金箔職人、ルチアーノ・カリエリ。
職人紹介5人目。金箔職人のルチアーノ・カリエリさん。木製の額縁や宗教画が描かれた十字架なんかに金箔を貼る職人さんです。13世紀より伝わる技術。画像は宗教画が描かれた十字架に金箔を貼った後、タールを塗って汚し、アンティークな雰囲気を出している所。
この工房も20年ほど前までは繁盛してて、10人の職人が働いていた程だったんだけど、需要が減った為に現在はルチアーノさん一人で働いてます。中央市場近くのすごく小さい工房・・・。うっかりすると見落としてしまうような場所でした。
ルチアーノさんはもう76歳。そろそろ引退を考えているそうです。消えつつある職人さんの仕事の場面に立ち会えた事は、運が良かったと思うと同時に寂しさも感じます。
| 固定リンク

コメント
ルチアーノさんの後を継ぐ職人さんがいらっしゃれば、安心して引退できるのになーって思います。
寂しいですね。
でも、俊寛さんの作品の中では、ルチアーノさんはずっと現役で頑張り続けることができますね。
投稿 うさぴょん | 2007年6月19日 (火) 12時46分
職人さんを訪ねる、今回の投稿すべて
貴重ですね~
向こうでも、手工芸がすくなくなってるんですね~
残念です。
投稿 N.Kojima | 2007年6月19日 (火) 15時40分
うさぴょんさん、 N.Kojimaさん、
コメントを書いてみたら同じような内容になってしまったので、一つにまとめさせてもらいます。
日本でもそうだけど、イタリアでも職人の後継者不足は問題になってます。職人仕事でも「作家」として打ち出せる職種だと生き残って行けるのですが、それ以外の職人仕事は今後どんどん厳しくなっていくでしょうね。原因の一つには中国など人件費の安い国がコピー商品を作って安値で売るというのがあります。日本での100円ショップと同じですね。質的にはあくまでも「そこそこのレベル」なので、こういった物に慣れて行くと本当に良い物を感じる感性が摩滅していく。だから職人仕事を保護する制度なり、安い製品を規制する法律なり何らかの対策が必要かと思うのですが・・・。
危機感を持ってない人が多いんだよなあ。私の作品がこういった状況に何か一石を投じる物にならないかなと思う今日この頃です。
投稿 俊寛 | 2007年6月19日 (火) 16時12分
私にできることは何か?って真剣に考えています。
パソコンは正常ですが、私がフリーズしてしまいました。
何にもできないからです。
この問題は深いです。
環境問題も絡んでくる気がします。
良い物を感じる感性、培っていきたいです。
私にできることはそれくらい。
投稿 うさぴょん | 2007年6月19日 (火) 18時08分
うさぴょんさん、他にも格差の拡大とかグローバリズムとか、いろんな問題は絡んで来ますね。
「何時でも何処でも同じ物が安く手に入る。」のは確かに価値があるし、ある意味で理想的な社会なんだろうけど、その正反対の物も大事な事なんだけどねえ。
投稿 俊寛 | 2007年6月19日 (火) 22時02分
ホンニなぁ、職人はんがだんだん少なくなって来てますなぁ
日本もそうやし・・・残念な事どすなぁ
伝統あるえぇもんは残していきたいどす~
なかなか難しいことやけど・・・
投稿 こころん♪ | 2007年6月19日 (火) 22時02分
こころん♪さん、少しずつ職人仕事の良さが見直されて来てるとは思いますけどね。ただ社会の変化のスピードが上回っているような・・・。
何か手は無いもんでしょうかねえ。
投稿 俊寛 | 2007年6月19日 (火) 23時56分