昔の作品29、30。最初の職人の切り絵。
作品29、「行進」。サイズは25×25cm。1998年6月制作。
祝日などにフィレンツェでは、このような民族衣装に身を包んだ男たちが行進したりします。そういえば、あまり女の人の仮装行列は無いですね。
いろいろな種類の服装がありますが、私は切り絵にした赤と白のストライプのコスチュームが好きです。華やかだ。
フィレンツェで結婚式を行うと、市庁舎の前でこの服装の人たちと記念写真を撮ったりします。衛兵に護衛された結婚式みたいで、ちょっと貴族にでもなった気分でかっこいいかも。
この服装を着る係りの人に知り合いがいて、行進をやってる時に名前を呼ぶと歩きながら手を振ってくれました。75歳は越えてたかなあ。ヨロイカブトに槍まで持って歩くから疲れなかっただろうか。そういえば最近あの人を見てないなあ。引退されたのだろうか。
作品30、「おもちゃ箱の中で」。サイズは35×35cm。1998年7月制作。
前にこのブログで公開した事があるけどもう一度。
これはサンロレンツォ教会の近くにある仮面の工房兼ショップ。職人さんの名前はアゴスティーノ・デッシさん。自分で作った仮面を売る以外にも、仮面作りの教室もやっていまして、そこで習っていた友人が紹介してくれました。
この作品、当時の私の全力を出して制作しました。使ってる色数が今までの作品よりもかなり多いですからね。ただ大変だったけどいろんな仮面を仕上げて行くのは楽しかったです。
この頃はまだ職人の世界が面白いという事に気が付いてませんでした。まだまだ迷走はこの後も2,3年の間、続くわけですけどね。しかし、この作品を買ってくれた方に言われたのですが「他の作品も良いけど、この作品が一番あなたの世界が出てる気がします。」と・・・。いろいろな方向に行きかけたけど、現在その方向で制作しております。
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コメント
影の動きがいいねぇ。
なかなか こんな影を表現する人は
いないね。
個性的さが 浮き彫りのようにでてるね。
投稿 りる | 2007年3月14日 (水) 13時15分
日差しの強い中、行進しているというイメージで制作しましたので。影の付き方も難しいんですけどね。
投稿 俊寛 | 2007年3月14日 (水) 13時31分