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2012年6月30日 (土)

暑中お見舞い申し上げます。

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まだちょっと早いですけどね。画像は出来たてホヤホヤの暑中見舞いハガキ。金魚すくいのイメージで、真ん中に「涼」の文字。

・・・暑中見舞いなんて出した事が無いんだけどね。明日の切り絵教室で生徒さんに同じ物を作ってもらうのでデザインしました。(だから実際に出すわけではないのです。)他にも3種類あります。

こういうシンプルなデザインもなかなか楽しい。図鑑シリーズよりも更にシンプル。まあ、複数の人に出さなきゃならないので、凝ったデザインで作ると大変だしな。

今日は作業中すごく暑かった・・・。こんな時もあろうかと、ガリガリ君を買っておいて良かったよ。これから夏本番ですけど先が思いやられますね。

皆様も暑さには注意してお過ごし下さい。

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2012年6月21日 (木)

基礎練習

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NHK名古屋の切り絵教室で使ってる教材です。今月からは2色の画用紙を使って作ってもらってます。画像では動物がグレーで背景が白色ですが、これは生徒さんの為の見本。生徒さんには12種類の色を自由に組み合わせて作ってもらってます。私が色を使っちゃうとイメージが固まっちゃう人もいるでしょうから、見本はモノクロで。左が6月の1週目、右が2週目で使用しました。2週目は目の部分だけ色を変えたパーツを作ってます。徐々に難しい課題を出しています。

この作業、パーツを黒い線からはみ出さないように、しかし欠けてる部分がないようにと、正確に収めなければいけない。言葉にすると簡単だけど、実際はかなり難しい作業。欠けていると作品に穴が開いてしまうし、はみ出すとみっともない。(下着がはみ出してるように見えて、だらしなく感じるんだよね。)私はずっと前からこのスタイルで作ってるから当たり前の仕上がりだけど、生徒さんはようやく3ヶ月目。果たして上手くやれるだろうかと心配してましたが、皆けっこう頑張ってくれてます。教室でやれなかった分は宿題として家で作ってもらってるけど、2週間で仕上げて持って来るんだよね。こうなると教えてて張り合いがあります。次はもっと難しいのを用意してあげなきゃと思ったりします。

と言う訳で、私も見本を作りながら基礎を一緒に学んでるような感じです。見落としがちな事に気が付いたりして、勉強になりますね。まあ、展示会用の作品のノルマが厳しいので、基礎練習ばかりやってても駄目なんですけどね。

しかし、久々に2色の作品を作ってみて楽しかった。いつもはエアブラシでパーツにグラデーションを付けたフルカラーの作品だけど、こういうのも意外と良いな。かえって新鮮に感じる。いろいろと遊びたくなっちゃいますね。・・・っと、制作が忙しかったんでした。作業に戻りましょうかね。

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2012年6月18日 (月)

東山動物園

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昨日は月に2回の切り絵教室の後半の日でした。3ヶ月目が終了して新しい生徒さんも入って来てます。今の所、私が用意した下絵を切ってます。図鑑シリーズの下絵を利用してますけど、その日の課題には向かないデザインや、不人気な動物なんかはやらないようにしてます。(うちは女子の方が多いから、クモとかハエとかは嫌われそうだしな。)

そうなると、図鑑シリーズ320点って、この先も考えると足りないんですね。だから教室が終わった後で東山動物園に取材に行って来ました。ネットで拾った画像とか、本に載ってる写真をアレンジしてデザインしてますけど、やっぱり本物を見るのが一番ですね。東山動物園というと、学生の頃に行ったっきりだから、すごく久しぶり。「ワーイ!」って声をあげたくなったけど、周りが家族連ればかりなので、怪しまれる行動は慎みました。

ゾウとかサイとかキリンみたいに、大型の動物は良いですね。なかなかの迫力。見に来て良かった!

アフリカゾウ、インドサイ、ヒョウは切り絵にしたけど、アジアゾウ、クロサイ、ユキヒョウはまだ作ってなかったりするので、だいぶ資料が揃いました。

教室用の切り絵じゃなくても、自分の趣味として図鑑シリーズをやってるので、資料として直ぐ使わなくても正月休みぐらいにまとめてドーンと作ろうかな。生徒さんも気軽にリクエストしてくれれば「よおし、やってみよう!」って感じで喜んでデザインするんですけどね。まあ、皆シャイだからな。

梅雨の合間の上天気だったので、昼から夕方まで歩き回って消耗しました。家に帰ってシャワーを浴びようと服を脱いだら、顔と腕が日焼けしてやがんの。これじゃパンダだね。俊寛がパンダになっても、まったく可愛くないねえ。

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2012年6月 9日 (土)

職人万歳!

実は最近スランプ気味でして、制作ペースが落ちてました。イタリアの風景をやってたんですけどね。質は落としてないけど(むしろ上がってるはず)何か変な所にはまり込んだみたいで、足掻いても進まず・・・。

だから気分を変える事にしました。イタリアの風景画はしばらく休みにして、日本の職人シリーズをやります。先週と今週は愛知県内の職人さんの工房に取材に行って来ました。

先週はこの方。

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木偶師の萬屋仁兵衛(よろずやにへい)さんです。いつもお世話になってるギャラリー彩さんの紹介で取材をさせてもらいました。からくり人形で有名ですが、普通の人形も作るので「からくり人形師」ではなく「木偶師」というのが正しいんだそうです。

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こちらは茶運びのからくり人形。ゼンマイのように見える部分はクジラのヒゲ。今となっては超貴重品ですね。縦に筋の入った物で1、5mぐらいは必要なので、上質なクジラヒゲは手に入りにくいんだそうです。超精密な構造ね。

大変、温厚で朗らかな方でした。色々と雑談もしましたが「作り手の人間性は作品に表れる。」と言っておられたのが印象的でした。常々感じていた事ですね。私も時々、攻撃的になる事もあるので自戒しなきゃいけませんね。

今週はこちらの方。

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染色の久野剛資(くのつよし)さんです。今年の1月の末に有松の絞りの職人さんを切り絵にしたのですが、その時にちょっとだけ久野さんも取材してました。その時の第一印象が「男気のある人だ。」でした。ずっと気になっていたし、前回はほとんど知り合った程度だったので、足りない部分も含めて取材させてもらう事にしました。

画像は絞りの入った生地をお湯に付けて染料を加えて染めている所です。絞りと言うのは生地を絹糸でくくったりする作業ですが、この部分は染まらずに生地の色が残るので、糸を抜くと模様が出来ます。絞り方で模様は変わるのですが、ほとんど無限と言ってよいほど多数の絞り方があるので、染め方も臨機応変で変えて行かなければいけない。

様々な注文に対応しているためか、久野さんの性格も実に柔軟性のある方です。(私も頑固な所を変えるように努めよう・・・。)若い芸術家にも積極的に力を貸しておられます。伝統を踏まえつつ、職人界全体を視野に入れた新しい試みも取り入れています。話していて勉強になりましたね。こういう職人さんがいる事が頼もしい。

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こちらは久野さんの工房を借りて作家活動をやってる村口実梨(むらぐちまり)さん。お友達の伊藤木綿(いとうゆう)さんと一緒に「まり木綿」というお店を有松駅の近くでやっています。2人の名前を合わせた屋号ですね。お二人とも爽やか。NHKの朝の連ドラみたいな人たちです。話ていて気分良かったですね。

と言う訳で、今は木偶師の萬屋仁兵衛さんの切り絵を作っています。久野剛資さんも夏には切り絵にする予定。今は下絵の段階ですが、職人さんと対話をするような気分で作業を進めてます。いや~・・・。先日までのスランプが嘘のようにサクサクはかどる。やっぱり職人さんの世界は良いよねえ。職人万歳!!

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2012年6月 3日 (日)

表彰式

今日は文化奨励賞の授賞式でした。午前中、名古屋で教室でした。教室の方は3ヶ月目で、そろそろ難しい技法を覚えてもらってます。生徒さん同士で.お喋りも増えて来て、和気あいあい。良い雰囲気になって来ました。で、教室が終わってから直行で会場へ。お昼ご飯は車の中でサンドイッチとウーロン茶飲んで終わり。会場の市民文化会館の駐車場でスーツに着替えてネクタイ締めて式に出ました。いや~、間に合って良かったよ。

考えてみれば、こういう授賞式って高校の時のポスターのコンクールで金賞を取って以来ですね。後、フィレンツェのコルシーニの職人展でグランプリを取ったのもあったけど、あれは海外だし。

久々にネクタイ締めて苦しい・・・。(太ったかなあ。)でもおニューのスーツを着たので気分良いですねえ。表彰式の後のパーティーでお酒飲んだから疲れました。今日はもう寝ます。お休みなさいませ。

大変、励みになる賞をいただきました。これからも頑張ります!

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