« 下絵続行中 | トップページ | 下絵終了! »

2011年7月13日 (水)

まだ下絵は続く

下絵続行中です。上の画像が昼過ぎの段階、下の画像は現在。何とか明日には終わらせたい物だ。

1125

1126

Canson紙の白にジェッソの黒で下絵を描く。それを切り抜いて、アクリル絵の具の黒で全体を塗りつぶして黒い紙を切った状態と同じにする。全てのマス目ごとにCanson紙を切り抜いて、着色して、裏側から貼って行く。

・・・今では当たり前のように行っている作業だけど、この方法に至るまでは長くかかったな。

伝統的な技法を受け継いでる職人さんの仕事なんか聞いてると、とても一人の人間が一生かけても思いつかないような技法・道具を使ってったりする。伝統の重みと言うのかな・・・。

年月をかけて培われて来た伝統技術。それに裏打ちされているからこそ、職人仕事は美しく価値がある。

翻って考えてみると、切り絵を初めて15年、これからも続けるが・・・さて、私の人生全部使って、伝統に負けないだけの価値を作る事が出来るだろうか?

ミケランジェロの「最後の審判」ですが、これも600年生き抜いてきた人類の財産ですね。描きあげたミケランジェロが偉大なのは勿論ですが、その後の保存、修復に携わって来た人達の色んな想いも込められている。

自分の作品を「伝統」のレベルまで引き上げるには、どうすべきなのか。それは自分の作品を、どこまで、どのように生き残らせるか・・・という事かな。早い話、それだけ素晴らしい作品に仕上げろという事だ。

・・・と、こんな事を考えつつ、制作をしております。

|

« 下絵続行中 | トップページ | 下絵終了! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 下絵続行中 | トップページ | 下絵終了! »