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2006年7月16日 (日)

ガラス工房、ロッキ

Img_1511 画像1枚目は職人展にて。クリスタルガラス工房「モレリア・ロッキ」の職人の一人、エンリコ・オルミさんと。この工房も職人展の常連です。ちなみに写真でエンリコさんが着けているエプロンは職人展用で、展示会のロゴが入っています。このエプロンは参加者に貰えるわけではなく、買わなきゃならない。確か2千円ぐらいしたかな。最近はこのエプロンを着けて参加する職人も少なくなった。そりゃ、高いもんなあ。

2枚目の画像は工房にて。クリスタルの花瓶にグラインダー(回転やすり)を使って切子模様を入れていくエンリコさん。Locchi001_1 フリーハンドで複雑な模様を入れていく。このグラインダーをイタリア語で「モーレ」と言いまして、モーレを使う工房だからモレリア・ロッキという屋号なのです。ロッキというのは社長さんの苗字です。

花瓶の他にも塩やオリーブオイルを入れるグラスや瓶、大きい物だとシャンデリアなんかも制作されてます。

この工房には他に4人の職人さんが働いていますが、社長さんはパオラ・ロッキさんという女性。いい感じで貫禄がある方です。だいたい私の母親よりちょっと上の世代かな。この方にもモデルになってくれたお礼にと、ワインを持って行きましたら、

「まぁー、可愛い事してくれるじゃない、この子ったら!」

と言われました。その時ほっぺたをペチペチと叩かれた・・・。私の兄貴分とも言うべき彫金家のパオロ・ペンコさんとその奥さんは、かなり威厳のある夫婦であるが、その彼らにしてもロッキ夫人にとっては坊ちゃん嬢ちゃんになるらしい。私なんかは更にその下になっちゃうわけですな。

で、職人展ではロッキ夫人と一緒に写真を撮れなかったので(電池切れで。)何日か後に工房に作品を携えて行って来ました。

その時に「この前の赤ワインのお礼」という事で、彼らの手によるクリスタルガラスの一輪挿しをプレゼントしてもらいました。かなり高価な物のはずだから、私は狼狽しまして「いや、そんな、奥様そのような事をされては・・・。」と止めたのですけどね。結局、喜んでいただいてきました。次の名古屋の個展で机の上に置こうかなと思ってます。写真撮って送ろうかなっと♪

さて、ロッキ夫人と撮った写真ですが、私は最初エンリコさんと撮った写真のように絵の前で2人で並んで撮ってもらおうと思ってました。これは他の職人さんと撮る時も同じですね。ところがロッキ夫人は

「そうじゃなくって、絵を挟んで2人で見つめ合うのよ!!」

「え、こ、こうですか・・・。」Img_1655

と、こうして撮った写真が3枚目の画像です。いやあ、すごいね、イタリア女は・・・。海千山千の女性に手玉に取られたような気分でしたな。見事に一本取られて工房を後にする俊寛でした。

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コメント

いいですねぇ。
ロッキ婦人にすごく大事にされている感じ。
イタリアの職人さんとそのご家族にはステキな方が多いですからねぇ。

投稿: albero4 | 2006年7月16日 (日) 10時03分

albero4さん、心の機微がわかってる人とでも言うんですかね。
モレリア・ロッキの職人さん達も、話してみるとみんな一癖ある連中なんだけど、接客の態度とか工房内での動きは見事に統制されてる。
ロッキ夫人だからこそ、まとめ上げる事ができるのかなと思います。

投稿: 俊寛 | 2006年7月16日 (日) 11時17分

俊寛さん、腰引けてますよ♪ 蛇ににらまれた蛙状態かな。
かんぺきに負けてますね♪♪

投稿: てんこ | 2006年7月16日 (日) 14時40分

てんこさん、本当に。完敗っすねえ・・・。私もまだまだ修行が足りませんな。

投稿: 俊寛 | 2006年7月16日 (日) 15時37分

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