2020年5月 9日 (土)

子供の切り絵2点

目の手術後に仕上げた作品です。

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昨年の夏に白内障の手術をした時に同室だった宮崎の井上さんからの注文です。
ご長男の卒園記念です。
A5サイズです。

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もう一点は昨年高松三越のイタリアフェアで知り合った樫塚さんからのご注文です。
双子のお孫さんです。
サイズは20×20㎝。

今後自分の目がどうなるのか悶々としている時期にこれらを作りましたが、子供さんを切り絵にするのも良いものですね。
希望を持って元気でいなきゃって気分になります。

さて、例年なら3月末に豊田市の個展、4月末には高松三越のイタリアフェア、今頃は広島三越のイタリアフェアに参加してる頃です。
加えて、今年は鹿児島に居るのでナポリ祭りにも参加する予定だったんですけどね。(友人の古畑夫妻が屋台を出すので、皿洗いをさせるつもりだったらしい。)

しかし、このコロナのせいで全部吹っ飛んじゃいました。いや、まあ、この時期に無事に目の手術だ出来ただけでもラッキーでしたけどね。そしてイタリアではイベントどころじゃなくて、一カ月以上も都市封鎖が続けられて、全ての人が不自由な生活を強いられてました。
しかし、そんな中でも職人さんたちは制作を続けてるんですよね。むしろ、この時期だからこそ普段は出来ないような手間をかけて素晴らしい作品を手掛けている。インスタやフェイスブックで流れて来る彼らの作品を見る度に刺激をもらってました。

実は私もつい最近まで自主的に隔離生活をしてたんです。目の手術は愛知県でやってもらいまして、手術後は目の中にガスが入ってるので、新幹線で名古屋から鹿児島まで帰って来ました。
新幹線の中ではマスクして使い捨て手袋をはめてました。鹿児島中央駅に到着したら華さんが着替えと靴を持って待っててくれまして、すぐ着替えてそれまで着てた服と靴はゴミ袋に入れて廃棄。更に作業部屋のあるレトロフトまで歩いたんですけど、作業部屋の入り口で履き替えたばかりの靴も袋に入れて廃棄。
あとは部屋に籠って一歩も出ず。食料品なんかは華さんが持って来てくれるので、袋に入れてドア横のフックにかけてもらい、華さんが立ち去ってから表のドアノブに触れないように、ドアの外には一歩も出ずに袋だけ上手に外して部屋に入れてました。

これだけやれば、万が一移動中に感染してるとしてもウイルスをばら撒く事は無いだろうと。

半月の間、何事も無かったので大丈夫だろうって事で最近ようやく外に出るようになりました。昨日は術後3週間の検診で経過は順調だそうです。ただ、右目の視野で欠けた部分はまず治らないでしょうし、ある程度回復するにしても最長で2年と時間はかかるそうです。
目に関しては無理をせずにやって行こうと思います。

で、久々に華さんと会ったので色々と話をしてたんですけど、「いい加減、職人シリーズやりなさいよ!」と言われました。

多くの職人さんたちが腕を磨いてる中で、小さいのばかり作っててもなあ・・・ってのはあったんですよね。(勿論、小さいからと言って手は抜いてませんけど。)
私の作品で一番自分と向き合ってるのは職人さんたちの世界なんだから、今やらなくてどうするのよと。

こういう話が出来るからこそ、この人と一緒になった甲斐があるなあと思いました。

という訳で、今日から始めました2年ぶりの職人シリーズ。

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フィレンツェの椅子職人、アレッシオ・ペトラルキさんです。今回は35×35㎝と小さ目のサイズですが、おいおい大きいのも仕上げて行こうと思ってます。

本気出しますか!!

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2020年5月 5日 (火)

まとめて図鑑シリーズ

さて前回のブログで図鑑シリーズの哺乳類を公開しまして、その後も鳥類、爬虫類、両生類・・・と順次公開して行くつもりでしたが、キャプションを付けるのが面倒くさくなってしまいました。インスタ&フェイスブックではキャプション無しのを公開しましたけどね。

という訳でまとめて公開しちゃいます。

まずは鳥類です。画像をクリックすると大きい画像になりますので。

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キンカチョウ、ライチョウ、オウギバト、ルリカケス
ヒゲペンギン、コガネメキシコインコ、コゲラ、エジプトガン
ヤマドリ、ハクセキレイ、ヒクイドリ、アオバズク

爬虫類です。

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アカウミガメ、レースオオトカゲ、アルマジロトカゲ、カベカナヘビ
マッコードナガクビガメ、ミズオオトカゲ、ブッシュバイパー、ヒョウモントカゲモドキ
ウミイグアナ、コビトカイマン、アメリカドクトカゲ、バルカンヘビガタトカゲ

両生類です。

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 マルメタピオカガエル、サルジニアナガレイモリ、エゾアカガエル、ラオスコブイモリ
二ホンヒキガエル、コバルトヤドクガエル、チュウゴクオオサンショウウオ、ミツヅノコノハガエル
サビイロトマトガエル、カスミサンショウウオ、アイゾメヤドクガエル、キンイロアデガエル

魚類です。

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オオカミウオ、テッポウウオ、バンガイカーディナルフィッシュ、ディスカス
ユメカサゴ、コブダイ、ヨコスジカジカ、チョウザメ
ホッケ、アリゲーターガー、ウィーディーシードラゴン、アナゴ

昆虫類です。

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ハッチョウトンボ、ムラサキアオカミキリ、アメンボ、セスジスズメ
ヒラタクワガタ、キンバエ、クビキリギリス、ツマグロヒョウモン
イチモンジセセリ、ニセハナマオウカマキリ、マイマイカブリ、シラユキカナブン・ニセシラユキカナブン

その他の動物です。

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ツキヒガイ、ダイオウグソクムシ、スクリミンゴガイ、コガネグモ
ホタルイカ、タスマニアキングクラブ、ブルージェリー、イイダコ
アデヤカキンコ、ウデムシ、ムール貝、シジミ

番外その1、海獣類

Kaiju

イワシクジラ、シャチ、ジュゴン、カリフォルニアアシカ
トド、イッカク、シロナガスクジラ、ラッコ
カマイルカ、マナティ、ベルーガ、セイウチ

番外その2、犬と猫

Inu

トイマンチェスターテリア、パピヨン、ポメラニアン、ノルウェジアンフォレストキャット
シェトランドシープドッグ、サルーキ、グレートピレニーズ、スコティッシュフォールド
シベリアンハスキー、ウェルシュコルギー、ボストンテリア、アメリカンカール

番外その3、カブトムシとクワガタムシ

Kabukuwa

カブトムシ、グラントシロカブト、ブルーマイスターツヤクワガタ、コクワガタ
ヘラクレスオオカブト、ノコギリタテヅノカブト、オウゴンオニツヤクワガタ、タランドゥスツヤクワガタ
ゾウカブト、オウシュウサイカブト、ノコギリクワガタ、ニジイロクワガタ

花4点

Hana

カーネーション、菜の花
ベニバナ、ヒガンバナ

さて、実はまた目の手術をしました。昨年の夏に白内障の手術をしたのですけど、右目は物が歪んで見える状態でした。検査の結果、網膜に穴が開いてました。(黄斑幕円孔という症状です。)手術しても良くなるかどうかは分かりませんが、可能性はあるとの事なので名医を紹介していただき、入院・手術をしていただきました。

幸い手術は成功で穴はふさがりました。歪んで見えるのは解消されました。ただ、まだ視野に欠損した部分があって、視力が戻るかどうかは分からない状態です。ゆっくりと視力が戻って来ると良いのですけどね。

退院から3週間経ちましたが、その間リハビリ代わりに図鑑シリーズをやってました。上にアップしたのは、この5年ぐらいに作ったやつからのセレクトです。ただし花は新作。他にも海獣と犬とクワガタに2点ずつ新作を入れましたけどね。

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一度に52点も作ったのは初めてです。

さあ、次は何作ろうかな。チマチマしたのが続いたので、ここらでバーンとでかいのでもやろうかと思ってます。

 

 

 

 

 

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2020年4月13日 (月)

図鑑シリーズ、哺乳類

ここ5年間に作った図鑑シリーズからセレクトして公開して行きます。まずは哺乳類から。画像をクリックすると大きい画像になりますので。

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上段左から

ウンピョウ 雲みたいな模様のあるヒョウだからウンピョウ。分類としては猫とヒョウの中間に位置する種なんだそうです。映画のプロジェクトAとかスパルタンXに出てたのはユンピョウなのでお間違えなく。

マントヒヒ オスは側頭部と肩の毛が伸びてマントのようになる。古代エジプトではトト神などの使いとされ、聖獣として崇められたが、現在のエジプトでは絶滅しています。

サイベリアンフォレストキャット サイベリアンとはシベリアの事。ロシア原産だから毛が長い。フィレンツェ郊外に住んでる友人の愛猫の写真を借りて制作しました。

ミナミノコアリクイ 南米生息。樹上で生活するので、近縁のオオアリクイのように走ったりする事は不得意とされる。怒ると後ろ足のみで立ち上がり、両前足を広げて威嚇のポーズを取るけど、とってもかわいいぞ。

中段左から

ダイアナモンキー 額の模様が三日月のようなので、月の女神ダイアナにちなんでこの名前が付けられた。黒白の毛並みが美しいね。他の種類のサルと群れを作り、リーダーシップを取る事もあるそうです。

ブルーシープ ヒマラヤ生息。トレッキングに行って来た父が撮った写真から制作。青灰の毛なのでこの名前。言うほど青いとは思わないけどなあ・・・。ブルーシープは英名。現地ではバーラルと呼ばれる。ヒツジとヤギの中間種とされています。

オタリア クリンとした目が愛嬌があるね。南米沿岸に生息するアシカの一種。オスはたてがみがあるので切り絵にしたのはメスですね。通常は魚やなイカを食べるけど、ペンギンを襲う事もあるそうです。呑気な顔して・・・。

シロサイ 昼寝する姿が何とものどか。でも大型の哺乳類は威厳がありますね。言う程白くないのは、現地で呼ばれている言葉をホワイトと聞き間違えたからなんだって。そういうのは、何なら改名しても良いんじゃないかしら。

下段左から

イロワケイルカ ずんぐりした体型で白黒と、そりゃパンダイルカの異名もあるでしょう。生息域は南米の南端の海域とインド洋南部の海域と、8000キロも離れているそうです。これだけ遠いと交流はあるのかなあ・・・。まだまだ謎の多い種類です。

ホッキョクグマ シロクマとも言われるが、体毛は透明。毛の内部は空洞なので、光が乱反射して白く見える。なお鹿児島には練乳をかけて果物やアズキを乗せたかき氷「白くま」が名物だが、この動物に由来して名付けられた事は言うまでもない。

セスジキノボリカンガルー インドネシア、パプアニューギニア生息。有袋類って言うとオーストラリアだけに生息すると思いましたが、そうでもないんだ。樹上で生活するのでバランスを保つ為に尻尾が長くなっています。

チワワ 華さんの姉上からの依頼で制作。ずっと作りたかったので良いタイミングでした。世界最小の犬種でメキシコのチワワ地域が原産。ハート型になる構図でデザインしたけど、顔もハートっぽい。てか、リンゴにたとえられるらしいですね。

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2020年4月 9日 (木)

生命の大切さ

鹿児島の薬局の社長さんからの依頼です。サイズは55×55cm。

「生命の大切さを実感させるような作品をお願いします。

従業員の薬剤師さん達が集まって朝礼する時に作品を見て、生命の大切さを再確認した上で各仕事場に移動するという事だそうです。なかなかに重要な役目。話し合いとアイデアスケッチを重ねてこの作品が出来ました。

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薬剤師さんは健康を守る仕事だから、一番守りたくなるのって赤ちゃんかな。そして周りを包むように薬草を配置するデザインにしました。以下、時計の0時の部分から時計回りに各薬草の説明です。

クチナシ  消炎排膿、皮膚疾患、尿路疾患、精神疾患

バターバー アレルギー性鼻炎、偏頭痛

ザクロ 口内炎、扁桃炎、虫歯の痛み、寄生虫駆除

セージ 口内炎、歯肉炎、風邪予防、生理不順、更年期障害、制汗

ロディオラ ストレス軽減

ラズベリーリーフ 下痢、赤痢、風邪、インフルエンザ、扁桃炎、生理不順、更年期障害、子宮や骨盤の筋肉強化

キキョウ 止咳 去痰、排膿

ローズマリー 強壮、血液循環促進、消化促進、抗酸化、抗菌

ヨモギ 浄血・増血作用、デトックス、腸内環境改善

ペパーミント 血管拡張、消化不良、喉の炎症、精神安定

クコ 抗酸化作用、免疫力増強、滋養強壮、眼精疲労回復、血圧・血脂・血糖の抑制

グレープシード 高脂血症や動脈硬化の予防、肌美容

・・・図鑑シリーズ・薬草って感じだね。

ちなみにこの作品、同じデザイン・同じサイズでフィレンツェモザイクになって、同じビル内に設置されるかもしれません。

・・・見積もりを頼んだフィレンツェの工房がコロナの影響で休止状態なんだよなあ。早いとこ終息してほしいものです。



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2020年4月 6日 (月)

風に乗って

4月になりましたね。新学期・新生活をスタートされる方も多いと思いますが、世界規模でのコロナウイルスの蔓延で不自由な思いをしてる方も多いでしょうね。窓の外を見ると桜も咲いたりして、長閑な気分になるんだけどなあ。

という訳で自宅待機で退屈してる方々へ気分転換に私の新作です。

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図鑑シリーズ・楽器の新作、バンドネオンです。サイズは10×10cm。昨年、華さんがこの楽器のコンサートに連れてってくれました。バンドネオンとピアノのコンサート。似た楽器であるアコーディオンとの弾き比べもあったりして、とても楽しいコンサートでした。

バンドネオンはドイツで発明された楽器。日本語だと手風琴と言います。・・・手風琴と言うと実家の隣の市に備前屋っていう和菓子屋さんがありまして、そこの名物が手風琴と言うパイ皮の饅頭なんですがね。長らく手風琴はアコーディオンの事だと思ってましたが、本当はバンドネオンなんだそうです。日本人にはアコーディオンの方がイメージしやすいからね。

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これはコンサートの時にスケッチしたもの。バンドネオンの演奏をされているのは福岡市在住の川波幸恵さん。真ん中のスケッチはアコーディオンとの弾き比べの様子。アコーディオンを弾いてるのは、コンサートの会場となったLAGBAG MUSIC TOGO(東郷音楽学院)のオーナー、上山ひろ子さん。川波さんとは同級生なんだそうです。この日はピアノの演奏もされてました。

このコンサート、とても良い刺激になりましたのでコンサートの様子を抽象画にしてみました。

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タイトル「風に乗って」、サイズは40×50cm。

本当に風に乗っているかのように軽快で爽やか。でも通り過ぎた後にも余韻が残る素晴らしい演奏でした。川波さんも上山さんも格好良かったなあ。

7月に東京、9月に鹿児島での個展に展示します。

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2020年3月29日 (日)

疫病退散

気分転換に図鑑シリーズをやってます。

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サイズは9×9㎝。上がリュウグウノツカイで下は近縁種でサケガシラという深海魚。最近、鹿児島市の博物館でホルマリン漬けの標本が展示されてたんで参考にしました。

これを作ってたら華さんが「あら、それってアマビエのモデルになったらしいわよ。」と言われました。

・・・ほほう。
アマビエってのは疫病退散にご利益のある妖怪で、ここ最近のコロナ騒動で絵師の方々が自己流のアマビエをネットにアップしてるんですよね。
ならば私もアマビエ様を作ってみますかてんで・・・

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10×10㎝で制作しました。ご覧の通りリュウグウノツカイを元にデザインしました。尻尾は甘海老をイメージしました。リュウグウノツカイって刺身で食べたらエビと似てるんですってね。

という訳で

 

疫病退散!!

 

早いとこコロナが終息しますように!!

イタリアに住んでる人たちは随分前から不自由な生活をされています。日本でもそんな生活になるかもしれません。でも希望を持ちましょう。明日は良い日です。

 

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2020年3月25日 (水)

豊田市の個展は中止にしました。

4月6日より愛知県豊田市のホテルフォレスタヒルズで個展の予定でしたが、今回は止める事にしました。
未だにコロナウィルスが終息しない事を考えると、残念ではありますがやむを得ないかと思います。
皆様におかれましては、どうぞお気を付けてお過ごし下さい。

・・・これで終わりだと気分が暗くなるので新作を発表します。

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東京のお客様から「結婚10周年の記念に」との事でご注文をいただいて制作しました。納品完了でお客様の許可を得たので公開です。

ポジターノ、40×55㎝。ナポリのちょっと南の海沿いの街です。岸壁に建物が張り付いてるようで、とても絵になる風景。

私も2017年にちょっとだけ行きましたが、歩いてて楽しかった。

世界的に大変な事態です。
何とか乗り切って、より良い世の中になるように頑張りましょう!!

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2020年3月22日 (日)

誕生日でごわす。

火曜日から華さんを鹿児島に放置して愛知県豊田市の実家に戻ってます。別に夫婦喧嘩の末に実家に帰って来た訳ではありませんよ。私にも色々用事があるのです。

で、今日は私の49歳の誕生日です。40代最後かあ・・・。悔いの残らぬように頑張らないとね。

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だいたいの用事は済ませたので、今日はノンビリと図鑑シリーズを作ってます。今年も50点作ってトータル800点が目標。

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たまにはケーキぐらい買うかなってんで、実家の近所の美味しいと評判のお店でケーキ買いました。・・・今年の誕生日も独身時代と変わらんなあ。

明日の飛行機で鹿児島に戻ります。

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2020年2月26日 (水)

さらばイタリア!

2月21日の日記です。

帰国一日前なので土産を買いましょうって事で、朝8時に中央市場へ。チョコレート詰め合わせ、パンフォルテ、トッローネ、乾燥トマト、乾燥ポルチーニ、ボッタルガ、トリュフソース、パルメザンチーズ、ペコリーノチーズ、オリーブオイル、etc...兎に角、うまそうな物はありったけ買っちまえって感じで。

30分ちょっとでだいたい済ませたので、買ったものはお店に預けて(午後3時まで営業してるので。)駅まで走ってタバルネッレ・バル・ディ。ペーサ行きのバスに乗り込んだ。フィレンツェから1時間程の距離にある小さい街ですが、パスティッチェリア・バンニョーリってバール兼お菓子屋さんがあります。そこの人とフェイスブックで知り合ったですけど、そこのカントゥッチが本当に美味しいんです!交通の便が悪いので、行くと半日潰れちゃうんだけど、その価値はあるかなって事で。

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2年前には切り絵にしてます。私が買ったカントゥッチを詰めてもらってる場面。青い服着たのがフェイスブックで知り合ったトビーさん。18回ぐらい日本に来てるので相当の日本通。京都なんか私よりも詳しいぐらい。お菓子屋さんなので日本の美味しい物についても詳しい。

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10時頃にお店に着いたら大歓迎してくれました。左のドーナツは3種類、リコッタとカスタードとピスタチオのクリーム入り。私はフルーツのタルト、華さんはエクレア。どれも美味。・・・で、これが私たちの朝ごはんだったりします。何て贅沢!!

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たっぷり楽しんだら追加でチェンチのリコッタチーズ乗せキターーーーーー。チェンチはカーニバルの時のお菓子。普通は粉砂糖が振ってありますがリコッタとの組み合わせも美味しい!

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あれもこれも全部食べたいけど、もう無理ね。 

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でっかいケーキは流石に食べきれないっすね。

フィレンツェ~タバルネッレのバスは本数が少なく、帰りは2時間半後。朝食を食べちゃったら時間余ってるので散歩に行って来ました。

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お店からテクテク歩いてサン・ピエトロ・イン・ボッソロ教会に行って来ました。新婚旅行にしては、あまりにも二人で撮った写真が少ないのでセルフタイマーで撮ってみました。何度か試してみて一番良かった写真。
この辺、田園風景が広がってまして何も無いんですけど、次回はこういう所でノンビリするのも良いかなあって。今回は走り回って写真撮って来たような感じですからね。

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お店に戻ったら昼ごはん。ハムとチーズの入ったサクサクのフォカッチャ。何てことないシンプルなフォカッチャですけど美味!!

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お昼ご飯食べ終わったと思ったら、レモンクリームタルト、キターーーーーー。最早定番と化した「アラ奥様、これとっても美味しくってよ。」ポーズ。
さっき、ウインドウの中のでっかいホールケーキの中で気になってたんだよね。わざわざ私たちの為に小さく作って出してくれました。どんだけサービスしてくれるんだか。

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カントゥッチを詰めてくれたので皆で記念写真。真ん中がトビーさん。お父さんとお兄さんと一緒にお菓子作ってます。鹿児島はまだ来た事ないみたいなので是非来てほしいですね。

13時半頃にフィレンェに戻りました。中央市場で預かってもらってた食料品を受け取り、ワインを買って宿に戻る。1時間ほど休憩して銀細工のフォリアさんの工房と革のジュゼッペ・ファナーラさんの工房に行きました。ジュゼッペさんのとこで華さん用の名刺入れとキーホルダーをゲット。ジュゼッペさんとはシチリア出発前に一緒に食事してるけど、華さんは工房に行くのは初めて。帰る前に寄れて良かった。

その後はヴェッキオ橋を渡りマンニーナ工房へ。工房で働いてる大谷さんが愛用の座布団をアマゾンで注文してくれてたんで受け取り。腰に良いんだそうです。華さん程じゃないけど私もあまり腰は丈夫じゃないので使う事があるかもね。華さんは翌日の飛行機に乗ってから使い始めて、鹿児島から指宿へ行く車の中でも使ってました。「すごく良い!!」ってさ。

「今度は食事しましょう!!」と大谷さんとマンニーナ工房で職人頭をしてるロレンツォ君に挨拶して近くの布屋さんでランチョンマット買って、ピッティ宮殿の前で靴職人の深谷秀隆さんと待ち合わせ。ピッティのワインバーで飲むつもりが、休みだったので近くの深谷さんの家で飲みました。一時間ちょっとお喋りしてました。フィレンツェでは大勢の私の友人に華さんを紹介して回るような感じでしたが、イタリアに住んでた頃の私の様子も想像出来て嬉しかったみたいです。私としては過去を振り返って自分の根本を再確認したと同時に、現在活躍してる職人さん達から刺激をもらいました。作家夫婦をやるってんだから気張らなきゃね!!

さて最後の夕食は2回目のベルコーレさんです。

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プリモにパイ生地で包んだポルチーニとブッラータチーズ。

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プリモにもう一品。カボチャとエビを包んだトルテッリ アマレッティとセージと。

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セコンドにタリアータ(牛肉の薄切りステーキ)ルッコラとパルメザンチーズ添え。

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本来は前菜だけどセコンドとして。ナスとモッツァレッラチーズのフラン、ピリ辛トマトソース。

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デザートはベルコーレさん定番のクリームブリュレ。

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そしてチーズケーキ。フレッシュオレンジとバニラビーンズのソース。これって、鹿児島の薩摩藩英国留学生記念館のカフェん出てたやつじゃなかったっけ?食べに行きたかったけど間に合わなかったんだよなあ。という訳で、本家でいただきました。

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ベルコーレさんからの帰り道でサンタ・マリア・デッラ・ノヴェッラ教会にて。初日に私は路上で売られてた絵を思いっきり踏み付けて危うく買わされそうになったのを華さんが一にらみで撃退したんだっけ。いや、ぼんやり歩いてた私が悪いんですけどね。でもあんな印刷物2枚で50ユーロってぼり過ぎだからさ。華さんに言わせると「あんな所に置いて、わざと踏ませる商売をしてる方が悪い。」だそうです。そりゃそうなんだけど、踏んだのは私が悪いからなあ。すごすご引き下がっていく彼らを見て悪い事したなあって思った。まあ、靴の跡ぐらいティッシュで拭けばまた売れるだろうけど。

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最後はドゥオーモ前で。

という訳で次の日にフィレンツェを出発。チューリッヒ経由で成田へ。成田から羽田へ電車で移動して(ギリギリの時間でハラハラした。最後まで気の抜けない旅行でした。)羽田から鹿児島へ。23日のお昼過ぎにレトロフトに到着。

17日間(実質15日間)の旅行でしたが、実はこれだけ長い時間一緒に過ごすって初めてでした。いつもはお互いの仕事場に行ってるし、たまに愛知や東京に行ってもせいぜい3日間ぐらいですからね。うちらも昨年の6月に私が鹿児島に引っ越して来て以来、喧嘩が絶えず。8月に私が10日間目の手術で入院してた直後に大喧嘩で2週間別居。何とか乗り越えて10月のレトロフトでの個展とコンサート、11月の結婚式で今回の新婚旅行と、一応は普通の新婚さんがやる事はやり切ったかな~って。まあ何かと言えば喧嘩になりまして、近所で「喧嘩夫婦」と噂になってるぐらいで、それが互いの両親の耳に入って大いに心配されるといった感じです。喧嘩してるのは噂じゃなくて事実なので否定は出来ませんねえ。せいぜいが「喧嘩はしてますよ。でも仲良くしてます!」と言うぐらいです。それが、

この長期間の旅行の中で喧嘩になったのが3回ぐらい!!

って、大きな前進ですよ。ええ。
そういう訳で、互いを理解し、より関係を深めあうという点で良い新婚旅行だったと思います。
疲れ果てたけどね。でも、帰国してその日に温泉に入れるって鹿児島は良いとこだ。

 

 

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2020年2月25日 (火)

ピサの斜塔に上るの巻

23日にイタリアより帰国しました。旅行終盤はブログを更新する気力も無くなってましたので、遅ればせながら以下は2月20日の記事です。

20日の早朝、カターニアから飛行機でピサへ移動。
カターニア、ロクに観光しませんでしたがカオスな雰囲気がなかなか面白そうな街でした。今度はゆっくり滞在したいもんですね。(他の街もそうですけどね。)

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画像は出発前に撮った宿のベランダからの風景。もうじき夜が明けます。

ピサにはお昼前に到着。イタリアに行ってる間にコロナウイルスが猛威を振るってますが「インド人に感染者が居ないのはカレーを食べているからだ。」なんて話を聞いたので、たまたま見かけたインド料理屋さんで昼食。カレーは漢方薬みたいなもんなのでコロナウイルスは置いといても体に良いですからね。いい加減イタリア料理も飽きてたし。

華さんはピサは初めてなので、せっかくピサに来たんだから斜塔のあるドゥオーモ広場に行きました。86876130_2768827559864348_53836736880023

で、やっぱりこれはやります。こういう事やると新婚旅行っぽいね。

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高い所は苦手ですけど芸術の為に上って来ました。斜塔に上るのは初めてなんだよね。天気が良くて気持ち良かった。
斜塔も綺麗だけど斜塔からのドゥオーモと洗礼堂も素晴らしいね。

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華さんは私以上に高い所が苦手なようで、だいぶ腰が引けてました。日頃のふんぞり返った華さんはどこに行ったのでしょうかね?

夕方、フィレンツェに戻りました。

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夜は私がフィレンツェに住んでた頃に同居してたマリアクラウディアさんの家で食前酒をいただきました。旦那さんと上の息子さんは最近、インフルエンザだったそうなので、1時間ほどお喋りして辞去しました。マリアクラウディアさんとは3年半も同居してたので、私の結婚も感慨深いみたいでした。イタリアから引き上げて18年も経つからねえ。

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食前酒の後は中華料理屋へ。サン・ロレンツォ教会の近くにある北京飯店へ。むか~し、私がフィレンツェの日本料理屋さんでアルバイトをしてた頃、料理長をやってた中国人のパンさんはこの北京飯店のオーナーさんの甥だったかで、よく賄い代わりに皆で食べに来たもんです。バイトを辞めてからもちょくちょく食べに来てたんで、ここのおばちゃん(お名前も知らんのよ)とも顔見知り。でも食べに来たのはかなり久しぶりで10年ぶりぐらになるかな。この日、食事してたらおばちゃんが通りかかって私の顔を見て「ムッ!?」って顔してました。覚えててくれて嬉しい。おばちゃん、昔から変わんないねえ。
料理長だったパンさんはジェノヴァで日本料理の店をオープンしたって話は前から聞いてましたが、おばちゃんの話によると最近糖尿で調子を悪くしてるって。立派な方だったので一度会いに行きたいなあ。

イタリア滞在も残り一日です。

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