昔の作品番外編。使わなかったスケッチ1。
フィレンツェ近郊はワインの産地なので、葡萄畑は多いです。職人シリーズを始める前は、ちょくちょくスケッチブックとカメラを持って遠足してたのですが、必然的に葡萄畑も目に入る。
まあ、あまり安易な気分で作品にしたくないというのはありましたね。で、結局未だに葡萄の木の切り絵は作ってません。
画像1と2はモンテ・リッジォーネにて。シエナ近郊の城塞都市ですね。城塞都市と言っても城壁の直径は歩いて3分無いぐらい小さい町ですが。で、城壁の周りは葡萄畑がじろがっている。
立ち入りして良いものかどうかわかりませんが、注意されたら謝ろうという事で、葡萄畑の中をうろついて、気に入った1本の前に腰を下ろしてスケッチする。このスケッチはペンとカラーインクで描いてあります。
収穫前だったようで、既に葡萄の実はたわわに実っていました。私は周囲を見回し、誰も見ていない事を確認して何粒かちぎって口の中に放り込んだ。(泥棒・・・。)
ワイン用の葡萄だから、生で食べて美味しいかどうか知りたかったのですが、大変濃厚な甘さと芳醇な香り。ただデザートとして食べる葡萄に比べると水分は少ないような気がしました。ネットリとした感じだったかな。
3番目の画像は葡萄の葉だけを描いたもの。これは現地でスケッチしたのではなく、家に持ち帰ってから描いた。秋だったので色付いた葉もあれば、枯れちゃった葉もある。逆にまだ青い葉もあったりして、同じ木に生えている葡萄の葉でも生えている場所によって違う表情を見せてくれる。
葉っぱだけスーパーのビニール袋
に入れてる姿は怪しげだったかもね。
うーん、久々にスケッチブックをめくってみたけど、葡萄の木はやりたいですねえ。 ワインの醸造もある意味、職人仕事だし・・・。葡萄の収穫なんて絵になりそうだけど、そうなると秋にイタリアに行かなきゃならんな。
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コメント
お久しぶりです!!
今日は、昔の作品と当時の思い出
使わなかったスケッチなど、
盛沢山に拝見しました。
やっぱり俊寛さんは凄いです!!!
職人シリーズとは一味違う、「汚れた世界 」「ビンチ村へ」など等
とてもいいな~と思いました。
葡萄の葉のスケッチが、いつか切り絵になるのが楽しみです。
俊寛さんには叱られそうですが、私としては密かにN氏に感謝です!!!
おかげで、今こうして俊寛さんの作品を見せていただくことができるのですから。
恩師のお言葉
「10人いる中で全員反対した物を作るべき。もし10人全員が賛成する物ならば、それは既に古いという事です。」
…身に沁みます。
投稿 mau | 2007年8月17日 (金) 12時16分
mauさん、お久しぶりでございます。一度にたくさん見ていただいたようで恐縮です。本当は昔の作品ばかりでなく、現在進行中の作品も公開したいところですが、全部見せちゃうと個展に見に来てもらう意味が無くなりますので。やはり実物を直接見て欲しいですからねえ。
師匠の北山先生ですが、今月号の「家庭画報」と「ソトコト」にインタビューが出てます。よかったら読んでみてくださいませ。
ああい方の前では私もまだまだ未熟ですね。でも未熟さを感じるのも小気味良い事もあります。やる事がいっぱいあるって幸せな事だと思うし。
投稿 俊寛 | 2007年8月17日 (金) 15時48分
ハッパから どんな葡萄の房がなっているのか ツイツイ
想像しちゃいます。
色合いがとっても葡萄はいい色を持っていますよね。
投稿 りる | 2007年8月18日 (土) 09時41分
りるさん、このスケッチをしたのは秋ですけど、他の季節も絵になるんですよ。春から夏にかけては青々とした葉が茂り、冬は葉が全て落ちて幹だけになるんだけど、ギリギリまで削られた生命を感じさせる。
で、この葡萄からワインが出来るわけですが・・・。ワインはずっと飲んでないなあ。(他の酒類もですけど。)
投稿 俊寛 | 2007年8月18日 (土) 12時42分
あまりお酒が好きじゃないの?
ワインって美味しいのって ぐいぐいいっちゃいますよね。
そんなワインを見つけましたよ。
赤ワインで モアなんとか・・・
投稿 りる | 2007年8月19日 (日) 00時11分
りるさん、好きですよ。そんなに強くはないけど。
飲んだら制作が出来なくなるから我慢してるんです。だから解禁は10月の個展が終わってからです。
投稿 俊寛 | 2007年8月19日 (日) 00時13分
個展ですよね。
楽しみですね~~。
何点か 制作されるのですか?
ガンバってね☆
投稿 りる | 2007年8月19日 (日) 07時54分
りるさん、ウッス。頑張るっす。
投稿 俊寛 | 2007年8月19日 (日) 12時30分