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2006年3月21日 (火)

名画を切り絵でその6

lippi024 今回でこのシリーズは終り。

ロッソ・フィオレンティーノの「聖母子と2人の聖人」ヴォルテッラという町の司教区美術館所蔵。サイズはA4で、いつものように左右逆になってます。

えらい、マイナーな作品をやっちゃいましたね。これは最初にこのデモンストレーションをやった場所がヴォルテッラだったので、その町にある作品を選んだからですね。もっとも、その時に大きいサイズで同じロッソ・フィオレンティーノの最重要作である「十字架降下」もやりましたけど。

ヴォルテッラはフィレンツェからバスで1時間ちょっとの所にある町です。いくつかの丘を越えて、曲がりくねった道を行くと、一番大きくて高い所に町が見える、そこがヴォルテッラです。別名「風の町」。周辺の一部では風雨に侵食されてがけ崩れが続いている。また、アラバスターという石が取れまして、これを使った彫刻が盛んです。けっこう名の通った彫刻の学校もある。

この町在住の彫刻家グループと友達になったので、時々泊めてもらったりしました。だいたい私と同年代の連中だったので、彼らのお母様方が作ってくれるご飯が目当てで、一時期は2週間ごとに通ってpont02ましたな。

ここで一番美味しかった食べ物はリボッリータというパンと野菜を煮込んだスープで、仕上げにオリーブオイルを一たらし、ネギをナイフで鉛筆を削る要領でコリコリ削って混ぜて食べる。ピリッとしたネギがアクセントになって美味しいですよ。

下の画像は、昨年の職人展のデモンストレーションの元絵。ポントルモの「十字架降下」。フィレンツェのサンタ・フェリチタ教会所蔵。

切り絵の写真を撮らずに友達にあげちゃいました。ブログに書くことがわかっていれば撮影しといたんですけどね。記録は取っとかないとダメだな。

サンタ・フェリチタ教会のある広場は、私が一番長い間住んでいた家のある場所。だからこの絵は私にとって一番身近なものですね。複雑に絡み合った人物郡が描いててとても面白かった。(かつ、疲れた。)

さて、5月にまたこの手のデモンストレーションをやるんですが、何をやろうかな。今度はちゃんと写真に撮っときます。

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コメント

お誕生日、おめでとうございます。
いつも、素敵な切り絵を見せていただいて、心が潤います。
写真ではなくて、いつか、現物を見たいです。
ヴァイオリン職人の切り絵、取っておいてくださいね(笑)

投稿: チョコ・ア・チョコ | 2006年3月22日 (水) 10時44分

どうも、ありがとうございます。言われるまで気が付きませんでした。やれやれ。

バイオリン職人は、今年中にもう一点制作予定です。前作が私の代表作の一つになるぐらい出来が良かったので4年経った今、越える物が出来るかどうかが課題です。

投稿: 俊寛 | 2006年3月22日 (水) 11時57分

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