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2006年7月17日 (月)

ナイフ職人、ジャコモ

Img_1801_1 ずーっと今年の職人展に展示した切り絵のモデルになった職人さんの紹介をやってますが、ようやく今回で最後。なーんか、すごい長くかかったような気がするなあ。

ナイフ職人のジャコモ・チェッキさん。ナイフの工房「サラディーニ」の4人の幹部の一人。昨年、一昨年の職人展に参加していたので知り合いました。

彼らの工房は、フィレンツェからバスで北へ1時間、スカルペリアという所にあります。一応ここもギリギリでフィレンツェの範囲内。この地は中世の頃よりフィレンツェの国境だったので、軍隊が駐留していました。その為に武器の生産が盛んで、これらの技術が現在でも伝えられ刃物の生産が行われています。毎年6月には刃物祭りが開かれる。

最近、工房を拡張したとかで、ゴタゴタしていた為に職人展は不参加。ジャコモさんも別の場所で働いていたそうなので、電話してもなかなか連絡がつきませんでした。そうこうしている内に職人展も終わって、私の帰国も迫ってきたので、しょうがない直接見せに行くかと思い作品をかかえて行って来ました。最近フィレンツェでは近郊に行くバスが減ってるみたいで、けっこう大変でしたな。

で、工房を訪ねてみたら、2階の事務所兼ショウルームに留守番の女の子が2人いたので、事情を話したら新しい工房へ電話してくれました。「日本人の子が赤ワインをお土産に持って来てるわよ」と言ったら忙しかったらしいけど早速やって来た。作品を見せたら喜んでくれまして、「ちょっと待ってろ。」と言って下の工房に降りて、ステーキ用のナイフに銀のプレートを付けて「Shunkan」と彫って私にプレゼントしてくれました。嬉しいねえ。

そういえば、昨年の職人展で私が優勝した時も、壇上に駆け上がって「おめでとう俊寛!!」と言ってガシッと握手をしてくれましたな。熱い男だ。

Img_1802_1_1  2枚目の画像は、ジャコモさんにバス停まで車で送ってもらった時に「そうだ、いい物を見せてやるよ。」と遠回りしてくれた場所です。

画像ではわかりにくいかもしれませんが、群生しているのはひなげしです。5月はこの花が咲く季節で、そよ風に花が揺れるのが風情があって好きな花です。これだけたくさん咲いてるのは珍しいですね。

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