうです。最初、風景画にしようかなと思ってましたけど、色々見てる内にこれが欲しくなったので。

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実は2年前にも2点買ってるんです。エビとイワシ。両方とも額装して私の部屋に飾ってあります。
ジャンニさんの動物のシリーズは圧巻ですね。上の2点は葉書ぐらいのサイズだけど、大きい作品だと凄い迫力があります。見てて時間を忘れる。私も動物の切り絵は作ってるので、構図など勉強になります。

ヴェスパの銅版画は今日、額縁屋さんに行って額装を頼んで来ました。出来上がりが楽しみですね。どこに飾ろうかな♪

ジャンニさんのHP

http://www.stampeippogrifo.com/

ヴェッキオ橋からも近いので、ご旅行の際には是非どうぞ。

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