« 製本職人、ラポ・ジャンニーニ | トップページ | モザイク職人、ルカ・バルベリーニ  »

2013年5月10日 (金)

家具修復職人、アンドレア・ラッビ

  335

今年の滞在で取材させてもらった職人さん2人目、家具修復職人のアンドレア・ラッビさんです。同じ通りで働く、家具修復のジュゼッペ・ゴッツィさんの切り絵を昨年制作してまして、アンドレアさんも登場してます。

Giuseppe_gozzi_1

奥に居る人物ですね。自分の工房もすぐ近くにあります。お互いに手伝っているらしい。この辺の人間関係が下町人情って風情で、眺めていると心地良い。

310

アンドレアさんの工房です。ジュゼッペさんの工房を取材した時に、アンドレアさんが「うちも見る?」と言ってくれたので、見に行ったらとても面白い空間。人形が好きみたいで、家なんかはアンドレアさんの手作り。ドールハウスみたいに洗練されてないけど、素朴で温かみがありますね。

元々、母方の伯父さんがやってた工房だそうです。アンドレアさんが後を引き継いだので60~70年ぐらい続いています。1966年のアルノ川の洪水では、修復の仕事が大量に発生したので、伯父さんに誘われて一緒に働くようになったそうです。(それまでは博物館で働いてたそうです。)

チャールズ皇太子の為に、ガラス食器を入れる観音開きの家具を作って献上した事もあったそうな。
・・・多くの職人さんが、こういう伝説を一つや二つ持っているんですねえ。別の職人さんの話ですが、何気なく見てたテレビで外国の貴族の家の話をやってて、自分の作品が紹介されてたって。佳い話ですね。作品が一人歩きしている。

絵になる工房なので、今年の名古屋の個展のDM用に制作しようかと思ってますが、さて間に合うかな。9月だから早めに作らないと・・・。

|

« 製本職人、ラポ・ジャンニーニ | トップページ | モザイク職人、ルカ・バルベリーニ  »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 製本職人、ラポ・ジャンニーニ | トップページ | モザイク職人、ルカ・バルベリーニ  »