骨董屋さん。
7点目が完成。15×15cm。骨董屋さんです。夕方なので店じまいしている所です。
ミニシリーズで2年前に骨董市シリーズを制作したので、私としては真新しいモチーフではないです。しかし、右の扉にかけられた人骨の模型がすごく気になったので写真に撮っておきました。ナポリという町はある部分は陽気で豪奢、華やかで気さくで人懐っこいという反面、時に死の影すら垣間見えるほどのはかなさや退廃的な部分があると思います。町全体が喜劇と悲劇が同時上演されている劇場とでもいえるのではないでしょうか。(私としては珍しい文学的表現だな。)
この頭の無い人骨はこういった感覚を象徴しているような気がしたのです。
あと8点でこのシリーズ終了。
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