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2012年8月11日 (土)

ジャズピアニスト

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7月後半に作ってた切り絵です。ジャズピアニストの水野修平君。サイズは30×50cm。

水野君は私の友達で、幼稚園から大学まで高校を除いて全部一緒でした。大学在学中から演奏活動を始めて、現在もプロとして活動中です。

私の今年の個展のテーマは「日本の職人さん」ですが、彼の演奏も日々の積み重ねで培われた技術なので、その意味では職人的と言えるかな。ピアノ弾いてる人は絵になるので、作ってて楽しかったです。

背景に描かれている楽譜は水野君のオリジナルの曲。楽譜をメールで送ってもらったので、そのまま切りました。いつもキャンソン紙を切ってるんですけど、この楽譜の部分は上質紙。キャンソン紙だと、このように別パーツとして使う場合は違和感があるんですね。紙が厚すぎると断面が目立ってしまうんです。だから今回は上質紙を使いました。これぐらい薄い紙だと違和感無く仕上がる。取扱いがいつもと勝手が違うので、かなり手こずりました。一見、単に貼り付けただけですけど、ずれないように貼るのは難しい。何度か失敗しましたねえ。

キャンソン紙以外の紙を使うって、実は私にとっては新技法なんです。素材を統一させなきゃいけないって考えがあったもので・・・。まあ固定観念ですかね。

4月から始めた切り絵教室で、手本を作るのですが、簡単な物から徐々に難しい技術へとやっているので、基礎の復習をやっているようなものですね。生徒さんに作らせるのが前提なので、新しい技術を入れる事は無いのですが、色んな事を考えるようになってるんですね。で、何も素材を統一させる事に拘ることはないかなあって・・・。多分、自分以外の視点で作品を捉える事を意識したからでしょうか。私自身にとって、教室を始めたのは良い変化かもしれませんね。

さて、昨日は私の生まれ故郷である刈谷市でコンサートでした。ピアノのある画廊でのコンサート。小人数で気楽でした。

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写真の花束は彼のファンが贈った物で私は関係無いんだけど、写真を撮る時に「これ、あんた持ちなさい。」と言われたので、何故か私が持ってます。

水野君とはジャンルは違えど己を磨くという点で良きライバルです。(小学生の頃から張り合ってるんだよね。昔からライバルがいなきゃ駄目みたい・・・。)作品の仕上がりに満足してくれたので、私としても面目が立ったかな。

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コメント

「ジャズピアニスト」素敵な作品ですね!
私も趣味でピアノを弾いています(*^-^)

ピアノの質感がとてもよく出ていて驚きました。
背景の切りぬいた楽譜も繊細でまさに芸術ですね。

固定観念に拘らずに自由な発想ができるように私も見習いたいと思います。


長く付き合える友って宝ですよね☆
これからもお互い高め合っていけると良いですね。

投稿: ゆり庵 | 2012年8月13日 (月) 14時58分

ゆり庵さん、ありがとうございます。私は楽器は出来ないんですけどね。(他にも色んな事が出来ないけど・・・。)

楽譜は・・・けっこう切ってる人も多いので、そんなに珍しくはないです。ずれないように貼るのは大変でしたが、もっと正確に作る人もいるので、まだまだ精進が必要ですね。

投稿: 俊寛 | 2012年8月13日 (月) 17時19分

いい友達を持っているね。あなたとも知り合ってから18年、月日は早く流れますね。

投稿: あしたのもと | 2012年8月15日 (水) 00時54分

あしたのもとさん、友達関係が続いてるって良い事ですね。しかし、もう18年か・・・。

投稿: 俊寛 | 2012年8月15日 (水) 01時26分

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