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2007年7月23日 (月)

昔の作品その59。シュールレアリズムな切り絵。

La_traccia65 作品59。タイトルは・・・特に考えてません。サイズは70×50cm。2001年2月制作。

北イタリアのクレーマという所のドゥオーモ(その町の一番重要な教会の事)を元にデザインした。本当は建物の本体もあるのですが、ファサード(建物の正面の事)があまりに印象的だったので本体はバッサリとカットしました。

はるか遠い未来に、人間がもういなくなっちゃった時代。かって存在した建物本体も教会を取り囲む町も全て消えうせた世界。今も昔も変わらないのは広場に集まる鳩の群れ。・・・と、こんな事を考えつつ制作しました。

すっと長く伸びた影はシュールレアリズムの巨匠、キリコの真似ですが、当時知り合った画家の影響もあります。彼も鳩の絵が得意だったなあ。

この作品はグラデーションの付いてない紙を貼ってあります。グラデーションを使わずに色の段階的な変化を付ける事が目標でした。また、出来る限り細かいデザインにしてみました。その結果、制作期間はこの時期としては最長記録の2ヶ月間。その間は食料の買出し以外は外に出なかったな。完成した時はかなり消耗してました。

建物は下の方が濃い色で上の方が淡い色、地面は手前が濃い色で奥が淡い色の色紙を作って貼ってあるので、エアブラシを使って無くてもグラデーションがかかっているように見える。

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コメント

おぉ! いいですね。
これまで拝見してきた作品と
また一風違った印象があって。

シュールレアリズムも好き
なので、もっといろんな作品
も見てみたいです♪

投稿 noni | 2007年7月23日 (月) 18時42分

noniさん、シュールレアリズムの絵画は面白いですよね。どういう発想でこんな絵が出てくるんだろう・・・って感じで。
アイデアはいくつかあるのですけど、例によって時間が・・・。いつも同じ言い訳ですな。職人シリーズの追及も大事だけど、時々は気分を変えるために雰囲気が違う作品を作るのも必要かな。うーん・・・どうしよう。

投稿 俊寛 | 2007年7月23日 (月) 20時01分

おお、とても興味深い絵ですね。

オイラにとって、シュールレアリズムと言えばサルバトーレ・ダリ。

それしか殆ど名前知らない(爆)。

キリコは知ってますけど、他の人が・・・、

投稿 なむちん | 2007年7月23日 (月) 23時38分

なむちんさん、豊田市美術館で今シュールレアリズム展をやってるんですよ。マグリット、デルボー、エルンスト、タンギー・・・。うーん、行きたいけど後2週間ぐらい制作が追い込みなんだよなあ。

投稿 俊寛 | 2007年7月24日 (火) 00時41分

ファサードの後ろのぽっかりと空いた空間が、シュールですね。
写真みたいにくっきりしているのに、現実には有り得ない絵ですもんね。
いつもとは雰囲気が違いますけど、結構好きです。

投稿 うさぴょん | 2007年7月24日 (火) 11時02分

うさぴょんさん、この教会の実物、本体の方はファサードの半分の高さしかないんです。だから印象的だったんですね。

トスカーナにもサンガルガーノって言う所に、屋根の無い廃教会があります。窓も床も全部無し。石積みの壁面だけ残ってる。「教会の化石」って感じの不思議な所です。
この作品を制作した時は行った事がなかったんだけど、その後行ってみたら雰囲気が似てたのでビックリしました。

投稿 俊寛 | 2007年7月24日 (火) 13時03分

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