« ラヴェンナその1 | トップページ | ボローニャ »

2012年4月18日 (水)

ラヴェンナその2

ラヴェンナの続きです。観光したのが3月7日の午後だけと短時間でしたけど、モザイクの写真はたくさん撮りましたからね。

さて、ドゥオーモから北へ移動して、サン・ヴィターレ教会です。548年に建立と古い歴史を持つ教会。上から見ると八角形になってます。

232

外観は煉瓦積みと素朴ですが、内部は豪華絢爛。モザイクで装飾されています。

207

自然光が良い感じです。

230

主祭壇上の壁面。中央に描かれているのが、この教会の名前が捧げられた聖人、ヴィターレ。この人は元々ミラノの人で、改宗しなかった為に異教徒に殺されてしまったそうです。・・・この手の殉教者はけっこう多いので、それほど有名な聖人じゃないんだけど、何故かラヴェンナでは守護聖人になっていて、立派な教会を作ってもらえたという・・・。都市国家間の派遣争いがあって、シンボルとして政治利用されたという説もあるんですけどね。なかなか俗っぽい経緯ですな。まあ、おかげで良い物が残っているわけですが。

237

横っちょにあるのが、ガッラ・プラチディアの廟。ローマ皇帝ホノリウスの妹で、ラヴェンナの基礎を作った人のお墓。

246

ここも内部はモザイクで装飾されています。これは入口の裏側にあるモザイク。「良き羊飼い」の図ですね。

243

アラバスタ―(雪花石膏と言って薄くすると光を通す半透明な石)の窓の下に水を飲む鳩がいるけど、この部分だけのモザイクが土産物やさんで売られています。後でミュージアムショップに行ったら、このデザインのモザイクを自分で作れるキットが売ってました。木の板を用意して、木工用のボンドで色ガラスのピースを貼って作る。記念に1個買って来ました。まあ、作る時間は無さそうなんだけどね・・・。

で、国立博物館も併設されてるんだけど、時間が無かったのでパス。まあ前に来た時に見てるからね。

駅と平行して走ってるローマ通りをズンズン歩いて、サンタッポリナーレ・ヌォーヴォ聖堂へ。ローマ通りって、午前中に取材したココ・モザイコ工房がある通りなんだよね。前を通ったら、さっき取材したばかりのルカさんが気が付いて、中から手を振ってくれた。

272

こちらがサンタッポリナーレ・ヌォーヴォ聖堂。ラヴェンナの教会は質素な外観が多いですね。教会の名前を捧げられた聖人はアッポリナーレ。ラヴェンナの初代司教で、前述のヴィターレと共にラヴェンナの守護聖人だそうです。

269

こちらの教会も素晴らしいモザイクで装飾されています。左右の壁が全てモザイク。画像は左側の壁の一番奥で、玉座に座った聖母子と3賢者(左側の赤い帽子をかぶった3人)が描かれています。

ラヴェンナ取材の最後はテオドリックの廟。ここは今回初めて行きました。町からちょっと離れているんですよね。でも歩いて行ける距離なので頑張って行ってみました。

283a

テオドリックはローア帝国と同盟関係にあった東ゴート族の王。一説によると、この建物の中に居た時に雷が落ちて、撃たれて絶命したと云う。

内部は何も無いのです。本当にそっけない石の壁があるだけ。でも外観は野原の中にポツンとあるので、休日に散歩するのは気分良いでしょうね。

2701

夕方、ラヴェンナを発ったので、夕食は駅前のピアディーニの屋台でテイクアウトして電車の中で食べました。昼もここでテイクアウトしてるんだよね。ピアディーニというのはエミリア・ロマーニャ州の名物で薄く焼いたパンに具を挟んで食べる。タマネギとソーセージで作ってもらったけど、ボリュームがあって美味しかった。

以上、ラヴェンナのレポートでした。

|

« ラヴェンナその1 | トップページ | ボローニャ »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。