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2007年6月22日 (金)

製本職人、エンリコ・ジャンニーニ(前編)。

Img_3484 7人目の職人紹介、製本職人のエンリコ・ジャンニーニさん。

フィレンツェに関する職人の本は、主要な物で現在3冊出ていますが、その3冊全部出ているのがブロンズのバンキさんと、このジャンニーニさん。かなり高名な職人さんでして、店はピッティ宮殿の前にあります。ただ工房は2階にあって普通見る事は出来ないし、1階のショップは普段観光客で一杯なので少々取材の依頼をしにくい。また製本だけでなくフィレンツェペーパーという紙とそれを使った文房具も制作してまして、そちらの方がむしろ有名なのですが、このフィレンツェペーパーを切り絵でどう表現するかが問題だったのです。

フィレンツェペーパーというのは、墨流しの要領で海草で作った糊を溶かした水に絵の具を数滴たらし、針や櫛でチョチョイと模様を描いて紙をあててローラーで巻き取ると出来る。下の写真がフィレンツェペーパー。これは孔雀の羽のような感じですね。この他にもいろんな模様があって、大理石のような模様も出来るので、別名をマーブルペーパーとも言う。

Img_3314 さて、敷居の高かったジャンニーニさんの工房ですが、昨年に切り絵にしたバイオリン職人さんの工房へ行く途中の路地の小さい工房でこの方が仕事をしているのに出くわした。表札を見ると高名な「エンリコ・ジャンニーニ」とある。ピッティ宮殿の前の店にいるはずのジャンニーニ氏が何故?と思いつつ工房の扉をノックした。

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コメント

製本も腕の良い人にまかせたら
100年持ちますからね~

投稿: N.Kojima | 2007年6月22日 (金) 12時35分

N.Kojimaさん、腕の確かな人に頼めば長持ちする物が出来ますからね。結果的にはその方が得なんだけど、今の世の中は安物が出回ってるからなあ。困ったもんだ。

投稿: 俊寛 | 2007年6月22日 (金) 15時50分

ピッティ宮殿の向かいのお店は、Firenzeに行くと必ず寄ります。
製本の工房が他にあるんですね、後編も楽しみです。

投稿: うさぴょん | 2007年6月23日 (土) 14時27分

うさぴょんさん、ピッティ宮殿の前の店の2階に工房があるんだそうです。私が偶々見つけた工房は、エンリコさん個人の工房で店に出す物はあまり作ってないみたいです。

投稿: 俊寛 | 2007年6月24日 (日) 01時36分

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