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2010年8月30日 (月)

クロリスとフローラ

Seisaku_totyuu 最後の2人、クロリスとフローラが終りました。けっこう長くかかったな。後は背景だけど、木の葉がややこしいので、まだ時間かかりそう。

西風のゼピュロスが襲いかかっているのが、ニンフのクロリス。ニンフとは妖精の意味ですね。(どうしてもニンフ=妊婦って思っちゃうんだよなあ。・・・親父くさいよなあ。こういう事を書くと。)

で、実はこのクロリスと左にいる花の女神フローラは同一人物です。ニンフのクロリスが春を運ぶ西風に抱擁されると花の女神フローラに変身する。妖精から女神に昇格したわけですね。

花の女神フローラでなく、春の女神プリマヴェーラとする説もあります。まあ、どちらでも意味する所は同じで、この物語の主役である事は間違いないですね。同一人物が一つの画面に描かれてるって、日本の絵巻物に似てると思います。

んー・・・流石に疲れて来たので休みたいけど、まだ完成じゃないんだよなあ。作業机の横に置いてあるソファに寝転がって、「あー、もう駄目・・・。」と言って目をつぶると、もう一人の自分が私を見下ろして「立て!!」と言う。「まだ・・・負けるわけには・・・。」と言って再び立ち上がる。

・・・こういう風に自分で自分を盛り上げて制作に挑むんですなあ。自分との戦いです。ここんとこ戦いの日々ばかりで、休息がまるで無いな。12月に展示会が全て終るまで休めなませんね。体調管理に気を付けて頑張りましょう。それにしても人生の春・プリマヴェーラはいつ来るのだ?私の人生は真っ赤に燃え上がる夏と、燃え尽きた後の真っ白な冬しか無いような気がする・・・。

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2010年8月25日 (水)

西風ゼピュロス

Botticelli_006_2 左端の人物より進めて来ましたが、いきなり右端の人物に行きます。何でかと言うと、手前にある物から先に貼らなきゃいけないので。色の付いてない状態だとわかりにくいのですが、残った人物の内、一番左の女神フローラの手前に、左から2番目のクロリスの手が来ている。更にクロリスの体の手前に、青い体の西風の神ゼピュロスの手が来てますね。

で、ゼピュロスの前には木があるので、まずは木を貼ってからゼピュロスの番なわけですが、この木がなかなか難関でした。木の幹は兎も角、生い茂る葉が。

視認出来る限りは木の葉や草花など、オリジナルの絵から忠実に表現してあるんですけど、葉の部分の色までオリジナルを再現しようとすると、かなり難しい。明るい色の葉と暗い色の葉、(更に暗い色の葉もあるけど、これは切らずに黒いままにした。) 基本的には2色の葉なんだけど、画集と見比べて、どの葉がどっちの色なのか識別するのが至難の業です。同じような位置に同じような形の葉がいくつも並んでいる・・・。

まあ、葉の色なんて一つの絵画としては画面全体の雰囲気を損なわなければ、自分の好きなように着色すれば良さそうなもんだけど、なるべくオリジナルに忠実に行きたいんだよね。こういうのが「職人仕事」だよなと思う。・・・いやいや。この程度で職人仕事なんて言ってちゃいけませんな。世の中にはもっともっと凄い人がいるんだし。まあ、少しずつ進めていこう。

西風のゼピュロスは春を表し、四方の風の神の内、最も優しいと言われる。・・・何か、翼まで生えている青い体を見ていると異形の怪物って感じで、あまり優しそうには見えませんねえ。作ってて面白い部分ではありますけどね。

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2010年8月24日 (火)

ビーナスとキューピッド

Botticelli_005 9人の登場人物の内、5人目と6人目を貼りました。折り返し地点を過ぎましたね。この調子で頑張って行こう。

愛と美の女神ビーナスと、その息子のキューピッドです。

ビーナスが立っているには画面の中央なので、この絵の主役ですかね。他の登場人物よりも一歩引いた位置に立っているので、この物語絵巻を監督しているように見えます。

キューピッドがつがえている矢には火が点いてます。射られた人は愛の炎が燃え上がる。目隠しをしているので「盲目の愛」を表しているんですね。

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2010年8月22日 (日)

三美神♪

Botticelli_004 調子良く進んでます。三人の美の女神を貼り終えました。3人で輪になってフォークダンスを踊っているよう。華やかで、作ってて楽しい部分ですね。

左から「愛」、「純潔」、「美」を表しているのだそうです。真ん中の「純潔」は視線がメルクリウスの方を向いて、衣が「愛」の方向にずり落ちている。まだ貼ってない部分ですが、右上の方に「盲目の愛」を象徴するキューピッドが、「純潔」に向けて愛の矢を射ろうとしています。つまり純真な乙女に訪れた愛の目覚めを表してるわけですね。

今回の作品、切り終えた時点で黒い部分が多いので、雰囲気が暗くならないか不安でしたけど、色が入るとやはり違いますね。って言うか、流石はボッティチェリだけあって、色彩感覚が凄い。勉強になるなあ。・・・って、自分もこの域まで達しなきゃいけませんよね。精進しなきゃ。

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2010年8月19日 (木)

メルクリウス

Botticelli_2 ボッティチェリの「春」、パーツ貼りの作業に入っております。白のカンソン紙をそれぞれの形に切り抜いて、アクリル絵の具をエアブラシで吹きつけて着色。裏側から糊付けです。線が糊しろのなるわけですね。

今回は型紙を置いて、上からエアブラシを吹いて模様を付けた紙を貼ってます。全てのパーツにこの技法を使うと、完成した作品は光が乱反射したような不思議な雰囲気婦が生まれる。

いつもやってるようなグラデーション一色のパーツだと、単に画像ソフトで線を強くしただけのようになっちゃうからね。勘に頼って、オリジナルの作品には無いパターンを入れて行く・・・。機械には絶対に出来ない作業をやらないと、手作りの意味が無いからね。(そして機械以上に性格に作らなきゃいけない。)こうして、自分の個性も出していく。

で、まずは左端に描かれているメルクリウスを仕上げました。これ以外の部分は新聞紙で来るんで保護してあります。こうしておかないと、破っちゃったりするからね。

メルクリウスは英語読みだとマーキュリー。ギリシア神話のヘルメスにあたる神様です。神々の使者にして、商業、科学、旅人、盗人の守り神。カドケウスという2匹の蛇が絡みついた杖を持った若者の姿で描かれています。

「春」では手にした杖で空にかかる雲を払っています。こうやって春の訪れを告げる役割を果たしているわけですね。言わば、この作品のオープニングです。

さあ、調子を落とさずにサクサク進めるぞ。

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2010年8月18日 (水)

斬り捨て御免!!

Botticelli_001

異常な程のハイテンションでお送りしております。切り終えました。切るのに要した時間は2日間。このデザインの細かさを考えると、自分でも驚く程のハイペースです。画像上は切り終えた直後。下絵の線よりもちょっと太めに切るので、白い部分も見えてます。

Botticelli_002_2

で、2番目の画像が引っくり返した所。元々は白い紙なので、裏側から見るとレース編みみたですね。しかし、今回はデザインが複雑すぎて、何が描かれてるのかわけなかんないなあ。地面の花の部分、白地に暗い色で抜いてあるのがけっこう良い。昨年、花シリーズを黒地に花の部分だけエアブラシを吹いて、浮き上がるような雰囲気に仕上げたけど、白い紙に花を切るのも良いかもしれない。試作品を作ってみようかな。

Botticelli_003

3番目の画像が黒のアクリル絵の具をエアブラシで塗りつぶしたところ。さて・・・今、朝の5時半だけど、最短時間でここまで仕上げたお祝いに缶ビール飲んで寝ようかな。10時には起きてジムに行くからさ。自分へのご褒美って事で。

明日からは色が付いていきます。やっぱ、ボッティチェリって良いわあ!

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2010年8月16日 (月)

下絵終了♪

Yamanasi_002_2 ボッティチェリの「春」の下絵終了です。結局、5日間でやっちゃいました。いつもの職人シリーズなんかだと、下絵を仕上げるのに(サイズにもよるけど)少なくても10日はかかるから、かなりのハイペースですね。まあ、今回は模写だから見たまま描けばよいだけなので。自分で「ああでもない。こうでもない。」と悩む必要はないしな。・・・やっぱ、職人シリーズは出来る限りの手をかけてるって事だなあ。

とは言うものの、これを仕上げるのは楽じゃないな。物凄い細かい。・・・下絵が終わった直後、描き忘れた所が無いか、点検の為に全体を見てみたけど、あまりの細かさに呆然とした。若干、後悔したけど、自分との戦いだからな。焦らずあきらめず、乗りきろう。

書き忘れてたけど、サイズは50×80cmです。オリジナルの1/3,5ですね。もう少し大きいサイズにしても良かったかもしれない。・・・まあ、良いか。最近は小さいサイズでも密度が高い方がクールだと思う。

さて、明日から切る作業だ。8月も中盤ですが、私の燃え上がる夏は、まだまだこれからですね。

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2010年8月15日 (日)

お花畑

Yamanasi

ボッティチェリの「春」の模写、順調に進んでます。一日かけて地面の下絵終了。オリジナルの作品の画像から、なるべく正確に草花を描き込んでます。こんな細かい部分、適当に描いても「オリジナルと違うじゃないか!手抜きだ!!」と怒り出す人はいないと思うけど、正確に描く事自体が楽しいんですよ。何が楽しいのだろうと思う人の方が多いと思うけど、こういう作業に楽しみ・喜びを感じてしまうから仕方ないね。細かければ細かいほど燃えるんですよ。

Yamanasi_001

下の画像は作品の中央にいる女神ビーナスの足元の部分。黒地に花が浮き出るような感じになってるけど、こう少しパターン化・様式化をすると、フィレンツェモザイクみたいだなと思った。

さあ、後は木々を描けば下絵が終了です。今回の下絵で一番難しい部分だな。

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2010年8月13日 (金)

俊寛vsサスライシェフ、パートⅡ

いきなり戦闘的なタイトルで「何だこりゃ?」と思う人もいるでしょうね。サスライシェフこと古畑圭一郎さんはフィレンツェのレストラン、ベルコーレでシェフをやってます。ミシュランで星を獲得したほどの腕前。美的センスも優れているので「皿に絵を描く料理人」という格好良い通り名まで持っています。

何故この方と勝負が成立するかというと、本業の料理人の傍ら、カボチャの彫刻家としても活躍しているんですね。

彼は丁度一年前にカボチャの彫刻コンテストでミケランジェロのピエタを彫って準優勝しています。この頃から対抗意識が芽生えちゃったみたいで、私も負けじとミケランジェロのピエタを切り絵で作りました。

以後はお互いを最大の強敵として認識しています。ちなみに、このブログでは「強敵」と書いて「とも」と読みます。(by北斗の拳)互いのブログに頻繁にコメントを付け合う事が多いのですが、おそらく回線の中間地点でバチバチと火花が散っている事でしょう。

と言う訳で、昨年のピエタ勝負が終ってすぐに翌年の予告をしてるんです。サスライシェフさんはカボチャでミケランジェロの「最後の審判」をやるんだそうです。彼はミケランジェロにこだわりたいみたい。ならば私はフィレンツェにこだわります。フィレンツェの最高の名画である、ボッティチェッリの「春」を切り絵でやります。Sandro_botticelli_038

本当はもう少し後でやりたかったのですが、(カボチャの彫刻コンテストの時期に合わせて)他にも作らなきゃいけない物が山積みなので、忘れないうちに。約束は果たさないとね。

2日かけて、ここまで下絵を進めました。人物がだいたい終って、後は背景ですね。枝葉が複雑に入り組んでるし、草花も多いので、てこずりそうです。La_primavera

かなり楽しく制作してます。やっぱりボッティチェリは良いねえ。名画を切り絵にした場合、どんな風になるか。単なる模写に留まらず、自分の個性も出して元祖とは違った魅力を出したいものです。

サスライシェフとの対決も勿論だけど、兄貴分の彫金家、パオロ・ペンコさんに見せるのも楽しみです。あの人、ボッティチェリ大好きだしな。滅多にメールくれない人だけど、これだったら画像を送って10分後には返事が来そうな気がする。

さあ、本気度100%でやりますか!どこからでも、かかってきたまえ。

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2010年8月12日 (木)

格好良い!!

Image_2

かなり以前に制作した9×9cmの図鑑シリーズ、左から、ヘラクレスオオカブトムシ、キアゲハ、アマガエルです。これをモッチーノこと望月貴文さんが同じデザイン・サイズで木製象嵌で作ってくれてます。まだパーツを切った状態なので、これからどんどん変って行くでしょうけど、現時点でも凄く格好良い!!同じデザインでも技法を変えると、がらりと雰囲気が変る。

ちょっと前には銀細工のムラサキガエルこと中村貴寛さんも銀による打ち出しでアマガエルを作ってくれてます。

あと、昨年の2人展で一緒に展示したフィレンツェモザイクの清水優子さんも、何か作る予定です。

いやいや・・・嬉しいですねえ。自分のデザインを使ってくれて、こんな良い物に仕上げてくれてるんだから感激ですよ。

11月の名古屋の合同展では一緒に展示予定なので、お楽しみに!!(私自身が一番楽しみです。お客さん押しのけて買いたくなるかも。)

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2010年8月11日 (水)

値段が安くて、質がそこそこ

昨日の京都で印刷会社の人と打ち合わせをして、お昼ご飯も担当の人と一緒に食べたのですが、最近の印刷業界の状況なんぞも教えてもらって、なかなか興味深かった。わずか3年間とはいえ、私も印刷会社に勤めてましたからね。私のいた頃、パソコンがようやく導入されたんだった。今とは印刷方式も全然違っちゃってるからね。最早時代遅れですが、業界の話を聞くのは楽しいものです。

私のいた会社は箱を作る会社でしてね、ティッシュとかサランラップの箱をやってました。未だに同僚とも仲が良いので、飲みに言ったりしますが、前に飲みに行った時に「質は悪くても良いから、安い注文を大量に取って来い。」というのが会社の方針になってるんだそうだ。それも一つの卓見だと思うけど(長年、業界を生き抜いてきた上層部の意見だから)質の高さも保持しておかないと、状況が変化した時に対応できないんじゃないかなって。第一、今だって質の高さを求める印刷物は需要があるわけだし。いざ、そういう注文が来た時に「うちでは出来ません。」と断るのは勿体ないよなと思いました。

と、そんな話をしていたのですが、儲かってる印刷というのもあるそうです。曰く「 値段が安くて、質がそこそこ」の印刷物というのは需要が多いんだと。

この「値段が安くて、質がそこそこ」って最近よく聞くキーワードだよね。印刷業だけじゃなくて日本の社会全般的に。たとえばファミレスとかコンビニのお弁当とか。

だいぶ前だけどテレビで「ルビコンの決断」だったか「ガイアの夜明け」だったかでやってたけど(それにしても、どうしてこう紛らわしいのだろう。全く見分けがつかない。)イタリアンレストランのチェーン店の話をやってた。品質管理を徹底して、材料も専用の農家を作る所から始めてる。でも余計な部分は省いてコストを下げる。「値段が安くて質がそこそこ」の料理が出来上がる。

コストといえば、別の番組ではラーメンのチェーン店で自動チャーハン作り機ってのが紹介されてた。横にしたドラムにご飯を入れて、回転させながら炒めるんだけど、上に行くとご飯が落下するので火にあぶられて、パラリとした仕上がりになるんだそうだ。これを見た時に大笑いしました。何というアイデア!考えた人も凄いし、作った工場も凄い!成る程、このような機械を導入する事でレストランのチェーン店は人件費を抑え、(料理人いらないよね。ご飯を機械に入れてスイッチを押すだけだもん。)一定の味を保つ事が出来るわけだ。

で、そのラーメン店のチャーハンを食べてみました。まあ確かにそこそこ美味しかった。値段も安いと。しかし・・・フィレンツェで日本料理屋さんでアルバイトしていた時に、料理長のパンさん(中国人です。苦労して日本料理も身に付けた)が賄いで作ったチャーハンの方が圧倒的に美味しいんだよね。もう10年以上前になるけど、未だに味を覚えてるし、やっぱりパンさんが修行の末に身に付けた最高の技術には、機械じゃ絶対に追いつけないんですよ!

だから前述のイタリアンレストランチェーンの社長さんも言ってたけど「本格的に手間をかけて作ったイタリア料理にはかなわない。だから住み分けが出来る。」って。2回ほどそのレストランで食べたんだけど、美味しいとは思わなかったな。まあ、大事な人と食事に行こうとは思わないけど、適当にお喋りでもしながらノンビリやるかって時には、そういう店の方が気楽で良いかもとは思いますが。

しかし、こういうのばかり食べてると、絶対に感覚って発達しないよな。そこで止まっちゃってるから。前に若い子にお世話になった事があって、お礼に一応ちゃんとしたイタリア料理の店でご馳走してあげた事があったけど、「こんな美味しい物、初めて食べたっす!!」って感動してた。もう泣かんばかりに。そこまでの店でもなかったんだけどなあ。彼はファーストフード以上に美味い物を食べた事がなかったのかもしれない・・・。

いや勿論、値段が安くても質を上げるってのは良い事だと思うのですけどね。「値段が安くて、質がそこそこ」ってのが料理の世界に限らず最近の流行である以上、個人経営から大企業まで、少しでも質を上げる為に大変な努力をしておられると思います。だから私は自動チャーハン作り機を考えた人・作った人を尊敬します。

ただ・・・本来は何事にも限界って無いはずなんだよなあ。一定のレベルが定着すると、それ以上の物があるって事を想像出来るだろうか?ご馳走してあげた子は、ちゃんとした味がわかったみたいだけど、あまりに慣れてしまうと「ファーストフード方が美味しい」って感覚を持ったりする子も出て来るんじゃないだろうか?

私としては自分の限界を超えるぐらいに頑張って、より良い物を作って、なるべくたくさんの人に見てもらうと、これが「値段が安くて質がそこそこ」な物に対抗する手段です。そして、その価値をご理解していただける人とお友達になろうと思っております。で、そのお友達の中でも物を作る人たちには競い合うように仕向けて互いに刺激を与えるようになれば、「値段はそこそこだけど本当に良い物」の輪が広がって行くと思います。

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2010年8月 9日 (月)

火事だ!

日帰りで京都に出張でした。ここ最近、制作に集中してるので、久々に外に出たので良い気分転換ですね。秋の個展の打ち合わせをして来ただけなので、どこかで遊んだわけじゃないけど、遠出するだけでも充分楽しかったりして。

で、行きの新幹線で名古屋から京都までののぞみに乗ったのですが、米原の前のどこかのトンネル内で新幹線が停車しました。変な所で停まるなあと思ってたら、車内のアナウンスで「15号・16号車のお客様は前の車両に移動して下さい。その際は頭を低くして進んで下さい。安全の為に扉を開けてありますが、外には出ないで下さい・・・。」なんて言ってる。何が起こったのだと思ってたら、配電盤から火が出たんだそうです。

その後13号・14号車の乗客も移動させられてて、私が座ってた先頭の車両まで乗客が移動して来て、しばらくしてから再び発車しました。で、本来は通過するはずの米原で下ろされて、次に来た新幹線に乗り換え。結局30分ほど遅れて京都に着きました。その後のスケジュールに支障は無かったし、特急券は払い戻ししてもらったので、大した問題は無かったですね。

とりあえず新幹線の火事なんて珍しい場面に立ちあったので、ブログのネタにはなるかなって・・・。

今日はうちの親戚が集まってお墓参りをした後、みんなで近所のお寿司屋さんで夕御飯を食べてたので、何とかそれにも間に合ってこの話をしました。(お墓参りが出来なくて、ご先祖には申し訳なかったですねえ・・・。)

「いやあ、まいったよ。名古屋からの新幹線が火事でさ・・・。」てな感じで。夕方のニュースに出てたらしいので、「現場にいたのか!」と皆おどろいてました。ちょっと良い気分。

しかし今年は交通関係で珍しい経験をする事が多いですね。飛行機に乗り遅れたりとか・・・。

追記 この記事を書いた後、テレビのニュースでやってましたが、この配電盤には空調関係のブレーカーが集中していたんだそうです。12本の列車が最大32分の遅れ。1万2千人の乗客に影響が出たそうです。

まあ、日本の鉄道では大変珍しい事故ですが、イタリアだと電車なんて物は、そもそも遅れて当たり前ですからね。前にローマからフィレンツェに行くのに、線路の脇から不発弾が出て来て、安全の為に遠回りで行く事になって9時間遅れたって事があった。不発弾は仕方ないですが、南イタリアで寝台車に乗ったら、夜中に突然電車が止まって、翌朝まで全く動かなかったって事があったな。この時は進路上に整備車両が停まってて、その車両がいつ動くか誰もわからないなんて、日本じゃありえない事態になってた。乗客は電車を降りて、近くのバールに朝ご飯を食べに行って、戻ってもまだ電車はそのままだったな。ここまで行くと怒る気にもなれん。開き直って「これはこれで牧歌的な風景かも。」と状況を楽しんでたな。

今回の新幹線も怪我人は出なかったので、ブログのネタで済んじゃうレベルだよなあと思いました。

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2010年8月 5日 (木)

肉を食べなきゃ!

昨日の話ですが、ジムが終った後、昼食にステーキ屋さんに行きました。ここ最近、疲れる事が多かったんです。冷麦とか素麺とか蕎麦とか、口当たりの良いものばかり食べてたせいかな。ふと「しっかり肉が食べたい!」って欲求が、有酸素運動のマシンに乗ってた時に生まれて来まして・・・。

いや、肉を普段食べてないわけじゃないですけどね。肉も野菜も魚もバランス良く食べてるつもりです。あたかも獣になったかのように肉をガンガン食べる!って事を最近してないなと思って。

・・・やっぱり、しっかり肉を食べるとエネルギーが持続しますね。おかげで昨日はずっと元気で制作に集中出来ました。

しかしフィレンツェに住んでた頃は、生活費を節約する為に肉をなるべく買わずに野菜とパスタばかり食べてたな。あれでも元気に動き回っていたが・・・やはり歳のせいかな。

そういうわけなので、暑さがまだまだ続きますが、皆様も肉を食べて体力を付けて、この夏を乗り切りましょう。

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