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2009年12月26日 (土)

ローマの風景その7、遺跡地区。

Roma018_2 画像1は「フォロ・ロマーノ」です。ローマ帝国時代に政治・宗教の中心だった場所の遺跡です。これは前回のカンピドリオから見た風景。

左からヴェスパシアヌス神殿、聖ルカ・マルティーノ教会、手前がセプミティウスの凱旋門、奥に元老院、右にあるのがサトゥルヌスの神殿です。教会以外は古代ローマの遺跡ですね。

そういえば、ちょっと前の写真では凱旋門の前に自動車道路が通ってるのが写ってるけど、昨年の取材で私が撮って来た写真では発掘してる途中みたいになってますね。多分、何か遺跡が出てきたので道路を取り壊したんでしょうね。未だにローマの地下には遺産が眠っているのです。

だから地下鉄はローマ程の大都市であるにもかかわらず、開発が遅れているし、それがローマの交通の悪さにもなっている。ローマの自動車の排気ガスによる大気汚染は物凄いですからね。元々、自動車の無い時代に作られた建物を今も利用しているので、それは仕方ない事です。

Roma019 画像2は「コロッセオ」です。円形闘技場です。当時の最高の娯楽として、奴隷出身の剣闘士による試合が行なわれました。(早い話が殺し合いです。現代人の感覚としては野蛮ですがねえ・・・。)人気のある選手はスター扱いだったらしいですね。

剣闘士の試合が廃れてからは、この建築物も本来の意義を失い、一部が破壊されて建築材として持ち去られてしまいました。現在見られる姿は、外周が半分以上剥ぎ取られた状態です。

とは言え、今なお威厳のある圧倒的な存在感を保っています。ローマでも最重要の遺産である事は間違いないですな。

フォロ・ロマーノやコロッセオの付近は古代ローマの遺跡が最も残っている地区ですが、そこから少し歩くと「カラカラ浴場」があります。Roma020

紀元212年にカラカラ帝によって造られた浴場の遺跡です。浴場とトレーニングジムと図書館がセットになった施設ですね。今だったら健康ランドにネットカフェが合体したような物と考えればよろしいかと。

古代ローマ人はお風呂が「文化の一部」と言える程好きだったようで、各地に浴場の遺跡が残っています。カラカラ浴場は、最も良い状態で保存された浴場の遺跡ですね。床には所々にモザイクが残っていました。

ローマ帝国も末期になるとロクな皇帝が出なかったので、短命政権が続き、それが帝国の衰退に拍車をかけるような感じなのですが、カラカラ帝も同様で在位6年で暗殺されています。

しかし、彼の手がけたカラカラ浴場は今も残っています。かなり広大な敷地の中にある遺跡なので、空気の汚れも気にならず、散策していて気持ち良い所でした。

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