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2007年8月13日 (月)

昔の作品番外編。スケッチブックより。

Image11_3 作品ではないけど、作品になるまでに描いたスケッチを公開します。普段はコピーに失敗した紙の裏側なんかにアイデアスケッチを描く事が多いので、残ってない事も多いんですけどね。

画像は以前このブログで公開したのシュールな切り絵のアイデアスケッチ。3枚を一まとめにしました。クリックすれば大きい画面になりますので。

1が初めて描いたもの。ペンとカラーインクで描いてあります。これが現実のクレーマという場所のドゥオーモ。ちゃんと後方に建物本体と鐘楼が見える。描いた後、アーチの部分にランプがあると良いかもと思って、鉛筆で簡単に描きこんだ。

「吊りランプ」、「アーチ少し下げる」、「ファザードのみにする」というメモも書いてある。気になった事を書いておかないと忘れるから。

2が1を参考にしつつ描いたもの。メモどおり建物の後ろはバッサリ切ってファザードだけが立っている絵になった。メモはしなかったけど、町並みも消してある。吊りランプはやっぱりいらないや、と思ったらしく描いてない。

アイデアスケッチの右側には鳩のスケッチが描かれてる。フィレンツェのシニョーリア広場まで出て鳩を追い回しながらスケッチした。やつらは動き回るので、1点描くのにも苦労した。La_traccia65_2

3は左右を反転させた。同時に配色もこの色で決定。イメージが固まったので、実際の下絵に取り掛かる。

横に「Shunkan」と書かれてますが、作品に入れるサインの習作です。面白い形のサインにならないかといじってみたが、結局は今でも普通に書き込んでいる。

左隅と中央下に描かれているのは他の作品の為のスケッチ。左隅のはランツィのロッジアという建物の装飾の部分。中央下はバイオリン職人のカルロ・ベットーリさん。余白が余ったので一枚の紙にいろんな作品のスケッチが描いてある事が多いです。

で、出来上がった作品。最近は、頭の中でイメージが固まっちゃうというのもあるし、慣れもあるので、ここまできちんとアイデアスケッチをやる事はないですね。しかし頭の中で考えているだけと、簡単なスケッチとは言え実際に描いてみるという事を比べてみた場合、やっぱり手を動かして描く方がイメージはより強く固まるのである。ああでもない、こうでもないと、物事をいろんな角度から眺めてみる。同じ物でも徹底的にいじり倒す。絵を描く事の基本ですね。

La_traccia075もう一つスケッチブックより。オリーブの木のスケッチ。鉛筆で描いてあります。枝も描きたかったけど、本当に描くとなると、ゴチャゴチャして実際の下絵を描く参考にならないので、幹の様子のみ描いて、枝は別の紙に適当にスケッチした。

右下にある汚れはエアブラシの試し吹き。こういのこそ、チラシの裏にすればよいのですがねえ。面倒くさくなって手元にあったスケッチブックに吹いちゃったらしい。

で、このスケッチを元に出来た作品。「オリーブと人と」。オリーブの木に関しては、この時だけでなく何回かスケッチをしているが、下絵の段階でかなりてこずった。

La_traccia064_3

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コメント

素描と一緒に見れると
見て取れるものがありますね。
うれしいです。

投稿 N.Kojima | 2007年8月16日 (木) 22時45分

N.Kojimaさん、アイデアスケッチなんかも残しておくべきですね。後で見ると、当時考えていた事を思い出したりします。
コピーの裏にスケッチしてちゃダメですねえ。

投稿 俊寛 | 2007年8月16日 (木) 23時04分

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