« 仕事ばんざい-ランベルト君の徒弟日記 | トップページ | 仲のいい職人さん、その2 »

2006年7月27日 (木)

仲のいい職人さん、その1

Banchi004 5年前からフィレンツェの職人シリーズを始めて以来、いろいろな職人さんに出会って来ました。その中で一番良い友達になれたのは、やはりこの方々のようです。前回のブログで登場した、ブロンズ職人のバンキ父子。

画像は3年前、私が初めて参加した職人展にて。ランベルト・バンキさんと私。ギター侍ではない。

彼らも職人展に毎年参加する常連ではあるが、知り合ったのは職人展を通じてではなく、フィレンツェの職人について書かれた本を片手に直接訪ねて行って知り合った。この時に手にしていた本は、バンキさんの日記の日本語訳をした中嶋浩郎さんの書いた本「フィレンツェ職人通り」でした。この本の他にも職人関係の本は2冊出ていまして、その全てにランベルト・バンキさんは登場しています。

知り合ってからはよく家に招かれ、昼ごはんをご馳走になったりします。私も台所を借りて、日本料理を作ったりしました。彼らは2001年に東京の伊勢丹で開催されたイタリア展で来日しているのですが、その時から和食が大好きになったんだそうです。「次に日本に行ったら蛇を食べたいなあ。」なんて言ってました。テレビで蛇を食べている所を見たんだそうです。私もまだ蛇を食べた事は無いんですけどね・・・。2001年の日本滞在は彼らにとっては本当に楽しかった思い出らしく、いまだにこの話が出てきます。「それにしても、日本は良かったなあ・・・。」なんて感じで。

毎回お世話になっているので、ささやかながらお土産にドラ焼きを持って行ってます。「わあ、アズキのケーキ!!」って感じで喜んで食べてますね。

Banchi0062枚目の画像は2年前の職人展にて。右が息子のドゥッチョ・バンキさん。私より3歳年上だったかな。元々電気技師の仕事をしていたけど、10年前に工房を継ぐことに決めて修行を始めました。だからだいたい修行の年数は私と同じぐらいですね。

この父子、2人とも純朴で優しくて無邪気な性格で、一緒に時間を過ごすだけで周りの人を幸せにするような、そんな人たちです。つまり「いいひと」なんだけど、この方々に関しては並みのいい人じゃないのです。なんて言うのか表現に困るのですが、天使のような人達とでも言えばよいのでしょうか・・・。この世の中に彼らのような人がいる事が奇跡のような気がする。

バンキさんたちは私の事をほとんど家族のように扱ってもらってます。まあ、今後どんどん付き合いが深くなっていく職人さんも出てくると思いますが、やはりバンキ父子は私にとっては特別な人達ですね。

さて、バンキ父子とは別の意味で仲のいい職人さんがいますが、彼については次回のブログで。

|

« 仕事ばんざい-ランベルト君の徒弟日記 | トップページ | 仲のいい職人さん、その2 »

コメント

ギター侍というよりどこぞの若旦那かと思いました。和服がお似合いですな。
かあゆらしいおじいさまで、いいお顔をなさっておりますな。
いいお友達のいる方は幸せです♪

投稿: てんこ | 2006年7月27日 (木) 20時43分

てんこさん、おそれいります。たまには和服も着たいんですけどね。フィレンツェまで持って行くと、いろいろ大変なんです。
バンキ父子もですけど、職人さんって、みんな良い顔してます。やっぱり何かに情熱を燃やしてて、その事を誇りに思えるからなんだろうなと思います。

投稿: 俊寛 | 2006年7月27日 (木) 21時39分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/156886/11112323

この記事へのトラックバック一覧です: 仲のいい職人さん、その1:

« 仕事ばんざい-ランベルト君の徒弟日記 | トップページ | 仲のいい職人さん、その2 »