カルタペスタ職人 ガッリ家の人々。
オトラントの遠足からレッチェに戻り、午後はレッチェの職人さんの工房の取材。レッチェまで来た以上、新しい職人シリーズのネタを仕入れて帰りたいですからね。
レッチェというとカルタペスタが有名です。紙で作る人形の事ですね。
制作方法は、針金で骨組みを作り、わらを巻いた後、紙を貼っていく。表面を湿らせてから焼きごてで押し付けて行く。そうするとまるで粘土で作ったように表面がツルツルになり、しかも軽くて丈夫な物に仕上がる。だからこの方法で作られた人形をカルタ(紙)ペスタ(押しつぶす)と呼びます。ただ全部紙製というわけではなく、顔や手、人形が持っている小物なんかはテラコッタに着色してるんですけどね。
取材した工房はマルコ・ガッリさんというEさんの友達の工房。彼のお父さんエウジェニオさん(写真の右側で電話をしている人物)が代表者です。エウジェニオさんが顔を作り、エウジェニオの妹のリタさんが紙を貼る。娘のラウラさんと最近結婚したご主人のロイさんが油絵の具を使って着色。マルコさんが仕上げを行います。家族内で分業してるんですね。マルコさんは仕上げだけでなく、他の作業もほとんど全てやっちゃいます。
」この部屋の地下にも工房があって、そこでは木工と石工の為の機械が置かれています。飾り台なんかは木で作るんですけどね。では石は何に使うかと言うとカルタペスタとは関係無くて、レッチェで採れる石を加工してランプを作ったりするのです。これはマルコさんが趣味でやっているそうです。成る程、そういえば店のインテリアとして所々にレッチェ石のランプが置いてありましたな。
このレッチェ石を使ったランプもカルタペスタと並んでレッチェの名物なのですが、今回の滞在では職人さんが見つかりませんでした。残念。
でもマルコさんのように、全然違う素材を使いこなす職人さんも珍しいですね。年齢もまだ33歳と若いので、これから何か新しい物が生み出されそうな気がしました。
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コメント
今回の職人シリーズいつ頃完成かな?
このシリーズ、大好きなので楽しみにしてますよ~。
次回はもっとゆっくり飲みましょうね~。
投稿 MIYAZAKI | 2008年5月 8日 (木) 16時55分
MIYAZAKIさん、え~っと、今制作中の職人さんは2年前に取材させてもらった所だったりして・・・。
カルタペスタの職人さんの切り絵は来年前半ぐらいには仕上げるつもりですけどね。一点仕上げるのに時間がかかるので、どうなりますかねえ。
次回は御飯も食べに行きましょう♪
投稿 俊寛 | 2008年5月 8日 (木) 17時08分