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2008年8月31日 (日)

切り絵は格闘技なのか!?

068_2 と言うと大げさに聞こえるかもしれませんが、この一ヶ月は作品と取っ組み合いをしている気分でした。作品が大き過ぎて机に乗らないので、床に置いて制作してたんです。腹ばいになって描き込んだり切ったり、しゃがんで線を引っ張ったり、立ち上がって全体を確認したり、体をひねって道具を引き寄せたり・・・。ナイフを握り過ぎて指は痛いし、肩はこるし、無理な姿勢で長時間作業してると疲れますね。なんか体力を消耗したなあ。

で、やっと全部切り終えました。画像は切り終わって裏返した所。白い画用紙に下絵を描き込んで切るので裏は白いままなのです。引っくり返すと御覧の様にレースで編んだようになる。これから裏も表も真っ黒に塗りつぶす。

2年前は1×1m、昨年は1×1,5m、今年は1,2×1,7mです。徐々に大きくしています。これぐらいの大きさになると布団の代用になります。(昔、印刷会社に勤めてた時に、先輩が印刷に使う紙をかぶって寝た話をしていた。けっこう暖かいらしい。)何とか8月中に切り終わる所まで進んでよかった。11月中旬に個展なので、あと2ヵ月半。・・・何とか間に合いそうですね。

気が付いたら暑かった夏も終わり。制作してて快適ですが、まだまだ私自身は熱く燃え上がらなきゃならない。

話は変るけど、今日の晩御飯に秋刀魚を食べました。季節としてはまだ早いような気もするんだけど、これが物凄く美味かった!!脂が乗ってて腸も濃厚な味がしました。つい頭まで食べちゃいましたな。(私は普通、秋刀魚の頭は食べないんですけど。)最終的に骨だけが残った。見ていた親があきれていた。

・・・あまりにも美味しくて感動したので、ついブログに書いてしまいました。

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2008年8月16日 (土)

浜松へ小旅行。

世間はオリンピック一色ですねえ。チラッとでもテレビを見ちゃうと、のめり込んで見てしまって制作が出来なくなるので、寝る前にネットでチェックするだけにしております。それでも昨日は夕御飯を食べる時に柔道の塚田真希さんの試合を見て、もうちょっとと言う所で金メダルを逃して、それでもインタビューを受ける姿を見てもらい泣きしそうになりました。悔いの残らないように生きるのって難しいな。

制作に忙しい日々を過ごしておりますが、切り絵をやってる友人、山下テツさんが静岡の浜松で個展をやってるので、早起きして行って来ました。浜松で電車の乗換えをした事はあるけど、駅の外にでたのは初めてです。

彼の作品は、切り絵と貼り絵を合わせたような感じです。この技法を「ペーパーキルト」と名付けられたそうですが、雰囲気がわかり易い、言い得て妙なネーミングですね。

私とはアプローチの仕方が違っているので、話をしていてとても面白いのです。いろいろ考えさせられます。久々の再会で偶々お客さんの流れが途切れていたので、たくさん話が出来て楽しかったです。たまには友達と会うもんですな。作品も相変わらず素晴らしいクオリティだったし、良い時間を過ごせました。

その後、鰻丼を食べました。やっぱ、浜松へ行ったら鰻でしょ!って事で。美味しかった~。

この前、お盆でお墓参りに行った時に、従姉妹と会ったのですが、彼女は鰻本体が無くてもご飯と鰻のタレさえあれば良いなんて言ってました。そんなの意味無いだろうと思うのですが「いや、意味は有るよ。」と言われました。まあ、食べ物の好き嫌いは人それぞれでしょうが、私は鰻が乗ってない鰻丼なんて嫌だなあ。

帰って制作を再開すっかなあと思いましたが、駅前に楽器博物館なる場所があるのを発見。現在制作しているのがフォルテピアノの修復職人さんの切り絵なので、ちょっと見てみるのも良いかもなあと思い行って来ました。浜松ってピアノの生産で有名な町なんですね。

友人の個展のついでに寄った博物館でしたが、これが実に面白かった!肝心のフォルテピアノも展示してあったし、来年制作する予定のチェンバロもありました。かなりマニアックな民族楽器も展示してあって、多くの楽器の音色が視聴出来ます。1,2分ぐらいですけどね。それでも、かねてからどんな音色なのか知りたかったヴィオラ・ダモーレとかシタールなんかが聴けたのは嬉しかった。

なんかまた図監シリーズの楽器を作りたくなってきちゃったなあ。ミュージアムショップで所蔵されてる楽器のカタログとチェンバロとフォルテピアノのCDが売ってたので買っちゃいました。制作中に聞いてみよおっと♪

思わぬ収穫にホクホクしながら帰って来ました。連日の制作でストレスがピークになって来た所だったので、最高の気分転換になったなあ。良い場所・良い時期に個展をやってくれた山下さんに感謝しなきゃ。

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2008年8月10日 (日)

不可能そうなテーマだけど・・・。

2006materiale1_301 写真はフォルテピアノの内部。フォルテピアノというのは現在のピアノの原型になった古楽器。(何という美しい響きの単語♪)

今、この楽器を修復する職人さんの切り絵をやってますが・・・ものすごく難しい!!

弦の数が146本あります。こんなのをどうやって切り絵にすると言うのだ?しかも弦は一本の線ではない。所々でピンに引っ掛けてあるので、角度がコロコロ変る。正確に数値を計算して描いて行っても、途中で明らかに変になっている。弦と弦を固定するつまみ、ピンの配置にはある程度法則があって、それは把握出来たんだけど、いざこれを描こうとすると途中からデッサンが狂って行く。一体何故?

どうも今回は完成まで持って行けるかどうか怪しいのですが、何だかテンションは上がってきましたな。とても無理そうなものだからこそ、それをやる意義がある。今まで制作した事がない最大サイズの作品だし、何とかこれを最高の作品に仕上げたい。

燃え上がって来たなあ。ただ、この作品、11月の個展に本当に間に合うのだろうか?これからまだDMも作んなきゃいけないのに。(DM用の作品は既に完成したのを使うんだけどね。)

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2008年8月 6日 (水)

最終ラウンドへ向けて。

ハッと気が付きゃもう8月。次の個展は名古屋で11月。あと2ヶ月半。時間があるように思えるけど、大作を仕上げようと思うと時間は残り少ない。(今から大作を開始するわけじゃないですよ。既に取り掛かってますので。)無駄な時間の過ごし方をしないように、しかし焦らずにやって行こう。

「過去に作った物を乗り越える。」これを常に念頭に置いておかなきゃな。

ところで、来年の3月に千葉で個展をやる事になりました。だから予定では11月に名古屋、来年の3月に千葉、10月に東京の銀座、再来年の5月に名古屋と、だいたい半年ごとに個展をやる事になります。まあ半年ずつ間が空けば、どの個展にも全力投球できそうだ。

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