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2006年3月 5日 (日)

名画を切り絵で。

imgirokou019 画像は2年前の職人展でデモンストレーションとしてお客さんの目の前で切った作品。三脚が無い状況で撮影したので、写りが悪いし、左下が暗くなってますがご勘弁を。

フィレンツェの画家、サンドロ・ボッティチェッリの名画「パラスとケンタウルス」の模写です。柔らかいラインのルネッサンス絵画も切り絵でやるとこのようになる。模写だから私のホームページで公開すべきではないので、ブログで発表する。

いつもは切った後で紙を貼り付けて仕上げるのですが、これはアクリル板にスプレー糊で黒い画用紙を貼り付け、鉛筆で下絵を描いて、展示会の期間中に切って行く。黒い紙に鉛筆で下絵だから、通り過ぎるお客さんからは下絵の線が見にくいので、まるでフリーハンドで切っているようで、なかなか格好よく見えるらしいです。切った後のパーツをぺりぺり剥がすのも小気味いい。

この作品は2003年に作ったのですが、当時この絵の特別展がフィレンツェで開かれてまして、町中に宣伝用の垂れ幕が張られていました。流行の絵の模写だから観客にアピールするのにいいかなと思ったのと、職人展に誘ってくれた彫金家のパオロ・ペンコさんがボッティチェッリが大好きで、この年にこの絵をモチーフにしたアクセサリーを発表していたので、さぞ喜ぶだろうなと思って。出来た後は謹んでプレゼントしてあげました。感動してたみたい。まあ、彼には日頃お世話になってるし、私の作品も買ってくれてるしね。

名画の模写もたまには良いものです。自分の作品として胸を張る事は出来ませんが、勉強になりますからね。なにしろ世紀を超えて生き残った名画ですから。

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コメント

わーい、ボッティチェリですね♪ ありがとうございます。
これはこれで胸をはれますよう。わたしは怖くてとてもチャレンジできません。
ボッティチェリの線は、切り絵に通じるとこがあると思うのですけど、どうでしょう? あの柔らかくも力強い線。前に神戸で黒いヴィーナスを見たけれど、すごかったです。あの線を一気に書くには、強い腕の力と集中力がいったのではないかしら。
ナイフの柄を持つ手にぐっと力をこめて、厚い紙を切ってく時の感じと似てないかなあ。

投稿: てんこ | 2006年3月 6日 (月) 13時08分

ありがとうございます。名画の切り絵は他にも何点かあるのですが、発表はまた次の機会に。
ボッティチェリの絵は切り絵にすると映えますね。流石に「春」と「ビーナスの誕生」は複雑過ぎてこれからもやらないと思いますけど・・・。(模写よりも自分の作品に時間をとりたいので。)

投稿: 俊寛 | 2006年3月 6日 (月) 13時58分

こういうのも素敵ですね!
ぜひ、目の前で切っているのを見たいです。

投稿: チョコ・ア・チョコ | 2006年3月 7日 (火) 00時51分

コメントありがとうございます。
今回のボッティチェッリの他にも色々と名画の切り絵はデザインしているので、そのうち発表します。

投稿: 俊寛 | 2006年3月 7日 (火) 11時48分

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