2016年12月 3日 (土)

その名も切り絵ヌード!!

魚料理シリーズのように、部品だけで構成した切り絵を「切り絵ヌード」と呼びます。イタリア料理で「ラビオリ・ヌーディ」という、皮を使わずに具だけで食べるものがあるので、これにちなんで名付けました。(ヌーディはヌードの複数形ね。)

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画像は「イッソスの戦い」の模写切り絵の部品。個展でこれをお客さんに見せて、説明する時に「魚料理シリーズと同じ技法です。」と言ってたのですが、技法に名前が要るなと。

・・・あまりピンと来ませんかねえ?

それは兎も角、「イッソスの戦い」の模写切り絵が完成しました。

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サイズは28×52cmです。切り絵ヌードでどこまで細かく作れるか挑戦してみました。
かなり緊張する技法です。一度貼ったらやり直し出来ない。おまけに貼って行く内に反対側はどんどん位置がずれて行く。辻褄を合わせるのに大変でした。
まあ何とか完成出来た。黒い紙を使う切り絵とは、また違った雰囲気が出て、非常に面白い。
この技法を応用すれば、もっと面白い表現も出来そうです。単純に「紙を切って貼る」という事でも色んな可能性が見えて来ますね。

さて、イッソスの戦い。
元になった絵はモザイク画で、ポンペイのファウノの家の床モザイクです。火山灰で埋もれてしまったので、所々が剥落しています。現在、ポンペイではレプリカが飾ってあります。本物はナポリの考古学博物館にあります。

5月の滞在ではポンペイには行ったんですけどね。ナポリの考古学博物館は行かなかったなあ。次回は絶対に行こう。

イッソスの戦いはマケドニアのアレクサンダー大王のペルシア遠征の図です。対するはアケメネス朝(ペルシア)の王、ダレイオス3世です。マケドニア軍が4万人に対して、ペルシア軍は10万人。数で劣るマケドニアでしたが、アレクサンダーの巧みな用兵によって、ペルシア軍は半数が戦士。ダレイオス3世もアレクサンダー自らの攻撃により負傷し、命からがら戦場を後にする・・・。

と、こんな話ですね。

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若く野性的で生命力に満ち溢れているアレクサンダー大王。予備知識が無くても、この顔を見れば「アレクサンダー大王」と分かっちゃうような・・・。素晴らしい表現力ですね。
しかし、周囲が大きく剥落しているので、上半身の部分だけでも残ったのはラッキーでした。

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こちらはダレイオス3世。アレクサンダーに比べると、顔色が青ざめていますね。圧倒的な数を誇る軍勢も壊滅し、至近にアレクサンダーの姿を認め、恐れおののく・・・。実に人間くさい表情。
このダレイオス3世も人柄も伝わって来るような、素晴らしい出来栄えです。
私はこのモザイク画でダレイオス3世のファンになりました。

兵士や馬もとても生き生きしています。このモザイクの家の持ち主、きっと大勢のお客さんを呼んで自慢した事でしょうね。ああ、贅沢な暮らし。

作ってて楽しい作品でした。この技法、モザイクとの相性も良いみたいです。ラヴェンナのモザイクも切り絵にしてみようかな。

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2016年11月23日 (水)

切り絵で抽象画

名古屋の個展で公開した作品です。

昨年1点だけ展示したら、評判良かったので調子に乗って4点作りました。

サイズは4点とも23×18cmです。ルネサンスの名画を元に、直線と円で構成して、随所に筆ではねたようなテイストを加えました。色は名画の色を再現しました。

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ラファエロのヒワの聖母より。「希望」とタイトルを付けました。

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ミケランジェロのトンド・ドーニ(聖家族)より。「祝福」と付けました。

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ダ・ヴィンチの聖アンナと聖母子より。「慈愛」としました。

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ボッティチェリのマニフィカトの聖母より。「讃歌」にしました。

切り絵で抽象画って、あまり見ませんね。強いて言えば、マティスが作ってたっけなあ。まあ、今回の作品も抽象って程じゃない。もっと形を崩して行くべきだったかなと、ちょっと反省してます。遠くから見ると、元絵が何となく分かるんだよね。
今回はルネサンスの名画を元にしたけど、考えてみたら自分の作品を元にしても良い訳だ。もっと言うと、元になる作品など無くても良い。「誰も見た事が無い世界」を作る事が出来る。そもそも、自分自身がどんな作品に仕上がるか、想像出来ない・・・と言うよりも作りながらイメージを固めて行く割合が高い。こういうのを「ライブ感」って言うんでしょうかね。

色々と可能性の広がるテーマですね。来年も続けて行こう♪

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2016年11月22日 (火)

切り絵漫画「西遊記」

名古屋の個展で公開した作品です。今年の手作り年賀状に孫悟空を作ったのですけど、物語調に名場面を作ったら面白いなと思いまして15点制作。切り絵漫画と名付けて、一つの額縁に入れました。1点当たりのサイズは15×15cmです。

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孫悟空誕生。火果山から生まれた石の卵から生まれました。

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悟空、仙人に弟子入りする。

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仙術を会得した悟空は増長して天界の軍と戦う。相手をしているのは那托という蓮の精。封神演技では主役級のキャラクター。

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大暴れする孫悟空。筋斗雲に乗って地の果てまで達した証拠に落書するが、じつはお釈迦様の掌の上でした。

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五行山に閉じ込められて500年。取経の旅をしている三蔵法師と出会う。

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三蔵の弟子になった悟空でしたが、乱暴なのは直らず。言う事を聞かない時は三蔵の呪文で頭が締め付けられる。

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花嫁泥棒をしていた猪八戒。悟空が花嫁に化けて寝室に潜り込んでいました。慌てて逃げる八戒。

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流砂河で旅人を喰らう沙悟浄の登場。八戒と対決だ。

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「やい、孫悟空!!」「何だ!?」と返事をすると、アラ不思議。金角・銀角の持つ不思議な瓢箪に吸い込まれてしまいました。

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赤ちゃんの形をした果物、人参果。一つ食べると7千年も寿命が延びるそうです。・・・って、気味が悪い。食べれるものか!!

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子母河の水を飲むと妊娠するってさ。三蔵様と八戒がお母さんに!?

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一年中、炎が燃え盛る山、火炎山。火が強過ぎて先に進めない。

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火炎山の火を消すのに、羅刹女の持つ芭蕉扇が必要。借りに行った悟空でしたが、吹き飛ばされてしまった。

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羅刹女の夫の牛魔王があらわれた。天と地を揺るがす戦いが始まった!

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天竺到着。長い旅は終わりました。

と、こんな感じでございます。魚料理シリーズと作り方は同じですが、着色は缶スプレーで。15色使いました。作ってる途中は楽しかったんですけどね。出来上がったら色画用紙で作ったのと、同じになっちゃいました。

来年はピノキオを作る予定。やっぱりエアブラシでグラデーションを付ける方が良さそうですね。

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2016年11月21日 (月)

魚料理シリーズ

名古屋の個展で展示した作品を紹介して行きます。
まずは新技法の魚料理シリーズから。作品のサイズは1点を除いて15×15cmです。
太字は展示の際に付けたタイトルとキャプションです。展示した順番に画像を貼って行きますね。では、個展に見に来た気になってご覧下さい。

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キンメダイの煮つけ
御前崎にて食す。洗練の一品。

まずはブログでも紹介したこの作品から。制作は7月。一度失敗してて、パーツを貼る位置がずれて全体がガタガタ。不味そうなキンメダイが仕上がった。発表出来るレベルになるまで大変でした。

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海の幸のリゾット
眼前に広がる地中海、冷たい白ワイン、そして海の幸のリゾット。これ以上贅沢な昼食があるだろうか?いや無い。

魚料理シリーズ第2号。制作は10月末。個展前に一気にこのシリーズを完成させようと思いまして、一番難しいのに挑戦しました。コツをつかんだので、非常にスムーズに仕上がりましたね。米粒まで表現したせいもあって、シリーズ中で一番パーツ数の多い作品です。
・・・完成してから気が付いたけど、魚は入ってなかったね。

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鰻丼特上
しかし、最近は鰻の値段が高くて嫌になっちゃう。


何人かのお客さんに「わざわざ特上って書いてある!」と笑われちゃいました。鰻丼並を切り絵にしてもねえ・・・。実際特上を食べたので。肝吸いも付いてるし。

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秋刀魚の塩焼き
妙齢の女性は旬の秋刀魚のようだと言われる事があるらしい。

このキャプションはどういう意味かというと、女友達が20代後半の時に親戚の叔父さんに言われたんだそうです。言われた方は、あまり嬉しくなかったらしい。
この作品は最後に作りました。シリーズを15×15cmで統一したかったのですけど、この季節に魚料理を出すのであれば、秋刀魚を作らないわけにも行かんなあと思って。慌てて近所の定食屋に走って、写真を撮って美味しくいただきました。スダチは付いてなかったので、自分で付け足した。スダチは要るよね。
サイズは10×25cmです。

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フィッシュ&チップス
フィッシュがドーン、チップスがガーン、エール飲んでイエーイ!!テンション上がってチアーズ!!

2014年にロンドンに行った時に撮った写真です。不味いと評判のイギリス料理ですが、そんな事は無い。非常に美味しく楽しい。
エールが非常に美味しそうと評判でした。配色もコントラストが強くて、本当に夜遊びしてる雰囲気。

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鯖の塩焼き定食
脂の乗った鯖、最高!!明日も頑張ろう。

鯖の塩焼きもさることながら、味噌汁と大根おろしに注目が集まりました。 

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握り寿司
よおし、今日は奮発してお寿司を食べに行こう!!

色使いが華やかなので、この作品も人気がありました。

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鮭弁当
お金無いので、今日はこれで。

キンメダイから始まって、すーっとご馳走を食べ続け、奮発してお寿司を食べたら、お金が無くなったので、最後はホカ弁になった・・・。
まあ、美味しいけどね。鮭弁。

と言う訳で、作った本人が一番楽しかったので、見に来たお客さんにも楽しんでもらえたようです。

「何か、お腹すいて来た・・・。」とか「食べたくなって来た・・・。」なんて感想が多かったんですね。一番の褒め言葉でございます。

従来の切り絵は、黒い紙を切って裏側から部品を貼って仕上げますが、 この技法は黒い紙を抜いて部品だけで仕上げてあります。食べ物なんかは非常に美味しそうに仕上がる。来年はイタリア料理シリーズで行きますか。ピッツァ・マルゲリータとビステッカ・フィオレンティーナ(フィレンツェ風Tボーンステーキ)は確定。後6点ぐらい作りたいなあ。何にしようか?

 


 

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2016年11月20日 (日)

名古屋の個展、終了しました。

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名古屋・ギャラリー彩さんでの個展、終了いたしました。

見に来ていただいた方、作品・グッズを購入していただいた方、差し入れをしてくれた方、宣伝してくれた方、遠くから応援してくれた方、ギャラリー彩のスタッフの皆様方、どうもありがとうございました。

今回は11回目という事もあり、色んなテーマの作品を出しました。いつもとは一味違う俊寛を楽しんでいただけたようで、お客さんの反応も良かったです。

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画像は今作ってる作品。ポンペイのモザイク「イッソスの戦い」。
今回の個展で公開した魚料理シリーズと同じ技法です。どこまで細かく作れるのか挑戦中。この作品も今回の個展に出したかったのですけど、7割ぐらいでタイムアウトでした。

いくつか注文をいただきましたので、迅速に仕上げて、自分の作品に戻ろうと思います。
今年の活動はこれで終わりなので、来年の計画をじっくりと練らなきゃね。

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2016年11月15日 (火)

名古屋の個展、始まりました!

名古屋・栄のギャラリー彩さんでの個展が始まりました。

彩さんの展示会も今年で11回目。気分一新して、いつもと違う作品も見せて行こうと言う訳で、イタリアの職人シリーズ、風景シリーズの他にも、色んなジャンルの作品を展示しました。

DMにも使った作品、フィレンツェの変な人シリーズ4点。

昨年、1点だけ出して好評だったので、新たに4点作りました。抽象画。

先日、このブログでも公開した新技法による魚料理シリーズ8点。

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そして、画像は西遊記の名場面を15点作って一つの額縁に収めました。切り絵漫画。

こんな感じです。より楽しめる個展になったと思います。
名古屋近辺にお住いの方、どうぞよろしく。

ギャラリー彩
10月25日(日)まで
AM11:00~PM6:00(最終日はPM4:00閉廊)

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2016年11月 7日 (月)

新技開眼!!

最終決戦前に必殺技が完成したみたいで、非常に気分が良いですねえ。
と言う訳で名古屋の個展に出す新作です。作ったのは7月ですけどね。

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キンメダイの煮つけ。サイズは15×15cm。

いつもの切り絵は黒い紙を切って、裏側から着色した部品を貼って仕上げてますけど、今回のは黒い紙を抜いて部品だけで構成しました。切り絵と言うよりも、ペーパークラフトって感じかな。

食べ物を従来の切り絵で表現するのって、難しいんです。黒い線が強過ぎて、美味しいそうに見えない。

材料は画用紙じゃなくて、コピー用紙を使ってます。画用紙だと、断面が厚すぎて目立つんですね。どうも貧乏くさい。コピー用紙ぐらいの暑さだと全体的にフィットする感じるなので。絵の具はいつも通り、アクリル絵の具をエアブラシで吹いてグラデーションを付けてます。

しかし、コピー用紙は破れやすい。貼り付ける位置や角度が少しでもずれるとガタガタな感じになっちゃう。何よりも作る手順が全く違うので、慣れるまで大苦戦でした。

慣れてくれば、なかなか面白い仕上がり。表現の可能性も広がる良い技法です。

と言う訳で名古屋の個展に向けて「魚料理シリーズ」を始めました。キンメダイの煮つけの他に7点。合計8点を展示します。作ってる本人が非常に楽しいので、お客さんにも楽しめるはずです。

個展まであと8日。1点でも多く展示出来るように頑張ります!!

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2016年11月 1日 (火)

名古屋の個展のお知らせです。

毎年恒例の名古屋栄、ギャラリー彩さんでの個展が近付いてまいりました。

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切り絵師・俊寛
~カオスなイタリア~

2016年11月15日(火)~11月20日(日)
AM11:00~PM6:00(最終日はPM4:00閉廊)

会場へのアクセスは地下鉄栄駅からです。6番出口を出るとトップカメラがあって、その横の建物です。

DMをご希望の方はこちらからメールにて、ご住所とお名前を教えて下さいませ。まだ交流の無い方でも大歓迎ですので、興味のある方はメールをお願いします。

名古屋での個展は今年で11回目。延々とイタリアの職人シリーズと小さい風景の切り絵を作って来ましたが、今回は趣向を変えまして色んなテーマの作品を出す事にしました。

それが今回のDMに使った作品。タイトルは夢~Il sogno~。サイズは60×80cm。
私がフィレンツェに住んでた頃に、毎日のように見かけたホームレスのおじさんをモデルにしました。職人シリーズを始める前は、町で見かけた変わった人をテーマにしてたんですよ。こういうのは、現地に住んでないと作れない作品ですね。今みたいに1ヶ月程度の滞在では、なかなかイメージが膨らみません。この15年間、いつか作ろうと暖めていたテーマです。

まあ、マニアックな作品なので、好き嫌いは分かれそうですけどね。でも良いのです。

芸術は攻めです!!

個展では、その当時に作った変わった人のシリーズを他に3点出す予定です。
勿論、いつもの職人シリーズと風景も出しますけどね。

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そうそう。9月の鹿児島の個展で発表したこの作品、カオスなスパッカ・ナポリ、50×100cmですが、名古屋の個展の後でお客様の元へ行く事が決まってますので、この作品を見れるのは今回が最後になりますので。

他にも色々と遊び狂った作品を用意してます。もう、マジで私の頭の中、カオス状態っす。本人が楽しんでるので、見る側でも絶対に楽しいはずです。

中部地方にお住まいの方々、どうぞよろしくお願いします。

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2016年10月31日 (月)

イタリアの地震

最近、イタリアでも地震が頻発しているそうです。昨日もまた地震があって、ノルチァという町が被害を受けたそうです。
2013年のイタリア滞在で、近くに住んでた粉川妙さんに案内をしてもらったんだった。
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画像はその年に制作したノルチァの風景。小さいけど美しい町でした。画面の中央がドゥオーモ(司教座がある教会の事)で、左側の時計のある建物は市庁舎ですね。
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昨日の地震で、教会は正面のファザードを残して崩壊してしまいました。
不幸中の幸いと言うか、亡くなられた方はいないようなのですが、この教会の無残な姿を見ると何とも心が痛みます。
ノルチァはソーセージとトリュフが有名な町です。この町を案内してもらったのも、ソーセージの工房を取材させてもらうためでした。
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ソーセージ工房の様子。カポ・コッロという、豚肉の首の部分で作るソーセージ。豚肉に塩と黒胡椒、ウイキョウを混ぜて(オレンジの皮を入れる事もあるそうです。)乳牛の腸に詰めていく。一頭の豚から2つのカポ・コッロが出来るんだそうです。
この方たちも無事だと良いけど・・・。
これ以上の被害が出ない事を祈ります。ノルチァのドゥオーモも、いつかきっと再建される事を願いつつ・・・。(ノルチァはローマ皇帝の時代から商売上手だと言われて来た土地柄ですから、きっと再建出来る!!)
さて、ちょっと話はずれます。
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画像は鹿児島銀行本店の別館。大正6年に建てられた、日本でも最古の洋風建築物で、国の登録無形文化財にもなっているそうです。
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趣のあるエンブレムですね。
来月、この建物を取り壊すそうです。
・・・って、文化財にもなってる建物をただ単に取り壊す!?
他に方法は無かったんでしょうかね?
最近、FBで鹿児島の友人たちが、この事を問題視して色々と活動しているのですが、ほとんど効果も無く、取り壊す事は決定されているそうで・・・。
先月、鹿児島で個展をやってて思ったのですけど、鹿児島の人って地元に誇りを持ってる人が多いよなあって。だから貴重な文化財を保存しないって感覚が鹿児島の人達と結びつかない。私が個展をやってたのは、市役所の前辺りで、この建物とも近いのです。散歩してても気持ちの良い町並みでしたがねえ・・・。後で高層ビルが建つそうですけど、どう考えても町の景観はぶっ壊れると思います。
ノルチァの地震みたいに災害で破壊される建物と、経済性・利便性を追求した結果として破壊される建物。比較の対象にするには条件が違いますけど、残念なニュースです。
長い年月を経て生き残って来た建物には、ある程度の敬意は払うべきだと思いますがねえ。って言うか、頭の良い人なら、この建物を生かして、その地域の活性化にもつながる方法を考え出したでしょうよ。安易に新しい建物を作り続けたとして、それで魅力のある土地になるのか?


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2016年9月25日 (日)

ヴェルナッツァの切り絵、他

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鹿児島の個展の実演でいじってた作品を仕上げました。

チンクエ・テッレのヴェルナッツァの風景。10×20cmです。実演では色付けした部品を貼る作業を見せてました。かなり小さい部品をチマチマ貼ってたので、見えなかったお客さんもいただろうなあ・・・。
どうも最近の悪い癖で、細かく作り過ぎちゃうんだよなあ。

チンクエ・テッレとは5つの土地と言う意味。一番北にあるモンテロッソアルマーレから1時間半ほど南へ歩くと、ヴェルナッツァのこの風景が見えます。
私は丁度2年前に歩いたけど、ヘトヘトに疲れました。しかし、この風景が見えた時には感動しましたね。

11月の名古屋の個展では出しますので。

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こちらは鹿児島の個展で注文をいただいた作品。
左上 マサバとゴマサバ
右上 ダックスフント
左下 クルマエビ
右下 オカメインコ

・・・サバとかエビを注文に貰うとは思いませんでした。(どちらも料理人の方からの注文です。)

さて、これで鹿児島の個展の片付けも終わった事だし、中断してたイタリアの職人シリーズを再開するかな。

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