苗字について
昨日のブログで質問が来ました。
アッシジのフランチェスコの時代は、イタリアの人はみんな出身地を名前にしてるみたいですけど、たとえば、トンマーゾ・ダ・チェラーノ(チェラーノ出身のトンマーゾ)だとか、でもルネサンスの時代には、苗字ついてるひとが多いですね。
アレサンドロ・マリアーノ・デ・フィりペーピとか。
レオナルド・ダ・ヴィンチは出身地ですけど。なんか歴史的な変化とかあるんでしょうか。話題に全然関係ないですけど。ご存知でしたら教えてくださいまし。
苗字についての歴史的変化ですか・・・。うーん、難しいですねえ。日本でも平家物語なんかだと、地名+名前って人が多いですね。木曽義仲とか伊勢三郎とか。あの時代は庶民は苗字を持っていなかったから、又は苗字の数が少なかったので地名を付けて他所の一族との混同を避けた為というのもありますね。
そういえば、中国の話ですが、三国志の諸葛孔明の姓「諸葛」は元々「葛」だったのですが、先祖が他所の土地に赴任した時、土着の姓で「葛」を使っていた一族があった為に「諸侯の葛」という意味で諸葛になったという話がありましたな。
「アレサンドロ・マリアーノ・デ・フィリペーピ」これはボッティチェッリの本名ですね。で、この人の苗字「デ・フィリぺーピ」ですが、これは先祖の「名」が苗字になった例ですね。現在のイタリアでも「デ・パオラ」とか「デ・ジョルジョ」なんて「デ+名前」の苗字を持つ人が多いです。ちなみにこの「デ」は~のという意味ですね。先祖あっての子孫という事が良く理解出来る苗字ですね。
さて地名が通称になった件ですが、これは一代限りで苗字にまでなったというのはないと思います。あだ名というわけですね。問題は出身地が通称になった習慣がいつ廃れたのかという事ですが・・・ここはちょっとわからないですね。今度知人に聞いてみます。
苗字の話もなかなか奥が深いですね。学問的に追求していくと大変だ。
※苗字と姓はまた違うのですが、この話をしていくと切りが無いからここでは同じ物としてくくっちゃいました。(乱暴な話だな。)他にも氏なんてのもあるし、複雑だなあ。
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