昔の作品その60。オリーブの木。
前回のブログで公開した「シュールな切り絵」があまりに細か過ぎたので、逆にシンプルな物をやろうという事で、植物の切り絵を作りました。背景は必要最低限の描き込み、主要な物をドンと置いてデザインした。
作品61、「オリーブと人と」。2001年4月制作。サイズは70×50cm。このオリーブは私のお気に入りの散歩道にあるオリーブで、これまでの作品にも度々登場させている。
タイトル中の「人と」とありますが、ご覧の通り人間そのものは描いてません。でもどこかに人の存在を感じさせたいと思い、画面右下に石垣を描き込みました。
デザインはシンプルでも考えるのは大変でした。なるべくシンプルにと思っていても、つい細かく描き込んでしまう。下絵が完全に決まるまで、かなり多くの物を削り取りましたな。
この時期、原点回帰が必要だったようで、しばらく植物のシリーズを追求してました。
この頃、病気をしました。耳鳴りがするので、薬局でポタポタ耳に垂らすタイプの薬を買って来たのですがなかなか直らず、ある日鏡を見ると私の顔の右半分が動かなくなってました。耳には大事な神経が通っているそうで、顔の神経が変になったらしい。えらい事になったと慌てて病院に駆け込みました。医者には「もっと早く来なさい!」と怒られて、ちゃんとした薬の処方箋を書いてもらいました。完治するまで10日程かかりましたな。顔の半分が動かないと、あごが動かないので水を飲むと口の端からこぼれるは、スパゲッティみたいに長い物は上手くすすれないはで、みっともない事になってました。一時はどうなるかと思ったなあ。
同じ頃、女友達(日本人)が階段から転げ落ちて背骨が欠けた。自宅のベッドの上で3週間絶対安静を言い渡されたのだが、この方はフィレンツェから1時間ほど離れた所に住んでいるので、誰も友達が見舞いに行かなかったそうだ。私が見舞いに行った時は退屈してたらしくて大喜びでしたな。不幸中の幸いというか、この方の彼氏が大金持ちなので、療養中はお手伝いさんを雇って家事全般やってもらってたんだそうだ。
異国で暮らすのって大変だな。私も7年間住んでて、病院に行ったのはこの時だけだった。大病もせずに帰って来れたのは運が良かったかもしれませんね。
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コメント
ふぁぁぁぁぁ!!!すてきです!!!!!
投稿 MIMO | 2007年7月27日 (金) 16時26分
MIMOさん、どうもっす!このシリーズ、後2点あるのでお楽しみに。
投稿 俊寛 | 2007年7月27日 (金) 17時28分
海外生活での病院関係は本当に大変なことが多いですよね~~。
最近身をもって感じてます。
しかし、耳にそんなに大切な神経があったなんて知りませんでした。
10日間で完治してよかったですね。
投稿 mariya | 2007年7月27日 (金) 23時21分
私も2年前、親知らずを抜いたのをきっかけだったか
顔半分、顔面麻痺になりましたよ!
うまく笑えなくて辛かったです☆
投稿 けい☆こ | 2007年7月27日 (金) 23時37分
mariyaさん、私の場合、カレッジまで行ったのですが、診察してもらうまで4時間ぐらい待ちました。ホームドクターとか作らなかったからなあ・・・。mariyaさんも子供さんの健康とか、これから大変かと思いますが頑張ってください。
けい☆こさん、私は親知らずを抜いた時に、抜いた方の目がウインク出来るようになりましたな。それまではそっちの目だけつぶるという事が出来なかったのです。この場合、噛み合わせとかが関係してたのかもしれませんね。
・・・人体の神秘だ。
投稿 俊寛 | 2007年7月27日 (金) 23時50分
す~ごい綺麗!
オリーブの葉の細かいところが写真みたいです。
秋に京都で紅葉をこんな風に撮影したときのことを思い出しました。
投稿 うさぴょん | 2007年7月29日 (日) 12時05分
うさぴょんさん、オリーブの木を写真に撮ると、葉がシルエットになってこういう風に見えます。ごつい幹としなやかな枝葉・・・。絵になる木ですね。
紅葉も良いですね。とりあえず候補に入れとこうかな。
投稿 俊寛 | 2007年7月29日 (日) 12時37分