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2010年5月 1日 (土)

額縁職人 ヴァレンティナ・セルニッシ。

1272 しばらく制作に集中していたので、ブログの更新が滞ってましたね。気が付けばもう5月だ。3月のイタリア滞在記を書くのに1ヶ月以上かかってしまった。マメにやらなきゃ、いけませんな。

今日からは今回の滞在で取材した職人さんを紹介して行きます。

ヴァレンティナ・セルニッシさんはフィレンツェの駅の裏手、プラート門の近くに工房を構えて、腕利きの額縁職人のお父さんとお姉さんと働いています。実は既にお父さんとお姉さんは切り絵にしてるのです。2004年制作してるんですね。ヴァレンティナさんだけがまだ切り絵にしてなかったのです。

ヴァレンティナのお父さんのマッシミリアーノさんは、あだ名をレオーネと言います。イタリア語でライオンの事ですね。若い頃は金髪が風になびいて、まるでライオンのようだんだそうです。私と知り合った頃は既に髪の毛の方は寂しくなってましたが、雰囲気はまさにライオン。熱血親父って感じです。

最近、工房の名義を娘2人に譲ったそうです。工房の屋号は「レオーネ」になってます。

娘2人もレオーネの血を引いてるだけあって、にぎやかな性格です。

私と知り合った頃は別の場所に工房があったんですけどね。その工房は壁に50年前のアルノ川の洪水の跡がシミになって残ってるぐらい、風格のある工房だったんですが、家賃が払えなくなったので今の場所に引越し。(ちなみに、彼らが引っ越した後に入った土産物屋さんは壁をピンクのペンキで塗りつぶして、金ぴかの物を売るような下品な店になった。)引越した当初は工房も汚れてなくて、絵にならなかったので、ヴァレンティナさんだけ切り絵にする機会を失ってたんです。5年使うと貫禄も出てきたので、そろそろ切り絵にするかなって事で。ただ、実際に制作するのは来年になるけど・・・。

画像は額縁に石膏を塗ってる場面。金箔を貼る前の下地作りですね。

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