フィレンツェモザイク職人 ロベルト・マルッチ
このブログで職人シリーズの新作を公開するのは久々ですね。3月9日のブログでチラッと作りかけを見せた作品が完成です。
フィレンツェモザイク職人 ロベルト・マルッチさんです。サイズは75×65cm。タイトルは「Il maestro」です。師匠という意味ですね。この方はモザイクの教室も開いているので。みんなからもマエストロと呼ばれています。壁にかかってるモザイクはほとんどが生徒さんの作品。実際には生徒作品のカラーコピーが貼ってあるのですが、(みんな出来た作品は持って帰っちゃうからね。)私の作品では本物のモザイクが掛かっている事にしてあります。伝統的なモザイクのデザインとはかけ離れてるから、売れる物ではないかもしれないけど、その分多種多様なモチーフの作品を見る事が出来る。
勿論、マルッチさんは人に教えるだけでなく、自分の作品も作ってます。腕は物凄いんですよ。HPはこちら。
この方については、前にも書いた事があるけど、星座マニアです。誰彼かまわず初対面でも星座を聞きます。今年からコルシーニの職人展にも参加するんですが、昨年企画者に紹介した時も手続きの話をしている時にいきなり「あんた魚座だろ?」なんて聞くもんだから、聞かれた方も面食らっていた。変な人を紹介しちゃったかなあって若干後悔しましたが。
作中でマルッチさんに教えられてるのは弟子のリトアナさん。ポルチーニ茸(別名イタリア松茸)をデザインしたモザイクを作ってる。昨年工房に遊びに行った時は一生懸命作ってましたが、流石にもう完成したでしょうね。思い込んだら突っ走って生きそうな行動力の有り過ぎるような子でした。最初マルッチさん一人だけ描こうと思いましたが、マエストロって面を強調するにはやっぱり弟子に教えてる所だろうなあってんでリトアナさんも登場させました。弟子が私の作品に登場するのは珍しいですね。
この工房の弟子はだいたい女の子です。(入れ替わりはあるけど。)変な性格だし、多少セクハラ気味ではあるけど、それでも弟子から大事にされてます。
さて、もうじきフィレンツェだ。彼らと会うのも楽しみだなあ。

ちなみに彼らは最終的にどこに引き上げるかと言うと、共和国広場の近くのカルチョ・ストリコの建物。カルチョ・ストリコってのは時代衣装を着て行うサッカーの事です。一度出入りする所を目撃して「ここが彼らのアジトだったのか。」と思った事がありました。








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