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2008年5月17日 (土)

旋盤職人 マッシモ・カパンニ。

昨日からフィレンツェではコルシーニ庭園の職人展が始まってます。年々常連の職人さんが参加をやめていきます。(私もその内の一人ですね。)残ったので私の友達と言うと、彫金のペンコ、ぺステッリ、ガラスのロッキ、ブロンズのバンキ、ブロンゼット、銀のフォリア、陶芸のパンパローニ、以上7軒ですか。ずいぶん少なくなったなあ。今年は私の紹介でフィレンツェモザイクのマルッチさんも参加してます。共同で展示している友達のyossyさんが職人展のレポートをしています。これでどんな感じかわかりますが、この5年ずっと参加して来た展示会なので、外から様子を見るのは変な感じですな。ちょっと寂しいかも・・・。

何となく声が聞きたくなって(我ながら女々しいなあ。)yossiさんやペンコさんの弟子のAさん、フォリアのMさんに電話してみました。なんか楽しそうだったなあ。オレ抜きでお祭りをやってるみたいで、やっぱり寂しいですねえ。まあ参加するとなると手間とお金がえらい事になるわけですけどね。

1399 気を取り直して職人さんの紹介をば。6軒目の職人さんは旋盤職人のマッシモ・カパンニさん。

旋盤とは軸に工作物を固定して、回転させた物に刃物をあてて切削したり、圧力を加えて変形させたりする機械の事です。軸に対して対称の物(つまり円形の物)を作るわけですね。

ここは銀細工のフォリアさんの紹介です。フォリア工房では銀のカップやボウル、皿なんかにタガネで彫刻をして行くのですが、その原型となる物をマッシモさんが作ってます。下請けの職人さんなので表に出て目立つという事はないのですが、彼らがいてこそ職人の文化が支えられていると言えるでしょうね。

写真ではわかりにくいのですが、旋盤の機械を動かす時は振動がすごいので、機械に体をベルトで固定して作業します。また右胸には革のあて物をしています。中世の鎧みたいですね。最初、平べったいディスク状の金属板が、みるみるカップ状に変形して行くのは見ていて面白かったです。ただ、それをどう切り絵で表現するのか難しいでしょうけどね。

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コメント

ホンニ色んな職人はんが居てはるんどすなぁ
そんな方たちに触れることが出来る俊寛はんが羨ましいどす~
今回の旋盤職人はんまず名前がステキshineやわ~
マッシモはん(最上級とかの意味があるんどすなぁ・・・確か・・・)

投稿: こころん♪   | 2008年5月17日 (土) 23時32分

こころん♪さん、こういう職人さんが、仕事があるという事を少しでも伝える事が出来ればと思います。
マッシモさんの意味はいいですね。「最高」とか「最大」とか・・・。その反対のミニモさんってのは会った事ないですね。「最小」とか「最低」とか。そりゃそうだ。

投稿: 俊寛 | 2008年5月18日 (日) 10時10分

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