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2009年11月30日 (月)

折り返し点を過ぎまして・・・。

319_3 11月25日から始まった二人展も前半が終了。今日は画廊が休みなので家でノンビリしてました。ギャラリー彩さんの会期は9日間で長いので、一日休みがあると助かりますね。

家に帰って食事と風呂を済ませて11時には就寝なので、毎日8時間以上は寝てるんですけど、どうも疲れが溜まってたみたいです。

共催のフィレンツェモザイクの清水さんの作品も大評判です。ほとんど全てのお客さんがフィレンツェモザイクを初めて見るので、その仕事のあまりの大変さを想像して仰天されてますね。

このブログでもフィレンツェで頑張ってるyossyさんの事なんかを時々記事にしているし、(清水さんの事も書くべきなんだけど、清水さんはHPやブログをやってないので、いつも何をやってるのか把握出来ないのです。)案内状でも清水さんの作品の画像は出ているので、どういうものかはわかってるはずなんですけどね。それでも写真からは全然凄さが伝わってないみたいです。天然石の質感は写真からではわからないんですね321_4

久々に清水さんの作品を見てみたけど、作品に合った色・模様の石を選んで、正確かつ緻密に石を切って隙間無く組み合わせてある。・・・素晴らしい仕事ですね。勿論、フィレンツェモザイクという技法の表現力を生かすだけの絵画的な構成力も脱帽ものです。私なんかが見ても「無茶な仕事」と思いますな。

下の画像は今回の展示で私が気に入ってる清水さんの作品。フィレンツェのドゥオーモですね。見ていて心が落ち着く。

私の切り絵とも通じる物があるので、今回一緒に展示会をやって良かったと思います。

さて、明日から後半戦です。より多くのお客さんに見てもらえますように。

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2009年11月24日 (火)

明日から2人展です。

Roma015 と言う訳で、展示会の準備が終了しました。昨日まで制作が続いてて、寝たのは午前6時・・・。やりたかった事は全てやり尽くして完全燃焼です。(良い言葉)今回も疲れた~。

展示数は当初の予定より若干増えまして、ローマの風景シリーズが21点、フィレンツェの風景シリーズが3点、職人シリーズが4点、おまけが2点です。

・・・なんか今回はおまけの作品の方が色使いが派手でやたらと目立ってる気がしますが。

今回、一緒に展示する清水さんのモザイクも力の入った作品なので、とても面白い展示会になると思います。

切り絵 俊寛 、 フィレンツェモザイク 清水優子
イタリアで修行した作家の2人展

2009年11月25日(水)~12月4日(金) 11月30日は休廊ですので、お間違えなく。
AM11:00~PM6:00

名古屋市中区錦3丁目25-12 AYA栄ビル4F ギャラリー彩
地下鉄栄駅6番出口 トップカメラ横

TEL 052 971 4997

栄駅は名古屋から地下鉄東山線で2駅です。

皆さん、見に来てくださいね。

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2009年11月18日 (水)

ローマの休日。

NHKの衛星放送で「ローマの休日」をやってたんで、見てました。やっぱり良い映画ですねえ。久々に見たけど面白かった!!

さて、私は毎年一つテーマを決めて小さいサイズの切り絵を15点ほど作っています。ここ最近はイタリアの主要都市のシリーズをやってます。3年前がナポリ、2年前がフィレンツェ、昨年がトリノの風景でした。

今年のテーマはローマの風景です。4年目でやっと首都の登場ですね。いつもよりちょっと多めに作って、21点を名古屋の展示会に出します。だいたいローマの名所を押さえたつもり。

であるから、ローマの風景を見てると思い入れも強くなります。私の切り絵とは別のアングルで写ってたりするので、視点の違いも楽しめました。

「ああ、あの場所、当時は車が走れたんだな。」

「あのバール、切り絵にも出てるな。」

「そうか、あの下でダンスしてたんだ。」

・・・なんて感じで。

と言う訳なので、名古屋の展示会に見に来てくれる方は、事前に「ローマの休日」を見ておくと、よりいっそう楽しめるかもしれませんよ。

10月の銀座の個展にもローマの風景を出してるんですけどね。更に点数が増えてるんで。名古屋の展示会が終ったらブログにアップしますんで、少々お待ち下さい。

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2009年11月12日 (木)

パオロ・ペンコさんのトンド・ドーニ。

Cd_001_3 先日、私のトンド・ドーニが完成した直後に、いろんな職人さんの作ったトンド・ドーニを紹介しようと思って、写真を探したんだけど、彫金家のパオロ・ペンコさんの作った銀の浮き彫りのトンド・ドーニの写真が見つからない。ペンコさんの切り絵を作った時に、確かに撮ったはずなんですけどね。切り絵にも入れてあるし。

上の画像の右側に注目。たくさん置いてある物の一つなんで、小さく描くしかなかったんだけど、トンド・ドーニだって事がかろうじてわかるかな・・・。

先程、ふと気になって、ペンコさんのHPを見ていたら、ありました!!ペンコさん作のトンド・ドーニ!「シルバーコレクション」のコーナーのメダルの所にありました。

前の記事で、ペンコさんのトンド・ドーニだけ、文章のみになってたんで、気になってたんです。やっぱり、このブログを読んでくれてる皆様にも見せたいので。と言うわけで、下の画像です。

7cmぐらいの大きさだったかな。ブログにアップした画像と同じぐらいの大きさになりますね。このサイズでこれだけ精密に再現してあるって、物凄いですよねDoni_4しかも立体だし。 幼児キリストの顔までちゃんと作ってあるもんな。

こういうのを見ると、やっぱ職人さんって凄いと思う。(月並みな感想だけど、その一言以外に何を言えようか・・・。)

良いものを見ると、頑張らなきゃって気になりますねえ。

名古屋の2人展の案内状はまだ余ってます。ご希望の方はメール下さい。

・・・だんだん、期日が近づいて来たなあ。

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2009年11月 6日 (金)

名古屋で展示会をやります。

Roma015 今月末から名古屋で展示会をいたします。
今回は個展ではなくて、フィレンツェモザイクの作家と組んでの2人展ですが、充実した内容の展示会にする予定です。
お時間があれば是非、お立ち寄り下さい。

切り絵 俊寛 、 フィレンツェモザイク 清水優子
イタリアで修行した作家の2人展

2009年11月25日(水)~12月4日(金) 11月30日は休廊ですので、お間違えなく。
AM11:00~PM6:00

名古屋市中区錦3丁目25-12 AYA栄ビル4F ギャラリー彩
地下鉄栄駅6番出口 トップカメラ横

TEL 052 971 4997

案内状をご希望の方はこちらからメールにて、ご住所とお名前を教えて下さい。まだ交流の無い方でも大歓迎ですので、興味のある方はメール下さいませ。

個展までの残り少ない日々、より良い作品が出せるように頑張ります。

フィレンツェモザイクは板状にスライスした石を切り抜き、寄木細工のように組み合わせて一枚の絵を作る技法です。白は大理石、青はラピスラズリ、緑はマラカイトというように、石そのものの色を利用するので、年月が経っても色あせる事はない。
隙間なく正確に石を切らないと、絶対に組みあがらないので、フィレンツェに数ある職人仕事の中でも最も難しい仕事ではないかと思います。 003

今回、一緒に展示する清水さんは、以前切り絵にしたフィレンツェモザイク職人のロベルト・マルッチさん(下の画像です。)のお弟子さんです。このブログでも度々登場するyossyさんの友達です。4年前にマルッチさんの工房に遊びに行った時に知り合いました。滋賀県大津市在住。地元ではモザイクの教室も開いてます。

DMの画像を見てもらえればわかると思いますが、清水さんも良い腕の職人さんです。かなり気合の入った作品を持って来てくれる予定なんで、私も負けないように頑張らないといけませんねえ。

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2009年11月 5日 (木)

何故トンド・ドーニだったかと言うと・・・。

職人さんの作品で名画を自分の技術でアレンジした物をよく見かけます。

私が今まで切り絵にして来た職人さんが、トンド・ドーニを作品にしてるんですね。Tondodoni1_2

まずはフィレンツェでは珍しいビザンチン・モザイクの工房、トラベルサーリ。この工房のシンボルとも言える重要な作品がトンド・ドーニ。

トラベルサーリさんの所に取材に行ったのは2006年でした。この作品のインパクトがあまりに強かったので、直後に参加したコルシーニの職人展でトンド・ドーニを切りました。画像2がその時に切ったトンド・ドーニ。この時は切るのだけだったので、色を付けずにこれで完成。やっぱり色が付いてる方が良いね。 Img_1531_3

トラベルサーリさんの工房では他にも名画をモザイクにしまくっます。定番のボッティチェッリの「春」と「ビーナスの誕生」やダ・ビンチの「最後の晩餐」、ラファエロの「小椅子の聖母子」、カラバッジォの「バッカス」などが置かれてて、まるで美術館のようです。オリジナルも良いけど、モザイクだと色ガラスが光を反射してて、作品全体が明るく輝いてるように見えますね。

続いてはサント・スピリト広場の近くにあるマッシモ・バルディーニさんとダニエレ・ネンチオーニさんの工房。こちらではトンド・ドーニの額縁の複製を作ってました。これは博物館からの依頼で制作してました。彼らは木彫のみ。全部彫り終えたら金箔職人の所へ回して、金箔貼りとアンティーク調の仕上げを行ないます。で、中身に複製画を入れて完成。

Tondodoni2 制作途中の写真をアップします。3番目の画像です。

①が全体の写真。大きい物なんで、分割して作るんですね。5ヶ所小さい丸が見えますけど、この部分には聖人の顔の彫刻が入ります。5人の聖人で区切られているので5分割されていますが、全て違うデザインで構成されています。(この額の部分の下絵を描くのは大変でした。違うデザインなので飽きなかったのは確かですが・・・。)

②は下絵の紙を木地に直接貼り付けて、大まかな部分を彫って行くんですが、まずドリルで穴を開けてます。

③はドリルで開けた穴から徐々にくり抜いて行く所。下絵の紙は剥がさずにそのまま彫って行くんですね。

④で、いよいよ本格的に彫刻刀を使って彫って行ってます。写真はマッシモ・バルディーニさん。この角度から見ると、いかにこの額縁が深く彫り込んでいるかが良くわかる。マッシモさんの左で相棒のダニエレさんも同じ作業をやってます。

私はこの額縁が完成した所は見てないのです。作品にはキッチリ入れてあるし、個展でお客さんに説明する時もこの額の話はしてたんですけどね。昨年の秋に季刊・銀花にマッシモさんの工房の切り絵が掲載された時も「ミケランジェロの額が彼らの手で複製されていく。」というキャプションを付けてもらってたんですけどね。

Rimg1413今年のゴールデンウィークに友達がフィレンツェに旅行に行ったので、マッシモさん達に銀花を一冊届けてもらいました。その時に写した写真を後でもらったんですが、その中に完成して絵も入れてある額縁の写真が!!

・・・多分、完成直後でしょうね。わざわざカバーを外して見せてくれたようで、彼らも歓迎してくれてたんでしょうなあ。この額縁を2年がかりで仕上げた事になる。かなり手のかかった力作ですね。

もう一つ、彫金家のパオロ・ペンコさん。写真を撮ったつもりでしたが、探したけど見つからない。切り絵にした時に描き込んでるんですけどね。文章だけですみません。

ペンコさんは名画の人物が見につけているアクセサリーなんかを再現するのが好きなのですが、アクセサリーだけじゃなくて、かなり大型のレリーフみたいなのも作っています。

トンド・ドーニも銀を打ち出して作ったのですが、大きさは直径7cmぐらいでした。メダルみたいな感じですね。直径7cmにこのデザインというと、物凄く細かくなります。

そういえば、私のトンド・ドーニが出来た後でペンコさんにも画像を送ったんですけど、普段は返事をくれない人なんですが、自分の好きなタイプの作品だったようで「すげえ、すげえ!天才!!」なんてメールが来ました。返事が来そうだなと予測はしてましたけどね。過去にもHPを作った時にお知らせメールをしたら「おめでとう!」ってメールが来たっけ・・・。

ともあれ、こういうのを見て来ているので、自分も名画の切り絵を作りたく思ってたんですが、なかなか機会が無かったんですね。ただ今年の夏にこの方の個展を見に行って、名画の模写でも自分の個性を出す事は出来る事に気が付いて、その後で背中を押してくれたのがこちらの方の作品でした。新しいジャンルも開拓しないといけませんな。やってみて初めて気が付く事も多いし。ただ、アイデアに手が追いつかないのもあるのですが・・・。

と言う訳で、わりとトンド・ドーニを作品にする職人さんも多いって事です。他の技法で作ったトンド・ドーニも見たいなあ。フィレンツェモザイクとかフィレンツェモザイクとかフィレンツェモザイクとか・・・。

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2009年11月 2日 (月)

トンド・ドーニ完成!!

003 ミケランジェロのトンド・ドーニ完成。直径55cmです。(大きいサイズはクリックすれば見れます。)

作ってて思ったけど、完璧なデザインですよね。流石はミケランジェロ。テンペラ画がこれ1点ってのが惜しまれます。無論、本業である彫刻や、壁に直接描かれたフレスコ画も素晴らしいけど、一枚絵としての作品ももっと見たかった!

今回は本気で模写をやってみましたが、大変勉強になりました。

しかし、けっこう作るの大変だったなあ。で、来年はボッティチェッリの「春」を切り絵でやる事になってる。自分の首を自分で締める事を宣言しちゃったかなあ・・・。

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2009年11月 1日 (日)

謎の果物ポポー。

1315004819_28珍しい料理とか食材を見ると、臆する事なく食べてみたいなあと思っちゃうんです。先日、私のマイミクさんで隣の市に住んでる方が「ポポー」なる果物を食べたという記事を書いてたので、思わず反応しちゃって、「いいなあ。食べてみたいです。」と書き込みをしたら、何と持って来てくれました!!・・・私とした事が催促したみたいな結果になっちゃいましたねえ。ああ、はしたない。

ま、それは兎も角、せっかくいただいたんで喜んで食べる事にしました。

が、このポポーって果物(ポーポーとも言うらしい)調べてみたら木から自然に落ちるぐらいで食べ頃なんだそうです。香りが強いのですが、部屋一杯に芳香が広がるぐらいになるまで待たなきゃいけないとマイミクさんにも言われたので、待つ事1週間そろそろ食べるかってんで家族といただきました。

箱についてたキャッチコピーが「森のカスタードクリーム」と書いてあるだけあってネットリとした食感。甘みも強い。パパイヤみたいな系統の甘さかな。

しかし海の幸を食べたようなヌルッとした後味が残ったので、お茶を飲んで消しました。味は良いんだけど、個性が強すぎて余韻が残るのがちょっと苦手かなあ。

親が言い出したけど、私の小さい頃には祖父が庭で育てていたんだそうだ。ただ実は食べた事がないみたいだけど。だから祖母も覚えてないんだけど、両親とも「確かお祖父ちゃんがポポーの木だって言ってた。」と言うので、祖父が栽培してた事は確かかなと。あまり大きく育たなかったので実がならなかったのだろうか。

そんな話を聞くと、得体の知れない果物でも親しみが持てるかな。

ともあれ、食べ物については好奇心が強いので、これからもチャレンジして行こうと思います。で、以前から気になってる食べ物が一つ。

昆虫の「タガメ」を食べてみたい。長年、どんな味なんだろうと気になってたんですが、ちょっと前にテレビで「香りはバナナで味は洋ナシ」と言ってました。タガメってのは水中に住んでて他の生き物の体液を吸って生きてるって昆虫だけどど、何がどうなったらそんな味になるのか全く理解出来ない!

水質の汚染に弱い昆虫なんで、絶滅が危惧されています。だから私は一度も生きて動いてるのを見た事が無いのですけどね。タイとかベトナムあたりでは唐揚げにして食べるんだそうだ。(という事は、あの辺りではたくさん繁殖してて水もきれいだって事かな。)いいなあ。前に女友達に「タガメを食べてみたい。」と言ったら物凄く嫌がられた。「あんな、噛むと中身がブチュって出てくるようなのは絶対に嫌!!」だってさ。そんなもん海老とか蟹だって同じようなもんだろう。甘エビなんて身が柔らかいから、それこそ噛めば中身が・・・。

ゲテモノ食いの話になっちゃってすみません。

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