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2010年1月31日 (日)

日本の職人シリーズ第1号。

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愛知県の常滑焼きの職人、土平栄一さんの切り絵が完成です。

画面左側の丸めた赤い粘土が、土平さんの手にかかって次々と姿を変えて行く。土平さんの指が赤く染まり、乾いた粘土が粉になって、工房全体に微かに広がっていく。ガレージを利用した工房なので、壁の代わりのシャッターには子供さんの描いた絵が貼られている・・・。

実は金曜日には完成してたんですけどね。終った直後にビールを飲んで寝てしまったので。(寝る前のビールを控えてたんだけど、もういいよね。4ヶ月間ダイエットを続けたし。)土曜日は京都の個展の準備をしてたり、夜は幼馴染のジャズピアニストのライブに行ってたりしてました。ライブから帰って、やっと写真撮影です。(あやうく写真を撮るのを忘れるとこだった。)クリックすると大きい画像になるので、細部の確認などをしたいかたはどうぞ。

年末から始めたんだけど、他の工房の取材や京都の個展用の小作品も作ってたので、実質の制作期間は3週間ちょっとですか。

サイズは40×50cm。このサイズの作品としては、かなりの高密度です。(つまり線が多くて複雑=制作に時間がかかった。)

土平さんは取材させてもらった時に「うちなんかが絵になるかなあ?」と疑わしそうな感じでしたが、今までとは雰囲気の違った良い仕上がりになったと思います。考えてみれば胡坐をかいて作業してる職人さんって始めてですね。(何だか座禅を組んでるみたいで格好良いぞ。)先日取材させてもらった漆職人の武藤さんは正座して作業してたし(こちらは道場で修行してるみたいで行儀が良いなあと思った。)当たり前だけど、座り方だけでも日本とイタリアの習慣の違いがあって面白い。

あと、そこかしこに見られる平仮名・片仮名・漢字は切ってて楽しかったな。この部分を見てると切り絵って、やっぱり日本の文化なんだなと思いました。

さて、次は久々にフィレンツェの職人さんです。3月はイタリア行きなので、その前に仕上げないとね。

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コメント

お疲れ様です。

イタリアシリーズとは色合いが違っていて
これまた素敵ですね。
実際に見る事ができるのを楽しみに待ってます。

投稿: はっとり | 2010年1月31日 (日) 17時50分

はっとりさん、ありがとうございます。土平さんご本人も大喜びしていただきました。
今までイタリア物でやって来たので、発表するタイミングが難しいですね。もうちょっと日本の職人シリーズを作り貯めないと・・・。

投稿: 俊寛 | 2010年1月31日 (日) 18時46分

ついに日本人シリーズですね!
彫師とか。。。
楽しみにしてます!!

投稿: けーすけ | 2010年1月31日 (日) 20時05分

お!ついに日本人を題材にしたか!
イタリア風に見えるのは僕だけかな?
がんばれよ。

投稿: あしたのもと | 2010年1月31日 (日) 20時06分

けーすけさん、久しぶり!元気にしてますか?
彫師って・・・刺青を彫る人の事?取材させてもらえるのかなあ?

あしたのもとさん、イタリア風には見えないよ。まあ、今までの蓄積があるから、そう感じるのかもしれないけど・・・。

投稿: 俊寛 | 2010年1月31日 (日) 20時23分

ははっ、「修行中みたい」って、なんかいい^^

投稿: チーズ | 2010年2月 3日 (水) 21時19分

チーズさん、職人の場合は日々修行してるようなもんですけどねえ。
チーズさんの工房は板の間で掃除が行き届いてるから、余計にそう思ったのかも・・・。

投稿: 俊寛 | 2010年2月 3日 (水) 21時26分

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