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2012年4月19日 (木)

ボローニャ

エミリア・ロマーニャ紀行その2はボローニャです。エミリア・ロマーニャ州の州都ですね。フィレンツェの北97kmに位置する。(近いって印象があったけど、けっこう遠いんだな・・・。)フィレンツェに住んでた頃、切り絵を2点作ったっけ。

で、最近はフィレンツェからボローニャまでは特急電車ばかりになっちゃって、40分で着くんだけど25ユーロかかる。日本円で3千円ぐらいですね。名古屋から米原まで新幹線を使って行くようなもんですね。鈍行を使ってプラートという町で乗り換えると、2時間かかるけど、料金は7ユーロ。特急の1/3以下です。・・・すごく極端ですね。フィレンツェからプラート、プラートからボローニャの鈍行はけっこう本数があります。

という事は、鈍行で行くって事ですね。たかがボローニャに行くのに往復6千円も使ってられないのである。そもそもフィレンツェ~ボローニャなんて超重要な路線で、利用客も多いんだから特急以外も急行とかの本数を増やして運航すりゃ良いのに、特急か鈍行か(しかも乗り換えなきゃいけない)って選択肢しか用意しないイタリア国鉄の意地の悪さったら・・・。俺はこういう上から押し付けられるようなのは嫌いなのだ。意地でも鈍行を使って、国鉄の思惑を裏切ってやる!当日は7時半に起きて8時半からフィレンツェのカンポ・ディ・マルテ駅から出発しました。(フィレンツェ中央駅から出てないんだよな。)

ボローニャに着いて、まずは町の中心部へ。

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マッジョーレ広場にあるネプチューンの噴水です。ネプチューン(海神)の像はジャンボローニャの手による物。フィレンツェのネプチューンの像は、風呂上りのお父さんみたいで一かけらも威厳は無いけど、こちらのネプチューンは格好良い。ジャンボローニャって言うと、いかにもボローニャ出身みたいだけど、本名はジャン・ブローニュって、フランス生まれだって。(えええっ!!)21歳の時にイタリアに移り住んで、以後はずっとイタリアに居たそうです。フィレンツェでも彼の作品は多いんですけどね。ミケランジェロよりも年下ながら、影響も与えたと言われています。

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マッジョーレ広場にあるサンペトロニオ教会。ボローニャで最も重要な教会です。教会正面の壁を修復中。鉄骨で足場が組まれているので、修復期間中は一般人も入場料3ユーロを払えば鉄骨の一番上まで上る事が出来る。「テラス3ユーロ」と張り紙がしてあるから、何の事かと思った。テラスって言えば聞こえは良いけどさあ・・・。まあ確かに、この機にしか見れない風景ですね。良いアイデアだけど、ちゃっかりしてますね。

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と言う訳で登ってみました。教会の正面にあるポデスタ宮殿です。左に小さくネプチューンの噴水が見えます。

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教会のテラスから降りて昼食。その後はボローニャの塔へ。高い方がアシネッリの塔、低い方はガリセンダの塔と言います。ガリセンダの塔は実は傾いているので斜塔と呼ばれる。高い方には上れるので、例によって高いところは嫌いだけど上って来ました。

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97m、498段の階段を上る。疲れた。でも塔の上より見たボローニャのパノラマはきれいだ。左にサンペトロニオ教会が見えます。

塔から降りた後は適当に時間をつぶして、3時にサンペトロニオ教会が開いたので中を見学。この中にボロニーニの礼拝堂と言うのがあって、そこのフレスコ画の地獄の風景が素晴らしかった。

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写真撮影禁止なので、絵葉書を買ってスキャンしてあります。1410年、ジョバンニ・ダ・モデナの作。圧倒的な迫力ですね。昨年、ミケランジェロの最後の審判の模写を切り絵にしたけど、やっぱり地獄の部分は作っていて楽しかった。天国っていうと、だいたいイメージは決まってるんだけど、地獄の風景は何を描いてもOKって感じで、作家のファンタジーが生かせるモチーフですね。

この日の夜は友達の家でお呼ばれされてたので、16時にはボローニャから引き揚げました。

・・・って、ボローニャの食について書いてませんね。ボローニャと言えば美食の都ですから。次のブログではその辺も書きますので。次回は「切り絵師・俊寛、ボローニャを喰らう!!!」の巻。・・・何かどこかで聞いた事のあるタイトル。

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