2020年3月29日 (日)

疫病退散

気分転換に図鑑シリーズをやってます。

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サイズは9×9㎝。上がリュウグウノツカイで下は近縁種でサケガシラという深海魚。最近、鹿児島市の博物館でホルマリン漬けの標本が展示されてたんで参考にしました。

これを作ってたら華さんが「あら、それってアマビエのモデルになったらしいわよ。」と言われました。

・・・ほほう。
アマビエってのは疫病退散にご利益のある妖怪で、ここ最近のコロナ騒動で絵師の方々が自己流のアマビエをネットにアップしてるんですよね。
ならば私もアマビエ様を作ってみますかてんで・・・

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10×10㎝で制作しました。ご覧の通りリュウグウノツカイを元にデザインしました。尻尾は甘海老をイメージしました。リュウグウノツカイって刺身で食べたらエビと似てるんですってね。

という訳で

 

疫病退散!!

 

早いとこコロナが終息しますように!!

イタリアに住んでる人たちは随分前から不自由な生活をされています。日本でもそんな生活になるかもしれません。でも希望を持ちましょう。明日は良い日です。

 

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2020年3月25日 (水)

豊田市の個展は中止にしました。

4月6日より愛知県豊田市のホテルフォレスタヒルズで個展の予定でしたが、今回は止める事にしました。
未だにコロナウィルスが終息しない事を考えると、残念ではありますがやむを得ないかと思います。
皆様におかれましては、どうぞお気を付けてお過ごし下さい。

・・・これで終わりだと気分が暗くなるので新作を発表します。

Positano

東京のお客様から「結婚10周年の記念に」との事でご注文をいただいて制作しました。納品完了でお客様の許可を得たので公開です。

ポジターノ、40×55㎝。ナポリのちょっと南の海沿いの街です。岸壁に建物が張り付いてるようで、とても絵になる風景。

私も2017年にちょっとだけ行きましたが、歩いてて楽しかった。

世界的に大変な事態です。
何とか乗り切って、より良い世の中になるように頑張りましょう!!

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2020年3月22日 (日)

誕生日でごわす。

火曜日から華さんを鹿児島に放置して愛知県豊田市の実家に戻ってます。別に夫婦喧嘩の末に実家に帰って来た訳ではありませんよ。私にも色々用事があるのです。

で、今日は私の49歳の誕生日です。40代最後かあ・・・。悔いの残らぬように頑張らないとね。

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だいたいの用事は済ませたので、今日はノンビリと図鑑シリーズを作ってます。今年も50点作ってトータル800点が目標。

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たまにはケーキぐらい買うかなってんで、実家の近所の美味しいと評判のお店でケーキ買いました。・・・今年の誕生日も独身時代と変わらんなあ。

明日の飛行機で鹿児島に戻ります。

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2020年2月26日 (水)

さらばイタリア!

2月21日の日記です。

帰国一日前なので土産を買いましょうって事で、朝8時に中央市場へ。チョコレート詰め合わせ、パンフォルテ、トッローネ、乾燥トマト、乾燥ポルチーニ、ボッタルガ、トリュフソース、パルメザンチーズ、ペコリーノチーズ、オリーブオイル、etc...兎に角、うまそうな物はありったけ買っちまえって感じで。

30分ちょっとでだいたい済ませたので、買ったものはお店に預けて(午後3時まで営業してるので。)駅まで走ってタバルネッレ・バル・ディ。ペーサ行きのバスに乗り込んだ。フィレンツェから1時間程の距離にある小さい街ですが、パスティッチェリア・バンニョーリってバール兼お菓子屋さんがあります。そこの人とフェイスブックで知り合ったですけど、そこのカントゥッチが本当に美味しいんです!交通の便が悪いので、行くと半日潰れちゃうんだけど、その価値はあるかなって事で。

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2年前には切り絵にしてます。私が買ったカントゥッチを詰めてもらってる場面。青い服着たのがフェイスブックで知り合ったトビーさん。18回ぐらい日本に来てるので相当の日本通。京都なんか私よりも詳しいぐらい。お菓子屋さんなので日本の美味しい物についても詳しい。

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10時頃にお店に着いたら大歓迎してくれました。左のドーナツは3種類、リコッタとカスタードとピスタチオのクリーム入り。私はフルーツのタルト、華さんはエクレア。どれも美味。・・・で、これが私たちの朝ごはんだったりします。何て贅沢!!

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たっぷり楽しんだら追加でチェンチのリコッタチーズ乗せキターーーーーー。チェンチはカーニバルの時のお菓子。普通は粉砂糖が振ってありますがリコッタとの組み合わせも美味しい!

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あれもこれも全部食べたいけど、もう無理ね。 

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でっかいケーキは流石に食べきれないっすね。

フィレンツェ~タバルネッレのバスは本数が少なく、帰りは2時間半後。朝食を食べちゃったら時間余ってるので散歩に行って来ました。

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お店からテクテク歩いてサン・ピエトロ・イン・ボッソロ教会に行って来ました。新婚旅行にしては、あまりにも二人で撮った写真が少ないのでセルフタイマーで撮ってみました。何度か試してみて一番良かった写真。
この辺、田園風景が広がってまして何も無いんですけど、次回はこういう所でノンビリするのも良いかなあって。今回は走り回って写真撮って来たような感じですからね。

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お店に戻ったら昼ごはん。ハムとチーズの入ったサクサクのフォカッチャ。何てことないシンプルなフォカッチャですけど美味!!

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お昼ご飯食べ終わったと思ったら、レモンクリームタルト、キターーーーーー。最早定番と化した「アラ奥様、これとっても美味しくってよ。」ポーズ。
さっき、ウインドウの中のでっかいホールケーキの中で気になってたんだよね。わざわざ私たちの為に小さく作って出してくれました。どんだけサービスしてくれるんだか。

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カントゥッチを詰めてくれたので皆で記念写真。真ん中がトビーさん。お父さんとお兄さんと一緒にお菓子作ってます。鹿児島はまだ来た事ないみたいなので是非来てほしいですね。

13時半頃にフィレンェに戻りました。中央市場で預かってもらってた食料品を受け取り、ワインを買って宿に戻る。1時間ほど休憩して銀細工のフォリアさんの工房と革のジュゼッペ・ファナーラさんの工房に行きました。ジュゼッペさんのとこで華さん用の名刺入れとキーホルダーをゲット。ジュゼッペさんとはシチリア出発前に一緒に食事してるけど、華さんは工房に行くのは初めて。帰る前に寄れて良かった。

その後はヴェッキオ橋を渡りマンニーナ工房へ。工房で働いてる大谷さんが愛用の座布団をアマゾンで注文してくれてたんで受け取り。腰に良いんだそうです。華さん程じゃないけど私もあまり腰は丈夫じゃないので使う事があるかもね。華さんは翌日の飛行機に乗ってから使い始めて、鹿児島から指宿へ行く車の中でも使ってました。「すごく良い!!」ってさ。

「今度は食事しましょう!!」と大谷さんとマンニーナ工房で職人頭をしてるロレンツォ君に挨拶して近くの布屋さんでランチョンマット買って、ピッティ宮殿の前で靴職人の深谷秀隆さんと待ち合わせ。ピッティのワインバーで飲むつもりが、休みだったので近くの深谷さんの家で飲みました。一時間ちょっとお喋りしてました。フィレンツェでは大勢の私の友人に華さんを紹介して回るような感じでしたが、イタリアに住んでた頃の私の様子も想像出来て嬉しかったみたいです。私としては過去を振り返って自分の根本を再確認したと同時に、現在活躍してる職人さん達から刺激をもらいました。作家夫婦をやるってんだから気張らなきゃね!!

さて最後の夕食は2回目のベルコーレさんです。

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プリモにパイ生地で包んだポルチーニとブッラータチーズ。

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プリモにもう一品。カボチャとエビを包んだトルテッリ アマレッティとセージと。

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セコンドにタリアータ(牛肉の薄切りステーキ)ルッコラとパルメザンチーズ添え。

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本来は前菜だけどセコンドとして。ナスとモッツァレッラチーズのフラン、ピリ辛トマトソース。

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デザートはベルコーレさん定番のクリームブリュレ。

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そしてチーズケーキ。フレッシュオレンジとバニラビーンズのソース。これって、鹿児島の薩摩藩英国留学生記念館のカフェん出てたやつじゃなかったっけ?食べに行きたかったけど間に合わなかったんだよなあ。という訳で、本家でいただきました。

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ベルコーレさんからの帰り道でサンタ・マリア・デッラ・ノヴェッラ教会にて。初日に私は路上で売られてた絵を思いっきり踏み付けて危うく買わされそうになったのを華さんが一にらみで撃退したんだっけ。いや、ぼんやり歩いてた私が悪いんですけどね。でもあんな印刷物2枚で50ユーロってぼり過ぎだからさ。華さんに言わせると「あんな所に置いて、わざと踏ませる商売をしてる方が悪い。」だそうです。そりゃそうなんだけど、踏んだのは私が悪いからなあ。すごすご引き下がっていく彼らを見て悪い事したなあって思った。まあ、靴の跡ぐらいティッシュで拭けばまた売れるだろうけど。

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最後はドゥオーモ前で。

という訳で次の日にフィレンツェを出発。チューリッヒ経由で成田へ。成田から羽田へ電車で移動して(ギリギリの時間でハラハラした。最後まで気の抜けない旅行でした。)羽田から鹿児島へ。23日のお昼過ぎにレトロフトに到着。

17日間(実質15日間)の旅行でしたが、実はこれだけ長い時間一緒に過ごすって初めてでした。いつもはお互いの仕事場に行ってるし、たまに愛知や東京に行ってもせいぜい3日間ぐらいですからね。うちらも昨年の6月に私が鹿児島に引っ越して来て以来、喧嘩が絶えず。8月に私が10日間目の手術で入院してた直後に大喧嘩で2週間別居。何とか乗り越えて10月のレトロフトでの個展とコンサート、11月の結婚式で今回の新婚旅行と、一応は普通の新婚さんがやる事はやり切ったかな~って。まあ何かと言えば喧嘩になりまして、近所で「喧嘩夫婦」と噂になってるぐらいで、それが互いの両親の耳に入って大いに心配されるといった感じです。喧嘩してるのは噂じゃなくて事実なので否定は出来ませんねえ。せいぜいが「喧嘩はしてますよ。でも仲良くしてます!」と言うぐらいです。それが、

この長期間の旅行の中で喧嘩になったのが3回ぐらい!!

って、大きな前進ですよ。ええ。
そういう訳で、互いを理解し、より関係を深めあうという点で良い新婚旅行だったと思います。
疲れ果てたけどね。でも、帰国してその日に温泉に入れるって鹿児島は良いとこだ。

 

 

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2020年2月25日 (火)

ピサの斜塔に上るの巻

23日にイタリアより帰国しました。旅行終盤はブログを更新する気力も無くなってましたので、遅ればせながら以下は2月20日の記事です。

20日の早朝、カターニアから飛行機でピサへ移動。
カターニア、ロクに観光しませんでしたがカオスな雰囲気がなかなか面白そうな街でした。今度はゆっくり滞在したいもんですね。(他の街もそうですけどね。)

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画像は出発前に撮った宿のベランダからの風景。もうじき夜が明けます。

ピサにはお昼前に到着。イタリアに行ってる間にコロナウイルスが猛威を振るってますが「インド人に感染者が居ないのはカレーを食べているからだ。」なんて話を聞いたので、たまたま見かけたインド料理屋さんで昼食。カレーは漢方薬みたいなもんなのでコロナウイルスは置いといても体に良いですからね。いい加減イタリア料理も飽きてたし。

華さんはピサは初めてなので、せっかくピサに来たんだから斜塔のあるドゥオーモ広場に行きました。86876130_2768827559864348_53836736880023

で、やっぱりこれはやります。こういう事やると新婚旅行っぽいね。

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高い所は苦手ですけど芸術の為に上って来ました。斜塔に上るのは初めてなんだよね。天気が良くて気持ち良かった。
斜塔も綺麗だけど斜塔からのドゥオーモと洗礼堂も素晴らしいね。

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華さんは私以上に高い所が苦手なようで、だいぶ腰が引けてました。日頃のふんぞり返った華さんはどこに行ったのでしょうかね?

夕方、フィレンツェに戻りました。

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夜は私がフィレンツェに住んでた頃に同居してたマリアクラウディアさんの家で食前酒をいただきました。旦那さんと上の息子さんは最近、インフルエンザだったそうなので、1時間ほどお喋りして辞去しました。マリアクラウディアさんとは3年半も同居してたので、私の結婚も感慨深いみたいでした。イタリアから引き上げて18年も経つからねえ。

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食前酒の後は中華料理屋へ。サン・ロレンツォ教会の近くにある北京飯店へ。むか~し、私がフィレンツェの日本料理屋さんでアルバイトをしてた頃、料理長をやってた中国人のパンさんはこの北京飯店のオーナーさんの甥だったかで、よく賄い代わりに皆で食べに来たもんです。バイトを辞めてからもちょくちょく食べに来てたんで、ここのおばちゃん(お名前も知らんのよ)とも顔見知り。でも食べに来たのはかなり久しぶりで10年ぶりぐらになるかな。この日、食事してたらおばちゃんが通りかかって私の顔を見て「ムッ!?」って顔してました。覚えててくれて嬉しい。おばちゃん、昔から変わんないねえ。
料理長だったパンさんはジェノヴァで日本料理の店をオープンしたって話は前から聞いてましたが、おばちゃんの話によると最近糖尿で調子を悪くしてるって。立派な方だったので一度会いに行きたいなあ。

イタリア滞在も残り一日です。

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2020年2月20日 (木)

床モザイク

ピアッツァ・アルメリーナの宿のオーナーさんのお兄さんが格安でモザイクで有名なローマ時代の別荘まで送迎をしてくれるというので、待ち合わせの時間まで朝の散策。

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アラゴン城です。中は手入れしてないみたいで荒れた感じで入場出来ず。

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城の周りに何故か野良猫がウジャウジャ居ました。この写真に写ってる3倍はいたかも。

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宿のオーナーさんに「凄く美味しいカンノーロが食べられるお店があるよ。」というので行って来ました。カンノーロ、私はタブレット起動する前に食べちゃいました。美味しかった〜。他にも華さんがお菓子を買いまくりました。via mazziniにあるpasticceria restivoと言う名前のお菓子屋さんです。ピアッツァ・アルメリーナに行かれる方は是非!!

待ち合わせの時間が来たので迎えに来てもらい、ローマ時代の別荘へ。

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動物の頭が描かれたモザイク。たくさん残ってましたが、私はこの虎のが気に入りました。かわいいのだ。

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狩りの場面です。これだけ1箇所に多数のモザイクが残されてるのは珍しいね。

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牛のモザイク。力強い描写です。

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サイのモザイク。実物を見て作ったのでしょうか?

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ビキニを付けた女の子のモザイクもありました。この時代からビキニはあったんですねえ。

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アモールとプシケ?のモザイク。かなり楽しめました。

バールてフォカッチャをテイクアウトした後、バスてピアッツァ・アルメリーナからカターニャへ。あっさり宿に到着。と思いきゃ、呼び鈴押しても返答無し。宿の近くにマクドナルドがあったのでWiFiつなげて何とか連絡取れたけど、いつまで経ってもオーナーは来ない。私達のイライラはMAXに達し喧嘩になりかかったが、互いにこの旅を通じて大人になってるようで上手にそこは乗り越えた。新婚旅行で離婚まで発展する夫婦も居るそうですが、私達は信頼関係を築く事に成功したようです。

結局、オーナーさんはずっと中に居たそうで、呼び鈴が壊れてたみたいです。何だよ!!

ちょっと休憩して街へ出て土産を買ったりしました。流石に時間無いので、カターニャは観光無し。賑やかで面白ろそうな街なので残念ですが、次回の楽しみとしておきましょう。

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シチリア最後の食事です。ウニのパスタです。ニンニクオイルに生ウニが添えてあるだけのシンプルな作り方。混ぜて暖めるとそこそこ美味しい。

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ちりめんじゃこのパスタ。松の実の粉か何かと混ぜてあるのかな。こちらは文句無しに美味でした。

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シチリア風インボルティーニ。ハムとチーズを豚肉で巻いて小麦粉を付けて焼いてあります。

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付け合わせにカポナータ。ナスとピーマンとニンジンをトマトで煮てあります。

良く食べたシチリアでした。明日は早起きでフィレンツェに帰ります。

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2020年2月19日 (水)

カルタジローネとピアッツァ・アルメリーナ

昨日は午前中、華さんを連れてラグーザのイブラ地区のドゥオーモまで行って優雅にカフェ。

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シチリア名物じゃないけどティラミスとフルッタ・マルトラーナ(アーモンドの粉を練って本物の果物みたいに仕上げるシチリアのお菓子。)あと、どう見ても鳩サブレみたいなのがあったので注文しました。うん。確かに鳩サブレだ。何でよ?

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昼食はフォカッチャ・ラグザーノ。ナスとトマトのソースが入ってます。なかなか美味。

ラグーザの宿を後にしまして、次の滞在地に向かいます。まずはラグーザ駅に行きました。日曜日は閉まってたけど、今日は午前5時から開いて・・・誰も居ないじゃないか。一瞬途方に暮れましたが、偶々通りかかったおじさんが駅の裏に入って行くので着いて行ったらプラットフォームに入れました。切符の自動販売機もあったし、モニターには次の電車の時刻も表示されてるし、電車を待ってる人も居ました。何だよ。

次の滞在地のカルタジローネまでの切符を買ったら、先程のおじさんに自販機使って明日のパレルモ行きの時刻と切符代を調べてくれと言われた。外国人に頼むかねえと思いつつ調べてあげた。

ラグーザからジェーラという所まで電車で。一時間半程待ってバスでカルタジローネへ。ジェーラ駅からバスが出るんだけど、何の表示も無かったのでちょっと不安でした。この辺の公共交通機関のやる気の無さは何なのだ。

とりあえずカルタジローネへ到着。宿にチェックインして街を散策。

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カルタジローネは陶器の街。宿のすぐ近くに名所の大階段がありました。この階段も多数の陶板で装飾されてます。142段ある階段を上りました。これは途中の風景。素敵です。でもこっちから見ると陶板葉見えないけどね。

今日は午前中は陶器博物館に行きまして、11時にカルタジローネを出発。バスでピアッツァ・アルメリーナへ。一時間程で着いたのですが、チェックインは15時からなのでたまには昼食をリッチにするかってんで宿へ向う道の途中にあったレストランに入りました。

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前菜はイワシのマリネ。酢でしめてあって美味。

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プリモにバスタ・アッラ・ノルマ。シチリア名物ですね。素揚げ下ナスとトマトソースです。

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プリモをもう一品。カジキのトマトソースのペンネ。こっちもナスが入ってるので、同じような料理を頼んじゃったなあ。

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セコンドは華さんの大好きなフリットミスト。エビな肉がホクホクして甘かった。白ワインと良く合います。

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食事終えて、まだ15時まで時間あるのでドゥオーモへ。なかなか立派なドゥオーモでした。

時間になったので宿に行きました。呼び鈴押しても反応無し。ドゥオーモの近くにはWiFiが使えるので、華さんをドゥオーモ広場まで戻ってもらい、私は30分程待ってたら、そこの宿のオーナーさんの子供とベビーシッターの女性が現れた。小学校3年生ぐらいの子ですが、この子が鍵をくれたから何とか宿に入れました。

この2日間はかなり疲れました。日暮れまで寝てました。夕方、私が先にシャワーを浴びて洗濯。オーナーさんが来たので必要な情報を手に入れ、華さんが洗濯してシャワーを浴びてたら悲鳴が。

「お湯が出ない!!」

どうもお湯を使い過ぎたみたいで、髪と体を水で洗い流した華さんが震えながら浴室から出て来た。

「何とかしてよ!!

と言うので途方に暮れましたが(最近、よく途方に暮れるようになった。)不幸中の幸いで宿の向かいにオーナーさんの家があるから頼みに行きました。50リットル使うとお湯は出なくなるそうです。5分程待てばまた出るって。

大変不機嫌になった華さんの機嫌が直ったので(これでも機嫌が直るのはだいぶ早くなったと思う。)夕食に行きました。

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華さんがお腹の調子が悪いので今日は控え目。前菜に豆と豚肉の頬肉のスープ。豆は日本の金時豆みたいでした。優しい味。

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プリモはシチリア風ソースのパスタ。トマトとアーモンドとリコッタのソース。

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セコンドは豚肉のスカロッピーネ。肉に小麦粉付けて焼いてソースにからめる。このソースにはマルサラ酒が入ってて酸味がありました。

昨日と今日は二人とも疲れました。毎日移動ってのは疲れますね。次の旅行はもうちょっとノンビリ回ろうと思います。


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2020年2月16日 (日)

長い一日

旅行も中盤を過ぎて疲れが溜まって来たみたいで、華さんと些細な事で喧嘩になったりしますが。(旅行中じゃなくても喧嘩はしてるけど。)一晩過ぎたら仲直りしてます。という訳でB&Bのオーナー夫妻がラグーザまで送ってくれると言うので、お言葉に甘えさせていただきました。

ラグーザまでの車中、色々とお喋りしてましたが、街が近づいて来た時に奥さんの方が「あなた達の次の宿、ドゥオーモのすぐ近くよ。」と言われました。

はて? 何でこの方は私達の次の宿の住所を知ってるのだろう? ブッキング・コムを使って予約したから、オーナー側は次の滞在先が通知される機能でもあるのだろうか?

不思議に思って聞いてみたら「だって、あなた達が泊まるのは私達の物件だわよ。」だそうです。

・・・って、えええ!? そういや「ラグーザに家があるから。」と言ってたけど、そういう意味だったの!てか、モディカもラグーザも宿なんて一杯あるのに、同じオーナーさんの宿を選ぶとは、何という偶然!!

ビックリしてる間にラグーザの宿に到着。大変楽な移動でございました。ドア・トゥ・ドア。

しかし、日曜日のラグーザは人が居ませんね。お店もほとんど閉まってる。とりあえずドゥオーモの裏のお店は開いてると教えてもらったので昼食の調達に行きました。

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トーストの下にソーセージとフライドポテト、トマト、ズッキーニのグリル、チーズ、ハムカツ、スフォルマートというホウレンソウの入った溜まっ焼きみたいな料理が入ったたのをテイクアウト。シチリア弁当って感じだね。あと、アランチーニも一つずつ買いました。

昼食後は華さんは洗濯をするからってんで、私は夕方まで散策。とりあえずドゥオーモ(サン・ジョバンニ大聖堂)の広場を通り、明日の電車の切符を買っておくかと駅に行ったら見事に閉まってました。モディカもだったけど、ラグーザも無人駅か。どっちもかなり大きい街だってのに。日曜日に電車動いてないなんて、シチリアってのはフィレンツェやローマとは違うんだなと改めて思いました。

気を取り直して、街全体を見ようと、街を外側を歩いてみました。ラグーザはひょうたんを縦に割って横にしたみたいな感じで2つの丘に街が作られています。私達の宿があるのは大きい方の丘。小さい方に行くには真ん中の凹んだ所まで下りて行って、また丘を上って行かなきゃいけない。小さい方はイブラ地区と呼ばれてまして、こちらにもドゥオーモがあります。イブラのドゥオーモはサン・ジョルジョ大聖堂。一つの街に二つのドゥオーモとは珍しい。でもモディカなんて三つもドゥオーモがあるそうです。昔、君主が3人いたからそうなったらしい。いやいや、シチリアは特殊な所ですな。

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イブラのドゥオーモ広場のバールが開いてたので華さんにお土産。カンノーロとババとイチゴタルト。ババはナポリ名物だけど食べた事無いって言ってたから。

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イブラ地区から下まで下りてまた階段を上って宿へ向う。サンタ・マリア・デッラ・スカーラ教会の近くからイブラ地区を眺める。切り絵にするならこの眺めかな。絶景。

宿に帰って、おやつを食べ、ひとっ風呂浴びたら食事に行くかってんで、今日は楽な一日だったと思いきゃ、この後不測の事態が発生。

シャワー浴びてたらお湯が水に変わり、そして水が止まった。・・・まだ私の体、石鹸まみれなのに!どうしてこうなったのかサッパリ分からないので、とりあえずタオルで体ふいて、オーナーにメールしたら30分ぐらい経ってガスタンク持った人が来てくれました。

しかし、結局水は出ず。「明日の朝5時になったら水は出るけど、何だったら新しい宿に変わる?」と提案してもらいました。良い宿なんだけど石鹸洗い流したいし面白そうなので、その提案乗った!

新しい宿は更に立派な宿でした。ちょっと私達二人だけには勿体ないぐらい。ともあれ、シャワー浴びてサッパリしたので夕食に行きました。

サン・ジョバンニ大聖堂の横のビストロで夕食。

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前菜にカタクチイワシとトマトのケーキ。

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プリモにパンチェッタとトマトのバスタ。この形のバスタって何て名前だろう?トマトソースが甘かった。

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プリモにもう一品。ブロッコリーのソースのペンネ。コンソメで味付けしてありました。優しい味。

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セコンドは牛肉のタリアータ、グリーンピースのソース。肉がとろけそうでした。

しかし、長い一日だった。毎日、刺激の連続だね。


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2020年2月15日 (土)

チョコレートの街

さて、シラクーサのドゥオーモで寄付をするという人生初めての経験をした私は、満足して次の滞在地モディカに向かいました。ここはチョコレートで有名な町です。

・・・アハハ。バレンタインデーに一日ずれてる。まあ、イタリアのバレンタインデーは男が女にプレゼントする訳ですが。

ともあれ、モディカに着いたので次の滞在地であるラグーザ行きの切符を買っておこうと自販機で翌日の検索をしてみた所、まさかの日曜日は電車無し!!そりゃ、休日の電車・バスの本数が少ないのは分かりますが、全く無しって・・・。まあ、モディカからラグーザまでは車で30分ぐらい。いざとなりゃタクシー使うかなと思い、気を取り直して宿に向って歩き出した。

このモディカって所、地球の歩き方には載ってないのですが、幸いグーグルマップは使えました。駅は無人。開いてる店も無いので、随分と寂しい町だなあと思いましたが、10分程歩いたらそこそこ人や車の量も増えて来た。

って時に私達に近づいて来た車の窓が開いて、イタリア人女性が話しかけて来ました。

「あなた達ひょっとしたらこれじゃない?」

って手に持ってたスマホを見たらBooking.comのページと私の名前。宿のオーナー夫妻が迎えに来てくれました。これまでお迎えしてもらった事など無かったのでちょっと感激。

宿にチェックインしてしばし話をしたら、ラグーザに家を持ってるそうで翌日の11時に迎えに来てくれる事になりました。何という幸運。旅をしてると親切な人に出会うもんですね。

という訳で夕方のモディカの街を散策。

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素晴らしい眺めです。モディカのドゥオーモ、サン・ジョルジョ大聖堂が写ってます。インスタグラムで見て、良さそうな街だなあと思ったので来てみましたが正解だったようです。大きいサイズの切り絵のモチーフになるかも。

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ドゥオーモの中にも入ってみました。プレセピオが展示されてた。キリスト誕生の場面なんかを模型にしたジオラマですね。なかなか良い感じ。

ドゥオーモのすぐ横にチョコレートの店を発見。華さんが後に調べたけど、モディカのチョコレート屋さんの中ではかなりの名店。日本からもお取り寄せが出来るそうです。もうちょい旅行は続くけど、チョコレート買いました。多分、日本に帰ってから食べるかな。楽しみです。

モディカは山の斜面にへばりつくような感じで街がありまして、私達の宿やこのドゥオーモは山の上の方。ほとんど住宅地みたいでバール一軒も無いので下の方に下りてレストランに入りました。

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前菜盛り合わせ。オリーブ、サラミ、リコッタのグリル、ペコリーノチーズの蜂蜜かけ、豚肉の団子とアランチーニ、右上は栗みたいな形のパンで乾燥トマトのオイル漬けを挟んでありました。

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プリモでコンソメスープにタリオリーニが入ってました。これがほとんどラーメン!?そう思って食べてると入ってる肉もカップヌードルの謎肉に思えて来た。

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ボッリート。牛肉の煮込み。蒸した人参とジャガイモとセロリを添えて。ワインビネガーをかけて食べます。ビネガーの酸味が美味。

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セコンドをもう一品。ウサギのグリル、チョコレートソースかけ。チョコレートソースっても甘くないけどね。

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ドルチェはカンノーロ。薄くパリッと焼いた生地の中にリコッタチーズのクリームが入ってます。モディカだけにチョコレートがかかってます。先程のチョコレート屋さんで試食したのと同様に、砂糖がジャリジャリする食感です。最近、イタリアフェアに出てた古い製法で作る「古代チョコ」ですね。

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もう一品、アーモンドクリームの中にカリッとしたクッキーが入っています。オレンジピールが散らしてあって、クリームと良く合う。

食後、街の階段を上って宿に戻りました。ヘトヘトに疲れた。

 

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メインイベント

昨年の4月に高松三越のイタリアフェアに出た時、最終日に友人の占い師さんからサンタ・ルチアのメダルを貰いました。サンタ・ルチアって目の守護聖人なんです。一緒に食事した時に白内障の手術をする事を話してたんです。「お守りとして持ってて下さい。」と言われました。嬉しかったですねえ。都城で入院してた時も手術の時以外は肌身離さず持ってました。

サンタ・ルチアさんはシチリアのシラクーサの人。異教徒と結婚させられそうになったので拒否したら両目をえぐりだされて殉教されました。だからサンタ・ルチアさんの肖像は両目の乗ったお盆を手に持っています。

なんと!サンタ・ルチアさんはシラクーサの人だったのか!ならば、シラクーサのどこかに祀られた教会があるに違いない。これは是非、行かなくては。何なら日本の眼病に苦しんでる人を(勝手に)代表して、寄付の一つもして来ようじゃないかと。

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というわけで、シラクーサにはサンタ・ルチア教会というのがドゥオーモの近くにあるので、行くならそこかなと思いましたが、朝早く目が覚めたので華さんと近くを散歩。シラクーサには24年前に一度来ているのですが、古代遺跡ばかり見てて、サンタ・ルチア教会やドゥオーモがあるオルティージャ島は行った覚えが無い。宿はオルティージャ島なので古代遺跡は今回は割愛してオルティージャ島を歩いてみました。長さ1キロ、幅500メートルぐらいの小さい島です。

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市場発見。そういや、友人の彫金家が新婚旅行でシラクーサに来てて、彼が撮った魚屋の写真が綺麗だったので切り絵にした事があったけど、ここでしたか。

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市場の終点にあったお店で朝ごはんをテイクアウト。私のはチーズとサラミとアーティチョーク。華さんのはチーズとサラミとドライトマト。華さんの方が美味しかったな。朝からこれは食べ切れなかったので半分残して昼に食べました。

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さて、サンタ・ルチア教会です。カラヴァッジョの名画「聖女ルチアの殉教」が飾られている事でも重要です。中でお土産売ってる人に「教会の方とお話出来ませんか?」と聞いたら「ドゥオーモの方に行ってくれ。」と言われました。ドゥオーモはサンタ・ルチア教会のすぐ横。管理は一緒なんだそうです。

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こちらがドゥオーモ。バロック様式の立派な教会。中を見学するには入場料2ユーロが要ります。なので入口の切符売場の人に「教会の方とお話出来ませんか?」と聞いたら「何がご用ですか?」と言われたので「夏に目の手術をしたのですが、シラクーサのサンタ・ルチアが目の守護聖人である事を知りました。私はキリスト教徒ではないのですが、出来れば寄付をさせてくれませんか。」と言ったら(こういう事言うのは、ちょっと緊張した。)切符売場でも受付てますよとの事なので、用意して来たお金を渡して、書類に名前と住所を記入しました。後で教会から何かプレゼントが贈られるそうです。何と嬉しい!

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他にもロザリオまでいただきました!「キリスト教徒じゃないんですよ。」とは言ったんですけどね。別に問題無いですよって。ついでにメダルと本も買わせていただきました。

これにて、今回の旅行の最大のイベント終了。ドゥオーモを後にした時は、正に心が洗われた気分でした。

サッパリとしたとこで食べ残したパニーノと、アランチーニを買って昼ごはん。次の滞在地のモディカに向かいました。

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