ブロンズ職人 ランベルト・バンキ
南イタリア・ローマ旅行からフィレンツェに戻り、取材活動を再開する。
ブロンズ職人 ランベルト・バンキさん。写真は5年前の職人展で彼らのブースで撮ったもの。ブロンズや真鍮なんかでいろんな物を作ってます。写真のフレームが人気商品ですね。
バンキさんについては、このブログでも度々登場しているので、こちらとこちらをご覧下さい。
バンキさんの切り絵5年前に制作しています。ただ実験的な作品なので、当時からどうも気に入らなくて・・・。いずれは再挑戦しようと思ってたんですけどね。
「絵になる工房で、絵になる職人が、絵になるポーズ・絵になる角度で、絵になる物を作る。」とこれらの条件が全部そろうと良い作品が出来ます。そうそう私の都合の良い場面に遭遇するのは滅多に無いのです。だから作品にする時は良い作品になるように多少はアレンジするんですけどね。
バンキさんの所は上述の条件が全て揃っているのですが、それらが上手くかみ合った場面ではなかったのです。という訳で、時々彼らの工房に遊びに行ってたんですが、この3年間ほどは常にシャッターチャンスを狙ってました。
で、今回ようやく良い場面に遭遇しました。今このブログでその写真を公開してしまうとネタバレになるので見せないけどね。本来こうやって何度も通って、良い場面を待つというのが正しい取材ですな。フィレンツェに1ヶ月だけしか滞在しないので、そんなチャンスは少ないし、頻繁に出入りしては彼らの仕事の邪魔ですからね。いずれにしろ大変良い取材が出来ました。
ところでランベルト・バンキさんは最近「サン・ジョバンニ協会の職人賞」というのを受賞されたんだそうです。イタリアの新聞ラ・レプブリカのトスカーナ版にも記事が載ってました。その記事を読んでみたら「・・・受賞されたのはロレンツォ・バンキ氏で・・・。」と書いてありました。
「・・・誰?ロレンツォ・バンキって?」
「いやあ、間違えたんだろうね。多分ランベルトもロレンツォもLで始まるから、パソコンにLを打った時に登録してあったのがロレンツォだったから出て来ちゃったんじゃないかと思うよ。」
と、息子のドゥッチョさんが笑いながら言ってました。・・・ロレンツォ・バンキさんだって。バンキ家第3の男かよ?って言うか、ラ・レプブリカは全国紙なんだから間違えんなよ・・・。
この話を彫金家のパオロ・ペンコさんにもしたんです。(バンキさんの受賞した盾はペンコさんが作ったのです。)
「なんだ、そんな程度か。これを見ろ。」
と言って雑誌を取り出した。見ると1ページ丸ごとペンコさんの記事。
「ここを見ろ。Paolo Pemko(パオロ・ペムコ) Paolo Pnko(パオロ・プンコ) Paolo Pinko(パオロ・ピンコ)Palo Penko(パロ・ペンコ)・・・。こんなにある。」
誤植だらけの酷い記事でした。この手のミスがイタリアでは非常に多い。まあ一々気にしてると、やって行けないんだけどね。
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コメント
さすがイタリアって感じですなぁ~(^^;
よく言えばおおらか、
普通に言えばいい加減。。
新聞記者は国家試験受けているのにねぇ。。
投稿 Andy | 2008年5月16日 (金) 00時29分
Andyさん、まあ他人事なので私も笑ってられるんですけどね。で、間違いが明らかになっても訂正しないからなあ。
・・・私も誤植しないように気を付けよう。
投稿 俊寛 | 2008年5月16日 (金) 00時45分
ランベルト。バンキさんの地味つな仕事が高く評価され
よかったですね。
日本でもバンキさんのような職人さん未だ未だ
沢山いられると思うのです。
俊寛さん着物持参で外国に行かれる?
投稿 飛鳥の皇子 | 2008年5月16日 (金) 12時07分
飛鳥の皇子さん、着物ですけど、この時初めてのコルシーニの職人展だったんです。だからちょっとでも目立とうとして着物を着てったのです。評判良かったけど、面倒くさいので1回でやめたんですけどね。
投稿 俊寛 | 2008年5月16日 (金) 12時43分
あら 若旦那!
置き物 あれ? お着物お似合いですよ~。
絶対 似合う!
投稿 りる | 2008年5月20日 (火) 22時18分
りるさん、どーも、どーも。よく言われます。
投稿 俊寛 | 2008年5月21日 (水) 00時03分