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2008年10月19日 (日)

近況と、未公開作品5「骨董市シリーズ前半」。

005_3 個展まで1ヶ月を切りました。まだ案内状も書いて出さなきゃいけないし、新聞社に宣伝に行かなきゃならない。なにより作品が揃わないので大変です。 まあ、でもこういう状況って燃えるので好きですね。

今日は所要で駅前まで出ました。昼間から花火が上がってるなあと思ってたら、今日はお祭の日でした。「豊田挙母祭」ですね。祭囃子と共に山車が引かれて私の目の前を通って行った。

一番上の画像がその山車を切り絵にした作品です。1998年制作、サイズは40×30cmです。地区ごとに山車が出るのですが、なかなかの迫力です。それぞれ違う模様の刺繍が施されてるんだけど、私が描いたのは平家物語の屋島の戦いで那須与一が扇の的を射る場面ですね。 こういうの描いてて楽しい。

画材を買いにホームセンターに寄ったら、クリスマスツリーが売られていた。もうそんな季節ですか・・・。しかし、今日は暑かったので、自転車で走り回っていたのですが、半袖シャツを着てたんだがなあ。この季節感の無さは何なんだろう。地球温暖化の危険性が叫ばれて久しいけど、あきらかに変な状況を体験すると、地球の未来は大丈夫だろうかと本気で不安になる。001_3

さて、話は変りまして、出しそこなっていた作品の公開を続けます。今回は2004年制作の「アレッツオの骨董市シリーズ」から。15点の内の6点です。

アレッツォはフィレンツェから電車で1時間の所にある町で、毎月第一日曜日に骨董市が開かれます。城壁に囲まれた古い町の全てが、市場になるという大規模なもので、売られている物も家具や額縁、食器、陶磁器、本、藤製品、絵画、宝箱、楽器、おもちゃ、カメラ、時計、じゅうたん、宗教用具、タイプライター、古い絵葉書と、およそ考え付く限りの物が売られています。中には「こんなの売れるの?」って感じの物もあります。そういえば別の骨董市だったっけど、骨だけになった傘なんてのも売られてましたっけ。 (そんなの売れそうにないけど、同行してた私の師匠が何を思ったのか買ってしまった!後で奥さんに叱られたと言ってましたな。)002_2

靴の制作に必要な道具で生産が中止になった物もあるので、靴職人の修行中の子たちは骨董市まで来て古道具を探してます。時々バッタリ会ったりしましたな。もっともこっちは遊びに来てたんですが・・・。

2番目から6番目の画像は10×15cm、最後の画像は15×15cmのサイズです。

一日見ていても飽きないし、フィレンツェからも近いので何回も遊びに行きました。お金無かったから冷やかしばかりだったけどね。 朝出かけて、広場でサンドイッチを食べて、日が暮れる頃までウロウロしてましたなあ・・・。005_4

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コメント

こんばんは。

私にとって俊寛さんの作品は職人シリーズの
イメージが強いので
山車の作品は新鮮に見えます。

日本の伝統行事の切り絵、様になりますね。
カッコイイっす!

投稿: nao | 2008年10月19日 (日) 04時37分

豊田拳母まつり・・・素晴らしい!デス♪

投稿: ふぁーぐる | 2008年10月19日 (日) 09時11分

俊寛さんの切り絵とイタリアは切っても切れない感じでしたが、日本の題材になればいかにも日本的なものに感じますね。その違いが何から来るのか興味深いです。

投稿: たっぽう | 2008年10月19日 (日) 14時55分

naoさん、昔はいろんなデザインで切り絵を作ってたんです。「同じような作品はやらない。」って方針だったのです。自分のキャパシティーは大きいという事を証明したかったんですね。でも、それじゃあ自分の個性が出にくいんだよねえ。
今はイタリアの職人シリーズがメインで、小サイズの風景画を1年に15点のペースでやってます。
たまに日本のものも作りたいんですけどねえ。時間が・・・。

ふぁーぐるさん、仕事場で見てたそうですね。祭の風景もやりたいんですけどねえ。生まれは刈谷市なので幼い頃から見ていた「万灯祭」も良いかも。

たっぽうさん、基本は同じなので。切り絵という技法そのものに和の精神が込められてるので、イタリア人が見ればイタリアの切り絵でもどこか「和風」に感じるらしいです。

投稿: 俊寛 | 2008年10月19日 (日) 16時28分

和のものもあったんですね。
ぜんぜん知りませんでした。
ここに見に来たのも久しぶりです。
2週間前テレビ見ました。
どんどん作品が緻密さを増してるような。
個展楽しみにしてます。
母と伺う予定です。

投稿: るい | 2008年10月19日 (日) 22時47分

るいさん、今の所、和ものとイタリアンがあります。中華風とかアメリカンなのはありませんな。
作品の密度は段々濃くなって行ってますね。手が込んだ作品でも、すっきり見やすいってのが理想です。

投稿: 俊寛 | 2008年10月20日 (月) 00時42分

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