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2012年4月17日 (火)

ラヴェンナその1

毎年テーマを決めて、小さい風景の切り絵を15点作っています。これまでにフィレンツェ、ナポリ、ローマ、ヴェネツィア、トリノをやって、昨年はトスカーナ州の小都市を作りました。イタリアの主要都市だとミラノがまだですけど、今年のテーマはエミリア・ロマーニャ州の小都市のシリーズをやります。何故、エミリア・ロマーニャかと言うと、フィレンツェから日帰りで行けるからです。同じく、トスカーナに隣接しているウンブリア州も良いなと思ったのですが(昨年、アッシジとペルージャも行ってるし。)ラヴェンナにモザイクのココ・モザイク工房の取材に行ったので、じゃあついでに町も取材しますかって事でエミリア・ロマーニャに決定!

と言う訳でまずはラヴェンナです。イタリア滞在6日目、3月7日に行きました。午前中はココ・モザイク工房を取材したので、駅前で昼ご飯を食べて、午後から取材開始。ここは内部が素晴らしいモザイクで装飾された教会が多いのです、13年ぐらい前に行った事はあるんですけどね。その時にも主要な観光スポットは回ってるんですが、なにしろデジカメの無い時代だったので。今の視点で見ると写真の撮り方も変わって来てますからね。

まずは町外れにあるサンタ・ッポリナーレ・イン・クラッセ教会から。駅からバスで20分ぐらいの所にあります。

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教会正面に野原があります。天気も良かったし、広々とした中にポツンと教会があるので、見ていて気持ち良いですね。煉瓦積みの素朴な外観ですが、かっては大理石で覆われた美しい教会だったそうです。それが、15世紀前半にリミニの暴君、シジスモンド・マラテスタによって神殿の装飾用に持ち去られたと云う。

シジスモンド・マラテスタっつーと、ルネサンスの君主で一番評判が悪い人物として知られてますね。同盟を勝手に破ってやりたい放題。1番目と2番目の妻を殺して、実の娘も犯そうとした・・・。時のローマ法王、ピオ2世は、この人に対して「地獄行き決定」とお墨付きまで出したそうだ。ピエロ・デッラ・フランチェスカによる、すばらしいフレスコの肖像画も残ってるんですけどね。ともあれ、ラヴェンナに来て悪い事をしてるとは思わなかった。

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で、これが教会内部です。正面の祭壇上の半円の天井にモザイクが施されています。私が行った時は他に観光客が居なかったので、この空間を独り占め出来ました。

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モザイクの部分。私はここのモザイクが一番好きですね。シジスモンド・マラテスタもモザイクまで壊さなくて良かったよ。

で、次は町中に戻って、ドゥオーモに行きました。町で一番重要な教会の事ですね。ただラヴェンナのドゥオーモはどっちでも良いと言うか・・・お目当てはドゥオーモの横にある洗礼堂。この中にも重要なモザイクがあります。

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キリストの洗礼の様子が円天井にモザイクで表現されていますね。12使徒が周りを囲んでる構図も素敵だ。

えーっと、長くなって来たので今日はここまで。ラヴェンナは半日で無理矢理回っちゃったけど、一つ一つのモザイクももっとじっくり見ても良かったかな~って・・・。

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