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2006年10月31日 (火)

・・・ダメか。

10月中に1点仕上げようと、制作してましたがどうも無理みたいで、2日程オーバーしそいうです。まいったなあ。ここ数日は睡眠時間も削って頑張ってましたが、間に合わないとわかるとがっくりしますね。まあ、先は長いんだから、一つ一つ確実に仕上げて行こう。

次の私の目標は来年5月のフィレンツェの職人展であるが、それまでに制作しなきゃならん作品が、最低あと7点。制作できるのは4月末までなので、あと6ヶ月でこれらを全部完成させなきゃならない。1ヶ月に1点では間に合わないですな。まあ、手を抜かなくても頑張れば何とかなりそうですけどね。ただ、これぐらいのペースで作った物って所詮は自分の持っている能力の範囲内で出来る仕事なんです。無論、それも大事な作品ですけど、自分の将来の事を考えた場合今のままじゃまずいんですな。ある意味、スケジュールを消化していくだけのような気がして・・・。

名古屋の個展用に制作した作品、あれは3ヶ月かかったけど、自分の限界を超えようとした作品でした。その作品も完成させたら既に過去の物です。更に上を目指したい。その為には何ヶ月もの時間が必要なんです。

とは言っても、そうそう大作にふさわしい職人さんを見つけれる訳でもないし、取材した以上は作品に仕上げないと、せっかくモデルになってくれた職人さんに申し訳ないから、頑張るけどね。フィレンツェの職人展が終わってから、その次に控えてる東京の個展までに(この間、6ヶ月)自分の全てをぶつけれるような大作を作る予定だから、それまでは自分の中で今の気持ちを暖めて行こう。

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2006年10月21日 (土)

昨日に引き続き、料理の話。

昨日の記事のコメントに、自分でゴボウを栽培した人の話が書かれていました。

海外での主婦歴が長いと、自分で野菜を作っちゃうし、ほぼ完璧に日本での味を再現出来る方もいます。一度、和菓子を作った人からおすそわけしてもらった事があったけど、泣けるほど美味しかったですね。

そこまですごくはないけど、私もいろんな和食に挑戦したものです。スパゲッティを茹でた後、別に炒めておいた肉・野菜とからめてソースで味付けして焼きそば風に作ったり。白菜を瓶に入れて、いろいろスパイスをぶち込んでキムチもどきを作った事もありました。カレールウも中華食材の店に行けば置いてあるけど高いから、自分で小麦粉を炒めて作りましたな。そういえばビーフシチューも手探りで作ってみたっけ・・・。それっぽい味にはなりましたね。

同居した大家さんと一緒に和食パーティーを開こうってんで、手巻き寿司をやった事もありましたね。(魚をおろしたのは私じゃなくて友達に頼んだんだけど。)こういうのは特別なイベントになってました。

母の実家が釜飯屋だったので、うちの親戚は他に料理が出来なくても、あれだけはまともに作れる。私もにんじん、たけのこ、平茸、鶏肉で釜飯を作り、友達を呼んで食べさせてあげたりしました。そういえば今頃の季節だったけど、いつもの釜飯に栗を加えて栗ご飯を作った事もあったな。栗の皮を剥くのが大変だったので、女の子を呼んで手伝ってもらったっけ。ゆっくりと時間が流れて行くような、静かな午後の一日だったな。

今でもフィレンツェに戻ると最低でも1回は和食パーティーをやってます。この前は天麩羅をやりましたな。海老、にんじん、ピーマン、マッシュルーム、かぼちゃ、を使いました。普通、日本じゃマッシュルームなんて使わないし、ピーマンは日本のと味が違うけど、なかなか美味しかった。味が違うからこそ、逆にその味の違いを楽しむって事もありですね。(昨日のブログではその場所で普通に作られてる料理が一番美味いと書いたけど、まあそれはそれとして・・・。)

物が無ければ無いで工夫する楽しさがあったと思います。ああいう時に私は青春を感じたものですがねえ・・・。

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2006年10月20日 (金)

晩ごはんを食べながら思う。

イタリア在住の友達が書いてるブログには食べ物の記事がかなり多い。たいてい日本では手に入らない料理・食材の記事が多いので、読んでて「ああ、いいなあ。うらやましい。いい物食ってるなあ、あいつら・・・。」なんて事を思うわけです。

まあ最近は日本でもいろんな食材が売ってるので、私が自炊してた頃に作ってた程度の料理は再現しようと思えば出来るんですけどね。しかし、その土地でないと絶対食べれない料理・食材はまだまだたくさんあります。

逆にイタリアでは食べれない物もけっこうありますね。野菜だとゴボウとレンコンが売ってないし、魚だと秋刀魚やアナゴが無いですね。他に売ってないものというと、竹輪やはんぺん等の練り物が無いです。

ちなみに昨日の晩御飯はおでんを食べました。練り物の無いおでんなんて・・・。

そういえば、この前の個展で28年前にフィレンツェに留学してたという方が見に来てくれて、しばらくお喋りをしました。当時はフィレンツェには日本料理屋なんて無し。ローマに一軒だけあったんだそうです。私は住み始めた前半に、日本料理屋でウエイターのバイトをしてましたが、その店が出来たのも今から15年ほど前ですからね。今では日本料理屋も増えて、ちょっとしたバールでも寿司を出してる店は多いし、2年前にラーメン屋まで出来た。時代は変わるんですなあ。

とは言うものの、やっぱり料理というものは、その土地でその季節に当たり前に食べられてるものが一番美味いのである。寒くなりつつある今はパスタよりおでんを食べる時なのだ。

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2006年10月17日 (火)

友達が展示会をやります。

職人仲間でフィレンツェ式のモザイクを制作している北原好恵さんが九州のデパートで開かれるイタリア展に出展します。

Girasole 鹿児島山形屋 6階催事場

2006年11月1日~6日

鹿児島市金生町3-1

アクセスはこちらから見れます。http://www.yamakataya.co.jp/access/index.htm

フィレンツェ式のモザイクというのは、板状にスライスした石をノコで切って、寄木細工のようにパチッと組み合わせて一つの絵にするというもの。石そのものの色を利用した絵画ですね。寸分の狂いも無く石を切らなければならないので、職人仕事の中でも最高に難しく、かつ根気を必要とします。

画像は好恵さんの作品。他にもバラや蓮、椿など花をモザイクにした作品が多いです。展示会ではこの他、ペンダントなどのアクセサリーも販売されます。

詳しくは好恵さんのサイトにて。http://web.tiscali.it/lafanciulla/index.htm

最終日には午前11時より6階催事場のイベントコーナーでトークショーもされるそうです。題名は「フィレンツェモザイクとイタリアのちょっといい話」だそうですが、好恵さん曰く、「ちょっといい話って難しいのよ。イタリアのコノヤロー話ならたくさんあるんだけどねえ。やっぱり、いいところを探さないといけないよ、という神の啓示かも。(笑)」

・・・だそうです。九州にお住まいの方、万障繰り上げて是非行ってみて下さい。

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2006年10月15日 (日)

今後の方針。

今後とも職人シリーズは続けていくつもりですが、「単に情景を切り取っただけのような作品」が多いような気がしております。つまり私が作品を作る目的が「こういう職人がいます。」という記録と紹介だけになってるような気がして。となると何も時間をかけて切り絵にする必要は無いわけで、文章と写真を使って人に伝えてもいいわけだ。もちろん、職人の記録と紹介という面もあっていいけど、同時に芸術作品として人に感動を与えるためにはまだ足りないものがあるのです。つまりもう少し煮詰めて自分の世界をより深く、大きく表現していくという事です。

そのためにはある程度の大きさが必要なんですけどね。1m×70cm以上の大きさは必要でしょうね。

今まで制作してきた作品が全てダメってわけじゃないですよ。自分でも「良く出来た!」と思える作品と「及第点・・・。」としか思えない作品はあるのです。やはり時間をかけた方が良い作品になりますね。

まあ、方針としてはより大きく、より細かくという事だな。理想としては半年ぐらいかけて1作仕上げたいんだけどね。しかし、そうなるといつ次の個展を開けるのかという事になるけど。そりゃちょっとまずいし、取材した職人さんの全部が全部大きい作品で作れるわけではないので、1年に大きい作品を1点制作して残りは中ぐらいの作品と・・・あまり今までと変わらんな。まあ自覚して制作するとだいぶ違うから、以上書いてきた事を常に心がけて行こう。

さて、昨日・今日と休養は取ったので明日から再び元気に制作して行きます。

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2006年10月13日 (金)

個展終了。

中1日休んで10日間続いた個展も終了。見に来てくれた方、宣伝してくれた方、差し入れしてくれた方、励ましのお便り&メールをくれた方、どうもありがとうございました!おかげさまで大変楽しい展示会でした。残念ながら今回会えなかった方々、次回以降の個展でお会いしましょう。

結果は大きい作品が1点、小品が1点売れただけでした。もう一人、買ってくれる方はいたのですが、希望されてた作品は既に売約済みだったので残念ながら。まあ名古屋はなかなか物が売れにくい土地だとかで、それを考えると頑張った方かな。

期間的に長かったので、一度来たお客さんがお友達を連れて再び来てくれたり、宣伝してくれたりしたので、後半だんだんとお客さんが増えていきました。期間が1週間ではこういう事は無かったでしょうね。

何人か芸術界の大御所みたいな方も来られましたが、おおむね好評をいただきました。「この方向で精進なされ。」というような事をよく言われましたな。今後の制作活動ににおいて有益な助言ももらいましたので、その意味でも個展をやって良かったと思います。

さて次は5月にフィレンツェで行われる、コルシーニ庭園の職人展。そして来年12月に東京・銀座で個展が控えております。期待を裏切らないよう、より良い作品を制作していきますので、これからもよろしくお願いいたします。

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2006年10月 9日 (月)

休廊日。

今日は画廊が休みなので、私の個展も休み。最近気が付いたけど、今日は祭日だったんですなあ。朝起きてメールを見てみたら「今日行くつもりだったけど、休みだったのか。ゴメン!」というメールが来てました。まあ、この方の場合は家を出る前に気が付いたのでしょうが、会場に行っちゃって「本日休廊」の貼り紙を見てがっかり・・・という人が後2,3人ぐらいいそうな気がします。案内状の所に赤ペンでアンダーラインを引っ張っておくのだったなあ。万一、今日来ちゃった方、気配りが足りなくてすみません。

で、午前中久々にジムへ行って汗を流した後、午後からはのんびりするかなーと思いましたが、個展で知り合った作家さんの展示会が何件か名古屋でやってたので、結局今日も家から出てました。全然休養になってませんね。

今日見てきた家の一人で、昨日私の個展に見に来てくれた抽象画の作家さんからは、いろいろと意見をいただきました。80歳ぐらいの方ですが、ずっと真摯に制作活動に取り組んで来られたようで、こういう方の前に出ると、自然と頭が下がりますな。位負けとでも言うのでしょうか。(話してて楽しかったけどね。)

個展ではいろんな人から意見を貰ってます。自分では気が付かなかった事を言ってくれる方もいるので、大変ためになりますね。集中して制作に励むのも大事だけど、他人の意見を聞くのも修行ですな。

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2006年10月 8日 (日)

個展の途中経過。

今日で個展5日目。

日頃お世話になってる方、ずっとご無沙汰していた方、初対面の方、いろんな人と出会うので自分の勉強にもなってます。前回の銀座での個展と違う事はネットで知り合った方々が訪ねてくれる事ですね。やはり昨年末に開設したホームページが効果があったのだと思います。今までブログへのコメントやメールのやりとりだけをしていた方と実際に会うのって、ちょっと感動します。

とりあえず大きい作品が1点売れました。まあ、これで次の個展まで食いつなげるほど稼げたわけではないですが、気分的に余裕が持てますね。

売れたのは案内状に使ったバイオリン職人の切り絵です。今回の個展でもベスト3に入るぐらい人気のある作品なので、多分売れるかなーとは思ったのですけどね。・・・東京のEさん、フィレンツェのAちゃん、ごめんなさい!売っちゃいました。でも1年以内に新しいバイオリン職人の切り絵を作るから期待して下さいね。気合入れて作りますので。

立ちっぱなし、喋りっぱなしで、毎日疲れてます。ひょっとしたらジムに行くよりカロリー消費してるかもしれませんね。家に帰ってから甘い物が欲しくなります。

明日はギャラリーは休みです。9日間って長丁場なので中休みがあるとホッとしますね。とりあえずジムに行こう。

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2006年10月 5日 (木)

個展開始。

昨日から個展開催です。久々の個展で緊張してたせいか、肩こりがひどかったです。家に戻って食事したらバタンキューで寝ちゃいました。缶ビール1個飲んだだけでヘロヘロになってましたな。ちなみに演技をかついで、晩御飯のおかずはトンカツでした。(入試前の受験生かワシは・・・。)

今日はそれほど疲れませんでした。でも今回10日間という長丁場なので徐々に疲れがたまって行きそうですね。自分の作品の説明と同時に、モデルになった職人さん達の事もいろいろ話したいので、交替を頼む訳にもいかず。中間の月曜日が休みなのはありがたいですね。

お客さんがドドッといっぺんに来て、来ない時は1時間以上ボーッとしてる事が多いですね。混んでるとせっかく来てくれたお客さんにお茶も出せないので申し訳ないのです。まんべんなく来てくれればいいのですが、こればっかりは調整出来るものじゃないしねえ・・・。

私の知人は土日に大勢来そうですね。先に謝っておこう。「お茶出せなかったらすみません!」

昨日ケーブルテレビが取材に来ました。スターキャットチャンネルという局で、今日の夕方のニュースで放送されました。うちはケーブルテレビは見れないので、画廊で放送を見させてもらった。インタビューで答えた私の経歴や作品を通して言いたい事がすごく上手にまとめられてました。上手いなあと感心する事しきり・・・。

あ、そうそう。差し入れや、お花を送ってくれた方々、どうもありがとうございました。泣かせてくれますねえ。

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2006年10月 3日 (火)

準備完了!

Img_1848 個展の準備完了!

疲れました。腹が減りました。

1点大きい作品があったので、これはクロネコヤマトに運んでもらいましたが、他はうちの車で運びました。まあ、東京でやる場合は作品を宅急便で送るしかないから梱包とかいろいろ大変だけど、今回は自分で運んで終わりだからその分だけ楽ではあるな。

さあ、いよいよ明日からだ。この1年半にやってきた事がどのように評価されるか楽しみですね。

宣伝を手伝っていただいた方々、どうもありがとうございました。たくさんのお客さんが来そうな気がしております。

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2006年10月 1日 (日)

忘れてた!

額装も終わったので、アイデアスケッチなぞをしてました。本格的に制作にとりかかるのは来年の春ぐらいになるので、気楽な気分でサラサラッと描き流す。傍らには赤ワインとパルミジャーノ(パルメザンチーズの事ね。)を置いて時々つまみつつ。・・・普段と違って優雅な生活だ。

しかし、ここに至って完全に忘れてた事が発覚した。

作品のタイトルをほとんど決めてない!!

14点出すうち、10点の作品が名無しのままでした。文才無いから意外と難しいんだよなあ。その割りに時々「いいタイトルですね。」と褒めてもらう事もあるのですがね。

タイトルと言えば、時々自分の作品に「無題1」とか「作品1」なんて付ける方もいますな。ありゃー頭を使ってるとは思えませんね。と言うか、自分の作品に愛着があるとは全然思えない。やはり作品そのものをズバリと表現していて、しかもちょっと頓知が利いてるのが理想ですな。・・・難しいなあ。

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