・・・延期。
昨日のブログに書いた漆の武藤さんのテレビ出演ですけど、大雪の報道があるので延期になったそうです。なってこったい。まあ、映像は完成してるので、来週か再来週にはという事ですけどね。・・・ちょっと気が抜けてしまった。
気を取り直して、仕事しよう。
外出される方、雪道には気を付けて移動して下さいね。
昨日のブログに書いた漆の武藤さんのテレビ出演ですけど、大雪の報道があるので延期になったそうです。なってこったい。まあ、映像は完成してるので、来週か再来週にはという事ですけどね。・・・ちょっと気が抜けてしまった。
気を取り直して、仕事しよう。
外出される方、雪道には気を付けて移動して下さいね。
私の友人の職人さんで、名古屋仏壇の漆塗りをやっている武藤久由さんがテレビに出ます。
東海ローカル、中京テレビでお昼に放送している「ストレイトニュース」という情報番組で、「日本の伝統文化、新たな取り組み」というテーマの特集コーナーで出演されます。
武藤さんは、2年前に切り絵にしてまして、本職の仏壇の塗りの他にも、漆の良さを広めるために、自分の作品を作ったりされてます。
これが2年前に制作した切り絵。わかりにくいけど、額縁は武藤さん本人が漆を塗って仕上げてくれてます。実物はビシッと引き締まってて、すごく格好良い額縁なんですけどね。
「いつか個展をやりたいなあ・・・。」と前に言ってたので、じゃあ一緒にやりましょうかって事で、今年の秋は名古屋・栄のギャラリー彩さんで、私が4階、武藤さんが1階の会場で個展をやります。私は今年のテーマは「日本の職人シリーズ」なので、武藤さんの切り絵も展示します。作品のモデルとなった職人さんが、すぐ下の階で個展をやってる。初めての試みですね。私の切り絵「図鑑シリーズ」のデザインで、武藤さんが漆塗りをしたコラボ作品も出ます。(この為に先月図鑑シリーズを大量に作ったんです。)
今回のストレイトニュースは私の紹介なんです。前にテレビに出た時にお世話になったディレクターと友達になったんですが、その人から「今度の番組の企画にピッタリだから、漆の職人さんと連絡が取ってよ。」と言われまして。一昨年、中京大学で個展をやった時に、偶々2人が居合わせたので紹介はしてたんですけどね。その時はあまり興味無さそうだったんですけど、いざ撮影に行ったら凄く良かったみたいで、後で「漆、最高じゃないですか!!」ってハイテンションなメールが来ました。いやあ、嬉しいですねえ。良い番組になりそうです。
東海在住の皆様、明日はテレビを見て下さいね。
中京テレビ ストレイトニュース AM11:30~AM11:55 5分ぐらいのコーナーで出ます。録画しなきゃ。
図鑑シリーズの記事を書くにあたって、ネットで調べた事も多いのですけど、本で得た知識も多いです。このシリーズ、ネットで見つけた画像や、本に載ってる写真をアレンジしてデザインしてますけど、元々図鑑を見るのも好きなので、仕事じゃなくても生き物関係の本を図書館で借りて来る事もあります。ちゃんと文章も読んでいるので、使えそうな記事を見つけるとメモしておいたり・・・。「勉強してる」って感じで、なかなか楽しい。
で、今回の図鑑シリーズの制作で、発見したネタを一つ。2年前にタチウオを作りました。
2匹デザインしてありますけど、微妙に形が違うんです。上の方が日本で食べられてるもので、下の方がイタリアの市場に出るものです。日本のは背びれはあるけど尾びれが無い。イタリアのは背びれが無いけど尾びれがある。この違いは私が発見したんじゃなくて、サスライシェフこと古畑圭一朗さんです。彼のブログにタチウオの形が日本とイタリアで違うという事を書いていたので、「こりゃ面白いや!」と思って切り絵にしました。
ところが、今回の制作で魚の本を読んでて(図鑑じゃなくて、食材辞典みたいな本です。)イタリアの市場に出てる尾びれのあるタチウオは、日本でもちゃんとした名前があるという事が書いてありました。
オビレダチと言って、北大西洋沿岸、南アフリカ、オーストラリア南部、ニュージーランド周辺に分布し、各地で重要な漁業対象種となっている。日本にも輸入され「タチウオ」と称して出回る事もあるそうです。
と言う訳なので、この切り絵は今まで「日本で取れるタチウオとイタリアで取れるタチウオ」というタイトルでしたが、以後は「タチウオとオビレダチ」と表記します。
・・・何だか小学生の自由研究みたいでしたね。まあ、普通はイタリア人に限らず、多くの民族は生き物の分類には無関心だろうけど、今後イタリアの魚屋さんで「タチウオ」を見かけたら「これはオビレダチだよ。」と日本とイタリアの食材の微妙な違いを楽しみましょう。
昨日は愛知県の有松に絞りの職人さんの取材に行って来ました。今日は朝から胃カメラの検診と、けっこう忙しく動いてます。会社勤めをしてれば、健康診断は定期的に受けるんですけど、会社辞めて15年経ちますからね。その後、大した病気にもならずに過ごして来ましたけど、厄年って事もあるので、(お祓いもして来ました。)近所の病院に健康診断に行って来ました。
で、今日は胃カメラです。鼻から入れました。麻酔しても通りにくいと所が2カ所あるそうで、けっこう痛かった。鼻から入れると会話も出来るし、映像も自分で見れるんですけど、自分の体の中の映像なんて、怖くて見れたもんじゃない。先生が説明してくれるんだけど、チラッと見るのがせいぜいでした。まあ、大した事は無かったので、一安心ですえけどね。
以上、近況報告でした。有松の絞りの職人さんのレポートについては、もうちょっとしたら書きますので。
という訳で、図鑑シリーズのリメイク。デザインを変えた作品です。左がリメイク前、右がリメイク後です。
2005年に最初期にデザインした36点の内の1つでオオクワガタ。すごく微妙な違いだけど、全体的に太くして、旧ヴァージョンでは脚が黒で塗りつぶしたシルエットになってたけど、これも線で切り抜いて、パーツを貼って仕上げました。実はリメイク前の状態でも1回いじっているので、これで3回目のリメイク。ようやく自分の理想的なオオクワガタになった。
次はハラビロカマキリ。最初にデザインした36点に加えて、2007年に新規デザインとして36点デザインした内の1つ。前脚と頭、腹の上側をいじりました。だいぶバランスが変わったかな。色もちょっと薄くしました。オオクワガタもだけど、この辺はどうしても直す必要は無いんですけど、私なりのこだわりかな。
で、ここまでは微妙な調整ですけど、以下の3点は完全に新規デザインを起こして今回の新作と一緒に仕上げました。
まずはシーラカンス。最初期のデザインですね。全体的なシルエットは同じなんだけど、見た目に安定感が無い。これは制作した頃、角を下に持って来て展示するのを前提にデザインしてたので。上から見下ろした構図にして、背景も海底っぽく。色も青色に変更して(これは両方の色があるらしいけど。)目も黒目を消しました。鱗は型紙を貼り付けて、その上からエアブラシを吹くステンシル技法で。最初にデザインしたのが2004年なので、8年かかってやっと満足する仕上がりになりました。9cm四方だけど、やり込むと奥が深い。
次はライオンです。2007年にデザインしました。悪くないんだけど、メスライオンも作りたくなったので。オスとメスの形が違うと、どちらか一方だけ作るのもなあって・・・。まあ、そんな事を言ったらクワガタ(オス)もカマキリ(メス)も相方を入れなきゃいけないんだけど。
最後はウナギです。これは2008年に作ってます。鰻屋さんの看板をイメージしたポーズと、背景は鰻の蒲焼のタレの色にしたんですけど、鰻自体がどうも太いような気がしてたんです。で、今回は細くしてみましたが、鰻1匹だとどうも画面が寂しくなる。考えた結果、鰻屋さんの看板も描いちゃおうという訳で、「うなぎ」の文字を入れてみました。おお、思った以上に良い感じ。これだったら「あなご」とか「どぜう」なんかも同じような感じで行けるかもしれない。「うつぼ」なんてのも良いかもしれないけど、ウツボは既に作っちゃったしなあ。
ちなみに鰻丼は大好物で、フィレンツェに住んでた時代は、一時帰国すると必ず近所の鰻屋さんに食べにいってました。その鰻屋さん、つぶれちゃったんだよなあ。残念。
鰻丼と寿司と味噌カツは一時帰国に食べなきゃいけない3大メニューでした。
以上で図鑑シリーズの新作発表を終わります。このシリーズの次の制作は今年の年末になりますけど、リクエストがあれば作りますので、どうぞよろしく。
私の作品は基本的には1点物ですが、図鑑シリーズだけは量産して売ってます。量産と言っても、下絵をコピーするだけで、後の作業は全て手作りですけどね。たまに過去のデザインで気に入らなかったのを微妙にいじったり、色を変えたりしています。昨年からこういったリメイクも始めたので、今回のブログで何がどう変わったのかを公開します。
まず最初は色変えから。左がリメイク前、右がリメイク後です。
これは最初期にデザインしたものですが、当時は1000点を目標に作るつもりなどなかったので、大雑把に「イグアナ」として切り絵にしたのですが、よくよく調べてみると、その形などはグリーンイグアナというのをデザインしていたのに気が付きました。(自分で作っておきながら、なんと迂闊な・・・。)よって、色を緑に変えました。
これも最初期にデザインしたミツユビナマケモノ。これも体色を緑色に変えましたが、これはNHKの「ダーウィンが来た」であまりにも行動が鈍いので、体の表面に苔が生えるという話をしていたので。図鑑なんかで見てると、茶色とも言い切れない、微妙な変わった色だなあと思っていたのですが、まさか苔が生えているとは思わなかった。こういう風に新事実が発覚すると、それに合わせて変えて行かなければいけない。
これも最初期にデザインしたクルマエビですが、最初に作ったのは、実は茹で上がった後の色だった事に気が付きました。やっぱり生きている状態のを切り絵にしてあげなきゃと思ったので、慌てて変更しました。全身に模様が入ってるので、型紙を作ってその上から絵の具を吹くという、手間のかかる技法でやってます。
これは昨年の春に制作したアカウシアブ。私の持ってる図鑑に載ってたやつの色に合わせたけど、全く赤い雰囲気が無いので、いろいろ調べてみて、この色の方が良いという結論になりました。図鑑といえど、必ずしもピッタリ来る色では載ってないのですな。それは私の切り絵にしても言える事ですけど。ぬるま湯に付けて、しばらく放っておくと糊が解けるので、そうやってパーツを分解して、羽と背景以外は赤い色を強くして貼り直した。
明日はデザインをいじったのを公開します。
今回が新作の図鑑シリーズの最終回です。エビ・カニ・クモなどの節足動物や軟体動物などを一まとめにしました。
上段、左から
ダンゴムシ 世界中にいる。危険を感じると、腹を内側にして丸くなる習性がある。哺乳類のセンザンコウ(1月17日に公開した、哺乳類その1に出てます。)と同じ習性ですね。こういった明らかに異なった種類だけど、似たような方向に進化することを平行進化と言います。他には哺乳類のモグラと昆虫のケラの前足とか。ダンゴムシは丸くなってしまえば、アリなどの攻撃から身を守る事が出来るが、鳥なんかにはそのまま食べられてしまう。努力しても無駄な事はあるのだ。
タランチュラ やっぱり毒虫ってのは作ってても怖いんです。もし今、部屋の隅にいたらどうしよう・・・って。そんなわけで、このタランチュラも長年、敬遠してきたモチーフですが、調べてみたら人が死ぬ程の毒は持ってないそうです。で、タランチュラと言う語源も、南イタリアのターラントという港町で(この辺でエッと思った。)毒グモの伝説があって、この伝説を知っていたヨーロッパ人が、新大陸であるアメリカに移民した時に、このクモのあまりにも恐ろしい姿を見てタランチュラと呼んだためだそうだ。成程なあ・・・って、やっぱり私の部屋の隅に居たりするのは困るぞ。タランチュラはオオツチグモ科のクモの事で、脚を広げた幅が30cmを超える事もあるぐらい大型。鳥の雛やカエル、ネズミなども食べてしまうそうだ。
クリオネ 最近、テレビで紹介される事も多くて、知名度の高い生き物。和名をハダカカメガイと言う。これでも貝の仲間ですね。幼体の時は貝殻があるんだそうだ。南極・北極を囲む寒流域に生息し、北海道沿岸にも居る。体長は1~3cmで、透明な体。手をヒコヒコ動かして遊泳する姿は、とても愛らしく「流氷の天使」と呼ばれる。・・・しかし獲物を捕食する時は、頭の部分がバカッと6つに割れ、触手のように伸ばして餌となる小動物を捕かまえる。この映像はちょっとしたスプラッタで、初めて見る人には普段の愛らしさとのギャップも相まってショックが大きいかもしれない。
ホンヤドカリ 蟹の仲間ですが腹部を貝殻の中に収める為に体型が変わっている。ハサミは左右で大きさが違うのだが、大きい方のハサミは貝殻に全身を入れた際に蓋の役目をする。成長するにしたがい、より大きい貝殻へ引っ越しをするのだが、ハサミで大きさを測るそうだ。・・・何か、行動が可愛いですね。子供の頃、家を背負って動き回るこの動物にあこがれてて、キャンピングカーが欲しいと思いました。プリントの裏に落書きをして遊んでましたが、理想のキャンピングカーなんてのを描いてた。地中に潜る為にドリルが付いてたり。(最早、キャンピングカーじゃないだろう・・・。)
中段、左から
コメツキガニ 砂浜に住む、体長1cmぐらいの小さな蟹。砂の中にいるプランクトンや有機物をハサミですくって食べ、余分な砂を口元で丸く固めて捨てるので、周りに食べた分の小さな砂団子がどんどん出来上がる。春から夏にかけて、オスが背伸びをしてハサミを振り下ろす求愛活動が見られる。(これをウェービングと言います。)この姿が、お米をつく動作に見えるのでコメツキガニと呼ばれる。何故かムツゴロウが飛んでる足元で(足じゃないけど)この蟹がウェービングをしている姿が一緒に写真に写ってる事が多い。まるで応援してるようだ。海岸のチアガール。実際には両者はお互いに無関心で、偶々一緒の場所にいるだけみたいだが・・・。
アカクラゲ クラゲを切り絵にしたのは、今回が初めてです。日本近海の北海道以南に生息する。傘の部分に16本の赤い筋が入るのだが、上から見ると旧日本軍の連隊旗みたいに見えるので「レンタイキクラゲ」とも呼ばれる。また、乾燥して粉上になった物が風で舞い上がって、人の鼻の穴に入るとくしゃみが止まらなくなることから「ハクションクラゲ」とも言う。触手に毒を持っていて、刺されると痛いそうだ。・・・食べれないみたいね。
ホッカイエビ やれやれ。やっと食べれる生き物が出て来た。(別に、そういう趣旨で制作しているわけではないけど・・・。)ホッカイシマエビ、又は単にシマエビとも言う。北海道オホーツク地方に生息する。生後1年半まではオスとして成長し、生殖活動に参加した後で性転換してメスになって産卵する。(凄い人生だこと・・・。)鮮度が落ちるのが速いのと刺身で食べても甘みが薄い事から、漁獲された直後に塩茹でされる。茹でた方が甘みが増すそうだ。
ミズダコ 最大のタコなので「オオダコ」とも呼ばれる。体長は足を広げると3~5m、体重は50kgにも及ぶ。滅茶苦茶に力が強いので、絡みつかれたら人の力で振りほどくことは不可能。溺死したダイバーもいるそうだ。大型の個体だと、サメに襲いかかられたが反撃して逆にサメを食い殺す事もあるらしい。マダコに比べると肉質が軟らかいので食感では勝るが、味自体は水っぽい。(だからミズダコと呼ばれる。)
下段、左から
セアカゴケグモ オーストラリア原産で体長はメスが1cmぐらい。1995年に大阪府で発見されて以来、全国に広まってしまった。メスのみ強い神経毒を持っているので(オーストラリアでは死亡例がある)噛まれたらすぐに病院に行きましょう。名前を漢字で書くと「背赤後家蜘蛛」背中の赤い後家さんなんて色っぽいですが、何故後家かと言うと、交尾の後にメスがオスを食べるからだそうだ。日本では大阪で発見された時に大騒ぎになったけど、近縁種のクロゴケグモの方が世界的には有名です。イタリア語だとベドバ・ネーラ。直訳すると「黒い未亡人」妖艶さの漂う良いネーミング。
ケンミジンコ 10年来の友人が私の家に泊まった時に、フッと思い出したように告白した自分の過去の話。彼は学生の頃、この生物に電磁波を当てる実験をしていたそうだ。その実験室は無機質で、非常に嫌な雰囲気の漂う所で、壁面と天井から先を丸めた無数の針が出ていて、真ん中にケンミジンコの入った水槽が置かれていた。電磁波が生物に及ぼす影響を調べる為だったが、異様に早く動く個体が現れたり、奇形が生まれて来たり・・・。そんな事を毎日繰り返しているのが嫌になって、フィレンツェで新たな道を探すようになったそうだ。人に歴史有り。
シオマネキ オスは片方のハサミが異様に大きくなる事で有名。このハサミを振り下ろして求愛活動を行う。やがて満ちて来る潮を招いているように見えるので、この名前が付いた。デザインしてみると「よう!」って挨拶してるみたいに見える。元気ですねえ。実際は環境汚染の為に絶滅危惧種になっている。
ホウネンエビ 水田などにすむ小型の甲殻類。体長は1~2cm。これが大量発生すると、お米が豊作の年と伝承されていたので「豊年エビ」の名前が付いた。稲に害を与えるわけではないが、害虫駆除や雑草を食べるわけでもない。寿命が短いので飼育してもつまらない。人間にとっては、居てもあまり意味が無い生き物ですが、まあ良いじゃないの。こいつらも一生懸命、生きてるんだしさ。
明日はリメイクした作品を公開しますね。
実際の制作でも、ブログで発表しているように、哺乳類、鳥類、爬虫類・・・という風に作ってましたけど、昆虫類はパーツが多くて作るのが大変でした。虫好きなので作ってて楽しかったですけどね。
上段、左から
コカマキリ 小型のカマキリで薄茶色が多いけど、たまに緑色のもいるらしい。子供の頃住んでた家の庭はけっこう広かったんだけど、手入れをほとんどしてなかったので草が伸び放題で色んな虫がいました。コカマキリもよく見かけたな。華奢で可愛いよね。
スズムシ 秋に鳴く虫の代表格で、リーンリーンと小さい鈴のような音を出す。背中に立てた2枚の羽根を擦り合わす事で音を出す。鳴くのはオスのみでメスに対する求愛行動ですね。背中にハート形の楽器を背負ってるみたいで健気でないの。(それ以外は地味な姿だが・・・。)ところで、小学生の時に読んだ学研の科学(そういう雑誌が昔あったんだよ。)で、外国人は虫の鳴き声を音楽としてとらえる事が出来ず、雑音として認識するという話があったけど、あれは日本人以外の全ての外国人がそうなのだろうか?まあ、イタリア人なんかは虫に興味無さそうなので、雑音と思ってそうだがなあ・・・。秋の虫の声、良いものなんだがなあ。
ヨナクニサン ヤママユガの1種で前翅の幅が14cmにも及ぶと言う、日本最大の蛾。沖縄県八重山諸島のみに生息する。最初に発見されたのが与那国島なので、この名前がついた。成虫になると食事をしないそうだ。だから口が存在しない。ちょっと悲しいですね。沖縄に行った事が無いので、当然この蛾も見た事がないけど、こんな物凄いのを見つけたら興奮するだろうな。翅の先が蛇の顔みたいで、素晴らし過ぎる模様だ。
ノミ 太宰治の「女生徒」という小説に、主人公の女の子が理科室に飾ってあったノミの模型を粉々に破壊したい衝動にかられる場面があったっけ。精密に拡大再現されてるような物だと、確かに不気味だろうな。フィレンツェでの最初の下宿で初めてこの虫を見た。足が何かの虫に噛まれたようで、所々赤いブツブツが出来るので、何だろうと思ってたら、ある日ベッドの上を小さいのがピョンって・・・。虫好きなので、これが噂に聞くノミかと感動したが、この下宿は出ようと決めた。
中段、左から
オオムラサキ 日本の国蝶。国蝶!!(飛びついた)日本以外にも国蝶を定めている国があるのかと、検索してみましたが、アメリカ合衆国がオオカバマダラ、マレーシアがアカエリトリバネアゲハとある以外は無いみたい。まあ虫に興味を持つ国民なんて、そうそう無いんだろうな。その意味では小さな虫にも「もののあはれ」を感じる日本人の国民性って素晴らしいと思う。オオムラサキの成虫は樹液を吸うので、カブトムシやクワガタムシと同じ場所で見つかる。・・・見た事が無いんだがなあ。
キイロショウジョウバエ 目が赤く、アルコール類や酢に集まって来る事から、酒好きで顔が赤い猩々という妖怪の名前を付けられた。自然界では果物や樹液等を餌にする。糞便など、不潔な物には近寄らないので、病原菌を運ぶ事は無い。飼育が容易な事から、様々な分野での生物学の役に立つ。
ギンヤンマ 日本のトンボの中でも「主役!!」ってぐらい迫力のある優美なトンボ。こいつも最近まで見た事が無かったが、3年ほど前にフィレンツェで捕まえた。大雨が降った後で弱ってるのを捕まえた。(かなり嬉しかった。)正確にはヨーロッパに生息するコウテイギンヤンマというらしい。
オオゾウムシ ゾウムシの仲間は口先が長く伸びているので「象虫」と呼ばれる。この口を錐のように使って米や栗、豆などの穀類に穴を開け、卵を生みつける。幼虫は穀類を食べて成長する。オオゾウムシというから、この仲間では大きいのだが、それでも体長は25mmぐらい。穀類ではなく樹に穴を開け産卵するそうだ。(生活史はカミキリムシのようだな。)ところで、昔イタリア語の辞書で「マメゾウムシが穴を開ける」という動詞を見つけた事がある。動詞と言うのは「走る」とか「話す」とか、行動を表す言葉だけど、こんな言葉を誰が使うのか?そもそもゴキブリとクワガタの区別もつかないようなイタリア人が(実際にそういう知人がいました。)マメゾウムシを認識出来るとは思えぬ。また、そんな単語を収録した編集者もどうかと思うが・・・。
下段、左から
ツクツクボウシ 日本以外でも朝鮮半島、中国、台湾まで分布する。このセミは8月下旬から鳴き出すので、夏の終わりを感じる人も多いが、実は7月から出始めるらしい。その頃はクマゼミやアブラゼミなど、他のセミの声があまりにうるさいので目立たないだけなんだそうだ。小学校1年生の夏だったかな。このセミの羽化を見た事がある。アブラゼミの羽化は頻繁に見かけたけど、ツクツクホウシは珍しかった。(後にも先にも、それ1度。)興奮して夏休みの宿題の絵日記にも書いたっけ。
グラントシロカブト アメリカ合衆国に生息するカブトムシ。日本のカブトムシよりも、若干小さめだが、カブトムシ類には珍しい白い体が優美ですね。グラントとは南北戦争で活躍した北軍の司令官ユリシーズ・グラント将軍の事。この人、第18代大統領でもあるのだが、カブトムシの本なんかでは将軍と紹介される事の方が多い。何でだろうと思ったら、スキャンダルと汚職で、大統領としては最悪の評判なんだと。だったら、何もカブトムシに名前を付けなくても良かろう。ワシントンシロカブトでも、リンカーンシロカブトでも良いじゃないか。
カマドウマ 古い木造家屋の台所等で、ピョンピョンと馬のように跳ねるのでカマドウマと呼ばれる。竈馬・・・古式ゆかしい良い名前ではないですか。虫の和名は良い響きの物が多いが、この虫の名前は傑作だと思います。何やら万葉集なんかで山上憶良あたりが歌に詠でても不思議ではないと思わんかね?・・・嗚呼、それなのに、特に害をなすわけでもないのに、家に出没するという理由から不快害虫として駆除され、更には「ベンジョコオロギ」や「オカマコオロギ」などという屈辱的な俗称を付けられるとは、あまりにも哀しい。「もののあはれ」を全く理解していない。だいたい「オカマコオロギ」に到っては、何の根拠があってそのように呼ぶのだ!?私はカマドウマを愛好する。ちなみに切り絵にしたのは、正確にはマダラカマドウマと言います。
カノコガ 全くそうは見えないけど、これでも蛾の1種です。蜂に擬態してると言われるが、似てるとは思えんなあ。こいつは、子供の頃に住んでた家の庭でよく見かけたな。なかなか可愛い模様をしている。ちなみに「カノコ」とは漢字で書くと「鹿の子」。鹿の子模様とは小鹿の白い斑紋のように白い斑点のある模様の事。この名前も可愛らしくて好きですね。
やっぱり食べれる生き物だと、作るのにもテンションが上がりますね。
上段、左から
サケ 超メジャーなのに今まで作らなかった食材魚。背景の色もサーモンピンクで塗ってみました。この魚に、この色を使わないでどうする!(誰だ?シャア専用ザクの色だなんて言ってるやつは!)サケはどんな方法で食べても美味しいけど、印象深いのは、フィレンツェの日本料理屋でバイトしてた時に、料理担当の子が、客に出せない部分の身をそぎ取って、味付けして作った簡単なふりかけ。えらく美味しくて、皆ご飯をおかわりしました。作った本人も予想外なヒット商品だったな。
ムツゴロウ 日本では有明海と八代海の干潟のみに生息するけど、中国・台湾・朝鮮半島にも分布する。有明海・八代海の干潟の泥は粒が細かいので、そこで生活しても体が傷つかない。皮膚と口の中に水を溜めて呼吸するので、泥の上で活動する。干潟では全身で飛び跳ねて移動するそうだ。先日、フィレンツェの銀細工職人さんがこの魚のオブジェを作ってましたな。イタリアではアニメの釣りキチ三平の影響で有名なのです。あのアニメ、人気があるのかエンドレスで再放送し続けてる。(他にも、北斗の拳とシティーハンターはいつもやってる。)でもムツゴロウでは発音し難いらしく、マツゴロウと発音される。誰だ、松五郎さんって・・・。新鮮なうちに蒲焼にするのが一般的だそうだ。食べてみたいなあ!
チョウチョウウオ 岩礁やサンゴ礁に生息する。奄美大島北に多いそうだ。観賞用として飼育される事もある。食用には適さないみたい。ああ、そう・・・。しかし、こういう風景を実際に見ると、さぞ感動するだろうなと思います。
メバル カサゴの1種で、ワカメが群生している所に、こういう姿勢で身を潜めている事が多い。煮つけにすると美味。エビやカニを食べるので、味が深いと学研の学習漫画で読んだ覚えがある。(いつの話を覚えてるんだか・・・。)美味しいのは春なので、「春告げ魚」との雅称もあるが、目がキョロンと張ってるから目張る(めばる)。安直なネーミング・・・。
中段、左から
ニシキゴイ 普通の鯉を観賞用に改良したもの。野生の鯉は野鯉(のごい)と呼ばれる。・・・野原に住んでるわけじゃないんだけどなあ。普通の鯉は味噌で煮たり(鯉こくと言う)甘露煮、洗いと食べれるからニシキゴイも食べれるんだろうけど、数千万円の値段が付くこともあるから、恐ろしくて料理出来ないよ。
カツオ 全長50cm。最大で1mぐらい。太平洋沿岸に生息し、夏の到来を告げる、その年初めての水揚げを「初鰹」と呼ぶ。 江戸情緒って感じで良いねえ。カツオの肉を加熱して乾燥させた鰹節は日本料理の要です。フィレンツェに行く時も、現地に住んでる友達へのお土産に買ってったりしました。大和朝廷の頃、カツオの干物を献納していた記録もあり、堅魚(かたうお)がカツオの語源となったそうです。カツオのたたきは美味しいですよねえ。昔、グルメ漫画の「美味しんぼ」でマヨネーズを付けて食べるとカツオの血生臭さが消えるって話がありました。やってみましたら、悪くなかったけど、やっぱりちょっと失礼な感じがしたので、以後は普通に食べてます。
アユ 初夏から夏の季節を代表する川魚ですな。姿も清涼感がある。塩焼きも良いですけど、甘露煮も好きだな。岩についた苔を食べるので、ほのかに苔の香りがする。香織の良さから「香魚」とも呼ばれています。アユは水質の良い川にしか住めないので、川を汚さないようにしましょう。
テングノオトシゴ ・・・いやいや、何て可愛らしい!昔のファミコンのシューティングゲームに出て来てミサイルなんか撃ってきそう。とても魚とは思えぬデザインですな。口の長いのがオスで、短いのがメス。だいたいカップルで行動してるって。見つけても、ちょっかい出せないねえ。お邪魔な気がするし。って言うか、食べるにしのびぬ。(干して漢方薬にしたりするらしい。)体長は8cmぐらい。写真を撮られるのが嫌いなようで、カメラを向けると顔をそむけるそうだ。シャイ・・・。
下段、左から
アンコウ 先週、鹿児島のレストランでは「火星人襲来!!」って騒いでいたらしい。きっとこの人が素潜りで捕まえて来たんでしょうな。確かに、地球上の生物とは思えぬ、物凄い顔。鼻先の疑似餌を動かして小魚を誘き寄せて捕食する。基本的には深海に生息するけど、時々海面まで出て来て、海鳥を捕食する事もあるそうだ。昔、イタリアの港町、アンコーナを旅行した時にアンコウを食べました。まだ20代だったけどオヤジギャグが好きだったが、あの頃は思いついたギャグを誰にも言わなかったのでばれなかった。(友達、いなかったしな・・・。)アンコーナではグリルにして食べたけど、やっぱり鍋でしょう!肝臓もアンキモと呼ばれ、「海のフォアグラ」と呼ばれるほど味が深いぞ。・・・で、鹿児島のレストランではどんな風に調理されたのか、気になるなあ。
マナガツオ カツオのいない瀬戸内海で初夏に捕れるこの魚をカツオに見立てた事から真似鰹(まねがつお)がなまってマナガツオになったそうです。関西より東では、ほとんど捕れないそうですね。大き過ぎても小さ過ぎても不味い。2~3キロが美味しいそうだ。関西では西京味噌に付けて焼くのが有名。
マコガレイ 図鑑シリーズの初期にヒラメを作ってるので、そろそろカレイも作るかって事で。カレイはけっこう種類が多いので、ヒラメと似たような形のマコガレイを選びました。ヒラメと、ほとんど左右対称になるような感じにデザインしました。・・・って、これじゃヒラメを画像処理ソフトで左右反転させてやれば、それで良かったわけだ。何かわざわざ作る事もなかったんじゃないかと、へこみました。初夏から晩秋が旬で、刺身の他、焼いたり煮たり唐揚げにしたり・・・。
デメキン アカデメキン、クロデメキン、サンショクデメキン、左右に目が飛び出た金魚だからデメキン。(説明する必要無いよなあ・・・。)中国で突然変異で出て来た種類で、明治時代に日本にやって来た。こんなに目がでかいくせに、他の金魚に比べて視力が弱いそうだ。今回、切り絵にした3種類がデメキンの基本だけど、パンダみたいな色と模様のデメキンもいるらしい。パンダデメキンで検索すると出て来る。成程、パンダだ。
両生類と爬虫類は種類が少ないので一まとめにしちゃいました。両生類3点、爬虫類9点です。蛇は来年の干支なので、ちょっと多めに作りましたけどね。
上段、左から
アオダイショウ 日本では最大の蛇で1~2mぐらい。けっこう大きいな。子供の頃に住んでた家は古い木造建築だったので、時々勝手口の土間でこの蛇がとぐろを巻いてたりしました。毒は無いけど、やっぱり不気味なので、悲鳴をあげちゃいますね。「青大将」って名前は、どことなく畏敬の念もこもってるようで微笑ましい。白い個体は神の使いとされてるからなあ。
ジャワトビガエル 両生類。以外と世の中にはカエル好きの人は多いみたいで、これまで一緒に展示した作家さんでもカエルを作った人が結構いました。とは言え、トビガエルだからなあ。こんなのが頭の上に落ちて来たら嫌だと思う。こんなポーズで水かきを広げて滑空すると言う。水かきと言うよりも、翼だね。こんなのが飛んでる風景って、世の中のカエル嫌いの人にとっては悪夢だと思う。
エラブウミヘビ インド洋からオーストラリア、日本の南西諸島の海域に分布する。かなり強い毒を持っているが、性質がおとなしい上、口も小さいので捕まえようとしない限り、噛まれる事は少ないらしい。沖縄では燻製や干物、泡盛に付けたりするらしい。沖縄に行く時は是非、食べて見なきゃ。
ワニガメ 身長57m、体重550トン・・・と言うのは嘘で甲長が80cm、体重が113kg以上。充分大型のカメですね。尖がった甲羅とも相まって、その雰囲気は正に怪獣。(ガメラのモデルになったという説もある。)アメリカ原産で赤い舌を動かして、餌となる魚を誘き寄せて捕食する。この大きさだと猫あたりでも食い殺されそうです。日本ではペットして飼われていたのが野生化して生態系に悪影響を及ぼしている。・・・ったく。責任もって飼えないんだったら最初から飼うんじゃないよ。ワニガメのせいじゃないんだから。
中段、左から
インドガビアル インドと頭に付いているので、他にもアフリカガビアルとかアメリカガビアルとか居るんかいなと思いますが、ガビアルはこれ1種類のみだそうです。だから単にガビアルと呼ばれる事もある。細長い口が特徴だけど、これは魚を捕るのに便利なように進化したからだそうだ。・・・背景の色を赤く塗ったら、スイカみたいな色になっちゃったなあ。
シマヘビ 日本固有種。全長80~150cm。アオダイショウと似ているけど、縞が濃く出るんだそうで・・・って、切り絵にすると区別つかないよ。青みがかった個体もいるらしいし・・・。シマヘビは目が赤く、アオダイショウはオリーブ色なので、区別は付く。毒は無いけど性質が荒いので噛まれると痛い。傷口からばい菌が入る事もあるので、噛まれた時は消毒をしましょう。
グリーンバシリスク 中央アメリカ原産。水辺の森に棲んでいるので、垂れ下がった枝にしがみつくために指が長い。短期間だけど後肢で2足走行が出来、水の上も走る事が出来る。まるで忍者みたいですね。泳げないわけじゃないらしい。ちなみにバシリスクというのは元々はヨーロッパの想像上の動物で、蛇の王。とさかを持ち、見ただけで人を殺すと言う。このトカゲもとさかを持ってるから、そのように呼ばれたんでしょうね。
マッドパピー 両生類 北アメリカの湖や河川に生息する。きしむような音の鳴き声を上げので、別名をウオータードッグと言う。サンショウウオの仲間としては珍しいそうだ。頭の両脇に房があるけど、これはエラなので(外鰓と言う)水中で生活する。
下段、左から
ハブ 日本の蛇では最強の毒を持つ。出血毒と言い、たんぱく質を分解して血管の細胞を破壊する。元々は消化酵素から進化したもので、この毒によって獲物を消化器官にとどめる時間を短縮する事が出来る。コブラなんかは神経毒と言い、獲物の動きを止める為に麻痺やしびれ、呼吸や心臓の停止を起こす。・・・どっちも噛まれたくはないけど、ハブの毒は血清があるので、死亡率は1%以下だそうだ。
フタユビアンフューマ 両生類 アメリカ合衆国東南部に生息する。水中生活だが、マッドパピーのように外鰓は持たす、鰓穴がある。これは2本指だが、3本指の種類もいる。ちょっと恐竜みたいですよね。性質はかなり狂暴らしいが(体長1mちょっとあるので、かなり大きい。)そういう危険な部分に魅力を感じるマニアもいるらしい。
オサガメ 亀の中では最大で、甲長120~180cm。3mに至る個体もいるそうだ。甲羅を持たず、ゴムのように柔らかい皮膚で覆われている。海水ごとクラゲを飲み込むが、口の中から胃の中まで棘が生えているので、クラゲを逃がさずに海水だけを吐き出す事が出来る。クラゲと間違えてビニール袋を飲み込み死ぬ事もあると言う。ゴミはちゃんと始末しましょう。
ヤマカガシ 日本三大蛇の一つである。あとの二つはアオダイショウとシマヘビ。死亡例もあるほど強い出血毒を持つ。この毒は飛ばす事も出来るので目に入ると失明する事もある。とは言え、性質が大人しいので、噛まれる事は少ない。好物はカエルで足の方から飲み込むので、ヤマカガシの口の前にカエルの頭だけ出てるという光景を見かける事もあるそうだ。・・・変な感じだなあ。食べられてるカエルは情けなくて、何だか浮かばれないんじゃないかと。最近はカエルが減少しているので、ヤマカガシも減ってるそうです。
そういえば、愛知県に香嵐渓ヘビセンターってのがあったなあ。世界の蛇を飼育していて、コブラとマングースを闘わせたり、ニシキヘビを首に巻かせてくれたり(私はやりたくないけどさ。)けっこう評判良かったらしい。行った事がないので、後悔してます。
今日は鳥類を12点です。・・・文章を全部に付けるのは大変だ。毎日更新するつもりが遅くなっちゃいました。楽しみにしてくれた方、すみませんね。
上段、左より
白色レグホン 前に名古屋コーチンは切り絵にしてますけど、ニワトリらしいニワトリはまだだったので。白色レグホンは卵用に飼育されていて、小柄で肉は付かないそうだ。肉用のニワトリはブロイラーが一般的なんだそうです。(・・・知らなかった。)赤と白の色合いが綺麗ですね。何だか、日本の国旗みたいです。
アデリーペンギン 南極に繁殖する2種のペンギンの内の1種。もう1種類はコウテイペンギン。フランス人の探検家のジュール・デュモン・デュルヴィルが南極探検の折(1849年)に上陸した地を奥さんの名前のアデリーを付けてアデリーランドとされ、そこで発見された本種もアデリーペンギンと名付けられたそうだ。ロマンチックな話ですねえ。ちなみに、このデュルビル氏はミロのビーナスをギリシアから買い上げてフランス政府に保管させた人物だそうだ。
ヨーロッパコマドリ イギリスでは人気があって、非公式ながら国鳥とされている。(日本の国鳥はキジ。イタリアは国鳥無しでした。全部の国が決まってるわけじゃあないんですね。でも、無しってのは寂しい・・・。)マザーグースの一節で歌にも登場しています。「誰が殺したクック・ロビン」・・・パタリロに出て来たなあ。クックって何でしょうねえ?
セキセイインコ オーストラリア原産のペットとして人気の高いインコ。嘴の根元の鼻みたいな部分がオスは水色、メスは肌色になる。セキセイとは漢字で書くと「背黄青」。日本に輸入された個体の背中が黄色と青色だったから、そう名付けられたそうだ。原産地であるオーストラリアではベチエリィガアと呼ばれる。これはアボリジニの言葉で「美味なるもの」を意味するそうだ。・・・えっ!!という事は元々は食用だったのか!?
中段、左より
ハチドリ アメリカ大陸に生息する。このグループは鳥の中でも最も小型です。花の蜜が主食だけど、蜂や蝶と違って、花弁に止まれるほど体重は軽くないので、空中でホバリングして、蜜を吸えるように進化したそうだ。
シロブンチョウ、サクラブンチョウ インドネシア、ジャワ島が原産。英名をJava sparrow(ジャワのスズメの意味)と言う通り、生活はスズメに似て雑穀を食べる。日本には江戸時代に中国を通じて輸入され、品種改良されたとあります。いかにも江戸期の庶民が飼ってたって感じですね。ブンチョウと言う名前も慎ましいけど品があって良いな。
ガチョウ 雁を家禽化した鳥。ただし雁と違って肉を付けられて太っているので飛べません。この鳥を見ると、どうしても昔NHKでやってた「ニルスの不思議な旅」を思い出しちゃうなあ。あれに出て来るガチョウのモルテンは飛んでましたけど・・・。ガーガー鳴く鳥だからガチョウ。・・・安易なネーミングですねえ。
コサギ シラサギの1種で小さいからコサギ。頭に2本の冠羽があるけど、これは夏場だけなんだそうだ。シラサギは、日本でもよく田んぼで見かけますね。純白の姿が目にも鮮やか。見かけると、ちょっと得した気分になります。
下段、左より
キンケイ チベットやミャンマーにかけて生息する、キジの仲間。あまりの派手な体色から、ヨーロッパでは長らく実在を信じてもらえず、架空の鳥だと思われていたんだそうだ。この派手な色はオスで、メスは地味な茶系の色をしてます。
ギンケイ 金を作ったんだから銀も作らなきゃって事で。この姿はオスで、メスは(以下同文)。チベットではキンケイとの雑種も見られると言うけど・・・どんな姿になるんだろう。子供の頃、住んでた家の近くの公園で、キンケイもギンケイもクジャクなんかと一緒に飼われてたので、私は割とおなじみなんですけど、初めて見る人はビックリするみたいですね。
ユリカモメ 古名をミヤコドリと言うので、東京の県鳥になってます。こういうの、面白いね。愛知県はコノハズクです。国花や国鳥と違って、全都道府県で決まってますので、気になる人は調べてみましょう。ちなみに現在ミヤコドリと呼ばれる鳥も別にいるんだけど、こちらは黒を基調としたカラーリングで、全然似ていない。
ヒヨドリ 源義経が崖を駆け下りて平家を奇襲した所がひよどり越えと言われています。ヒヨドリぐらいしか通れない程の断崖絶壁と言うが・・・別にヒヨドリじゃなくても飛べるんだったらトンボでも良いような気がしますけどねえ・・・。ちなみにヒヨヒヨと鳴くからヒヨドリだって。安易なネーミングその2ですね。
おまけでもう1点。気分が乗ってたのでデザインしました。こういう余計な事ばかりやってるから制作ノルマがきつくなるのだ。
ジェンツーペンギン 南極周辺の海域に生息している。南極まで行く事は滅多にないらしい。繁殖する時以外は海上で生活している。その為かペンギン中で泳ぐ速度が最も速い。(時速36kmぐらい)ジェンツーとはフランス人の探検家の名前で、奥様に愛の証として・・・と言うのは嘘で、ポルトガル語でターバンの意味。目の上の白い部分をターバンに見立てたからだって。・・・ターバンには見えないよなあ。
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